おしゃれで運転しやすい輸入車コンパクトカーおすすめ7車種を紹介!

国産車とは違った雰囲気や個性的なデザインが映える輸入車(外車)。その中でもヨーロッパ生まれの輸入コンパクトカーは、日本で乗り回すのに適したサイズ感でおすすめです。
今回は、そんなおしゃれで乗りやすい輸入コンパクトカーについて、選ぶポイントとともに人気車種7台を紹介します!
日本でも人気の”輸入車コンパクトカー”の魅力とは?
愛車を選ぶ際に、国産車か輸入車で迷った人もいるのではないでしょうか?けれど輸入車は国産車より維持費がかかる、そもそも購入費用が高いなど、デメリットが多いイメージで、諦めたという人も少なくありません。
そんな輸入車のなかで、おすすめしたいのが”コンパクトカー”です。コンパクトカーは軽自動車より大きくセダンよりも小さい”小型の車”なので、比較的お手ごろな価格で購入できます。
もちろん個性的なデザインや性能もポイントです。歴史的アイコンとなっている過去のクルマをモチーフとしたデザインや、国産車とは違ったスペックを楽しめるのは輸入車ならでは。
さらに小回りの利くサイズ感でおしゃれさもあることから、街なかでも乗りやすく女性が日ごろ運転する車としてもおすすめです。
【車をお探しの方必見!】輸入車コンパクトカーの選び方
1:デザイン性を重視

輸入車には国産車とは違った魅力があり、そのひとつとして挙げられるのが「デザイン」です。ここで言うデザインとは外装・内装のことを指し、メーカーや国ごとで特徴があります。
たとえば、ドイツ製だとすっきりとしたボディラインでクリーンなイメージの車種が多く、逆にフランス製やイタリア製では遊びゴコロのあるデザインの車種が多くなっています。
また、”名車”と呼ばれるような歴史的アイコンをモチーフとした車種もあるので、デザインにこだわりたい方は是非チェックしてみてください。
2:排気量とターボを確認する

輸入車のコンパクトカーを選ぶ際には、排気量とターボに注目するのも大切です。
特に欧州のコンパクトカーを中心に採用されている「ダウンサイジングエンジン」は、エンジンに過給器(ターボ、スーパーチャージャー)を搭載することで、小排気量でも十分な走行性能を発揮してくれます。
とくに日本の自動車税は、車両の総排気量で決まるため、維持費をおさえつつ走りの性能にもこだわりたい方にはダウンサイジングターボはうってつけ。ポイントのひとつとして抑えておきましょう。
3:室内空間の広さ・ドアの枚数

コンパクトカーといっても、室内の空間設計は重要なポイントです。各メーカーとも限られた車内空間を活用できるように、さまざまな工夫を凝らしています。
また、用途で車種を選ぶ際にはドア数に注目することもポイントです。自分を含めて2人で乗る機会が多い場合は、2ドアの車でも問題ないですが、後席を利用する機会が多い場合は4ドア車が便利です。
個人の用途や生活スタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
輸入車コンパクトカーの人気車種5選
ここからは、輸入車のコンパクトカーで人気の車種を5つピックアップして紹介します。購入や買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
フィアット 500(チンクェチェント)

フィアット 500は欧州Aセグメントに分類されるモデルで、日本の軽自動車よりもひと回り大きいサイズの車です。現行モデルは2008年から日本で発売されており、現在も生産されています。
ボディは2ドアのみで、コロンとしたまあるいシルエットとポップなボディカラーが特徴です。エンジンは、0.9Lの直列2気筒ターボ、1.2L ターボ、1.4Lがラインナップされています。
また、もうひとつの特徴として、特別仕様車が多いことも挙げられます。より個性的なデザインを求める方は特別仕様車を狙うのもひとつの手でしょう。
総排気量 | 1,240cc |
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ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,570×1,625×1,515mm |
ドア数 | 3 |
荷室容量 | 185L |
BMW ミニ(MINI)

BMW ミニ(ハッチバック)は、3ドアと5ドアモデルがあり、どちらも欧州Bセグメントに分類されます。日本の”コンパクトカー”と変わらないサイズ感で、街なかでの運転にも向いています。
特に3代目モデルから設定された5ドアは、その使い勝手の良さから発売時から大人気となりました。
パワートレーンは、前期型が1.2Lターボ、1.4Lターボ、2.0Lターボ、2.0Lディーゼルターボの4つ。後期型は、1.4Lターボと2.0Lターボ、2.0Lディーゼルターボという構成。
3ドアにはオープンループのコンバーチブルも用意されるほか、MINIシリーズとして荷室が大きなクラブマンや、SUVのクロスオーバーなどがあります。
総排気量 | 1,498cc |
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ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,030×1,730×1,450mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 278L |
BMW 1シリーズ

BMW 1シリーズは、スポーティな走りと外観が魅力の、欧州Cセグメント車です。コンパクトカーのなかではおおきめのボディサイズで、後席も広いためファミリーにもおすすめしたいモデルとなっています。
3代目から外観を大きく変え、ダイナミックなフロントと流れるような美しさを持つルーフラインが特徴です。
また、2013年8月以降のモデルでは先進安全装備の「ドライビング・アシスト・パッケージ」がオプション設定されているのもポイントでしょう。
総排気量 | 1,499cc |
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ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,340×1,800×1,470mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 380L |
フィアット パンダ

フィアット パンダは、イタリア車らしさのある可愛らしいデザインとコンパクトでありながらも、5人乗りできる実用性を兼ね備えた車です。
2015年の仕様変更時から衝突被害軽減ブレーキである「シティブレーキコントロール」が標準搭載されているので、安全面も安心の仕様となっています。
エンジンは0.9Lの直列2気筒ターボで、通常ラインナップのFFのほかに、特別限定車として4WDのパンダ 4×4が販売されています。
この4×4は、アウトドアなどのレジャーに最適ということでキャンパーからも人気です。
総排気量 | 875cc |
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ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,655×1,645×1,550mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 225L |
フォルクスワーゲン ポロ

フォルクスワーゲン ポロは、運転しやすいサイズ感ながら中身は大容量で、”いかに広いスペースを確保するか”というコンパクトカーの命題に応えた車といえるでしょう。
ボンネットにエッジが効いた2本のラインとサイドのトルネードラインが個性を光らせた、スポーティさのあるデザインとなっています。
また、「オールイン・セーフティ」と呼ばれる安全思想のもと、全車に十分な安全技術が標準装備されているのもポイントです。
現行型は2018年の発売で、通常モデルのポロが1.0LのTSIエンジン、GTIは2.0L TSIエンジンがそれぞれ搭載されています。
総排気量 | 999cc |
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ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,060×1,750×1,450mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 351L |
アウディ A1 スポーツバック

2010年にデビューしたアウディの末弟がA1です。フォルクスワーゲン ポロと多くのパーツを共用する兄弟車で、アウディのエントリーモデルに位置づけられています。
現行型の2代目は、日本では2019年から販売されており、ハッチバックスタイルは変わらないものの3ドアが廃止され、5ドアのみのラインナップとなっています。
エンジンは、1.0L TFSIターボのほか1.4LのTFSIターボもラインナップ。駆動方式はFFです。
ちなみに最高出力170kW(231PS)、最大トルク370Nmをそれぞれ発生する2.0Lターボエンジンにフルタイム4WDのクワトロシステムを組み合わせたスポーツモデル、アウディ S1もラインナップされています。
総排気量 | 999cc |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,040×1,740×1,435mm |
ドア数 | 5 |
荷室容量 | 335L |
フォルクワーゲン アップ!

フォルクスワーゲンでもっとも小さいボディを持つコンパクトカーが、UP!(アップ!)です。日本では2012年に導入され、2020年まで販売されました。
全長約3.5mというコンパクトなボディの4隅にタイヤを配置することで、大人4人が乗れるスペースと十分なラゲッジスペースを確保したことがポイントです。
3ドアと5ドアのハッチバックのほか、車高を高めてクロスオーバー仕様としたクロス アップ!がありました。
総排気量 | 999cc |
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,610×1,650×1,495mm |
ドア数 | 3/5 |
荷室容量 | 251 |

ここで紹介した車種以外にも、まだまだ魅力的な車があります。今回は輸入車に限定した内容でしたが、国産車にも輸入車にないメリットや特徴がありますので、そちらもチェックしてみてください!
また、輸入車コンパクトカーは価格がお手ごろとは言え、新車価格だと割高に感じるかもしれません。そこで、購入費用を抑えたいと考えている方におすすめなのが中古車です。
同じ車種でも価格帯はさまざまあり、気に入った一台をより安く手に入れることができます。車の買い替えや購入を検討している方は、ぜひ中古車購入も視野に入れて、気になる車を探してみましょう。