4名乗車でゴルフバッグが4個積める。ゴルファーにおすすめ中古車7選

ゴルフを趣味にする方にとって、車にゴルフバックが積めるかどうかは車選びにおけるポイントのひとつです。
ゴルフクラブを数本携えて近所のゴルフ練習場へ行くなら軽自動車でもこと足りますが、郊外のゴルフ場へとなると軽自動車では手狭。
ましてや4人パーティで郊外のゴルフ場まで、道具を積んで移動するとなると、車にもそれなりの大きさと性能が求められます。
そんなゴルファーのために、4個のゴルフバックを積んで4人で移動できる、おすすめの中古車を7台紹介します。
ゴルフ場がある郊外までラクに早く運んでほしい

ゴルフを趣味とする人には、その車のラゲッジルームにゴルフバックが収納できるか、また何個積めるのかはとても気になりますよね。
またゴルフ場はほとんどが郊外にあり、移動で疲れないクルマ、長距離ドライブ向きのクルマが好まれる傾向にあります。
そんな観点から「ゴルフに行くのに便利な車」を考えてみましょう。
トランクの容量も大事だけど、それよりも形状を気にしよう

2022年に自動車ニュース関連のWEBマガジン「CarMe」および動画メディア「CARPRIME」が行った、ゴルフと車に関するアンケート調査では、300名中76.7%の方が”ゴルフに車が必要”または”どちらかというと必要”と回答しました。
そういった人たちにとって、ゴルフという趣味にしっかり対応しているクルマかどうかはクルマ選びにおける重要なポイントです。
また『ゴルフに適しているのはどうのような車?』との質問では、1位が”荷物の積載量”、”乗り心地を”が2位、続いて”燃費”という結果になりました。
ゴルフバッグが積めるかどうかで重要なのは、ラゲッジルームの容量よりも形状です。
ゴルフバックのサイズは、9.0〜9.5型の高さは45〜47インチが一般的といわれ、このゴルフバックの高さはドライバーのサイズによりますが、だいたい130cm弱です。
ラゲッジスペースは、奥行きまたは幅が130cm以上あるとゴルフバックをラクに積み込めます。
またセダンなどトランクが上下方向に狭い車種では、トランクリッドのヒンジにも注目しましょう。
トランクを開けた状態でなんとか詰め込んでも、いざトラックリッドを閉めようとすると、ヒンジが荷物に干渉して閉まらないということがあります。ちょっと狭いかな?と思ったら、事前に確認が必要です。
輸入車に多いトランクの開閉にダンパーを用いる車種は、ダンパーがトランクルーム内に入り込まない設計なので空間をフルに使えます。
最近ではチェック用にゴルフバッグを置いているクルマ屋さんも多くなっています。もし無ければ持参して確かめたほうがいいかもしれません。
疲れないクルマってどんなもの?

ロングドライブで疲れない車というのは、室内の広さや居住性、乗り心地に加えて、エンジン性能が重要です。
また4名乗車時の室内の居住性は、乗員の前後左右のスペースでは単純に大きな車が有利ですが、NVHは静音材や遮音材の使い方、サスペンションやタイヤの性能に依存するので、単純に大きさだけの問題ではなくなります。
この点は高級であればあるほど優れているポイントと言えるでしょう。
エンジンは、トルク特性に注目すると良いでしょう。
最近多いマイルドハイブリッドやハイブリッド車などは、発進時にくわえて加速時にもモーターがアシストすることで、排気量以上のトルク感でドライバーが疲れにくくなります
もちろん排気量にも依存するところはあり、モーターアシストなどを持たない排気量が小さいエンジンでは高速道路で高めのエンジン回転数を維持しなければならず、アクセルを踏むアシだけでなく、エンジンからの騒音や振動でも疲れが増長されます。
4人乗りでゴルフに行けるおすすめの5台
話題の車種で言うと、新型のトヨタ クラウンがゴルフバックを4個積載可能です。メーカーカタログでは3個と表記されていますが、いくつかのディーラーで4個積載できることが確認されています。
また室内高の高いミニバンなら、トヨタ ノア/ヴォクシー、日産 セレナなどミドルクラス以上であれば、4名乗車で4個積載可能です。
以下では中古車でおすすめの4名乗車で4個のゴルフバックが積める、おすすめ中古車を6台ピックアップしてみました。
ただしゴルフバックには、いろいろなサイズがあるので、ここで紹介した車両でもゴルフバックのサイズや形状によっては4個載せることができないこともありますのでご注意を。
スバル レヴォーグ(2代目/VN系)

レガシィツーリングワゴンの実質的な後継モデルとして2014年にデビューしたスバル レヴォーグは、国産では数少ないツーリングワゴンです。
2020年に発売された現行型は、新デザインコンセプトにより刷新されたエクステリアと、進化した運転支援システム「EyeSight (アイサイトX)」が特徴です。
とくにアイサイトXは、ステレオカメラの角度拡大と4つのセンサーを組み合わせた安全性能と、高度な安全運転支援システムを可能としたもので、ゴルフで疲れたドライブのサポートを行います。
1.8Lの水平対向4気筒直噴ターボ”DTI”エンジンと、フルタイム4WDシステムの組み合わせによる走行安定性も魅力です。
ホンダ アコード(10代目/CV3)

グローバルセダンとして、世界のさまざまな国で販売されているホンダ アコードの10代目にあたるモデル。
FFのプラットフォームを採用し、広い室内とゴルフバック4個を収納できるトランクスペースがポイントです。
パワートレーンは2.0Lエンジンと2モーターハイブリッドシステムによるe:HEVを搭載。なめらかな走りとダイレクトかつスムーズな加速、さらにWLTCモード22.8km/Lという低燃費が魅力です。
レクサス RX(4代目/ALA10)

レクサスSUVの上級クロスオーバーモデルであるRXは、2022年に新型がデビューしたことで、先代の4代目(AL20)RXの中古車に注目が集まっています。
荷室は、奥行き992mm、荷室幅最小1,129mm-最大1,410mmとなっており、荷室容量も553L(うちデッキアンダースペース47L)と十分な広さで、4名乗車で4個のゴルフバックを積載できます。
2019月8月のマイナーチェンジでハンズフリーパワー バックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)を全車に標準装備。
両手が荷物でふさがっていても、荷室の下に足を差し込むことでバッグドアの自動開閉が可能なハンズフリーパワー バックドアは、ゴルファーにも嬉しい機能です。
ホンダ CR-V(5代目)

一度、海外専用モデルになっていたものの、2018年に5代目として復活したホンダ CR-Vですが、新しいミドルクラスSUVのZR-Vが投入されたことで、ふたたび国内での販売が止まった不遇のモデルです。
とはいえ、北米市場を意識してデザインされた内装は高級感もあり、ゴルファーにもぴったりの1台といえます。
5人乗りのトランクスペースは、奥行き950mm、荷室幅(最大)1,490mm、荷室高995mm、容量499L(ハイブリッド)で、ゴルフバック4個の積載が可能。ハンズフリーアクセスパワーテールゲートも付いています。
パワートレーンには、1.5LのVTECターボと2.0L エンジンと2モーターハイブリッドシステムによるe:HEVを用意。自動車税の安い1.5Lは気になる存在です。
マツダ CX-5(2代目)

2012年に発売された初代CX-5は、いまではすっかり定着したマツダの「スカイアクティブテクノロジー(SKYACTIV TECHNOLOGY)」を初めて全面採用したクルマでした。
流麗な印象の魂動デザインとスカイアクティブテクノロジーで完成されたCX-5は、販売面でも大成功を収めました。
2代目CX-5は、そのコンセプトを受け継いで2017年にデビューしました。
初代よりも洗練されたデザインと熟成されたパッケージで、現在でも人気のSUVです。
トランクスペースは、奥行き960mm、荷室幅(最大)1,040mm、荷室高790mm、積載量505Lというもので、ゴルフバック4個を積載することが可能。
リアシートは4:2:4の分割可倒式となっており、中央のアームレストだけを格納することで、4人乗車時でも長くてかさばるモノが収納可能など、用途に合わせたシートアレンジも魅力です。
トヨタ ハリアー(4代目)

大人気の高級クロスオーバーSUVのトヨタ ハリアーは、2020年に4代目モデルが発売されました。
3代目よりも洗練されたデザインと品質で、発売直後は半導体不足もあってプレミアが付くほどの人気ぶりでした。
トランクスペースはクーペフォルムを採用している関係で、他のミドルクラスSUVよりも狭く、4名乗車で4個のゴルフバックを積むためには、ゴルフバックの種類や形状を選びます。
パワートレーンは、2.0Lのガソリンと2.5Lハイブリッドの2種類で、駆動方式はFFと4WDを用意。ハンズフリーパワーバックドアは、上級グレードのZにのみ設定されています。
マツダ CX-8

マツダの販売する7人乗りクロスオーバーSUVのCX-8は、2017年のデビューです。
北米で販売されていたCX-9とCX-5のプラットフォームを組み合わせることで、3列シートしたボデイサイズは、全長4,925mm×全幅1,840mm×全高1,730mmというもの。
さすがに7人乗りでゴルフバック4個積載は無理ですが、サードシートを折りたたむと最大奥行き1,350mm、荷室幅1,480mmのトランクスペースが現れ、ゴルフバック4個を余裕で飲み込みます。
パワートレーンは、2.4Lガソリンと2.4Lガソリンターボ、2.2Lディーゼルターボの3タイプ。
いずれも十分な動力性能を持ちますが、なかでも2.4Lガソリンターボと2.2Lディーゼルターボは、2,000rpmで400Nm以上の大トルクを発生し、高速クルージングもストレスなくこなします。
ゴルフに愛車を使うのであれば、何人で行くか、どのくらい荷物を積むか、しっかりとシミュレーションしておくことが重要です。
現在、日本国内で正規販売されている車のなかでゴルフのアシに使うとなると、どうしてもクロスオーバーSUVが多くなりますが、背伸びをして欧州のステーションワゴンという手もあります。
この記事を参考に、ご自身のゴルフ事情に合わせた車をさがしてみてください。