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長く乗れる丈夫な車が欲しい方におすすめの車種とは?

トヨタ クラウン

どうせ車を購入するなら、丈夫で息の長い車に乗りたいと考える方は多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめしたい、トヨタのクラウン・セルシオ、センチュリーなど、中古で手に入る丈夫で長く乗れる車を紹介します。また長く乗れる車の特徴についても解説しているので、中古車から探す際の参考にしてみてください。

Chapter
クルマは「あなたを映す鏡」
仕組みが”簡単” これこそが一番の正義
具体的にいうとたとえばどのようなクルマ?

クルマは「あなたを映す鏡」

車売却 整備

自動車は、ここ40年ほど大量生産大量消費、マスプロダクトの象徴のようなものとなっています。
自動車とはそもそも、高速で走り、誰もが簡単に操作できる安全な乗り物でなければなりません。乗り心地が悪ければ、商品の魅力に欠けてしまいます。
そのため、最近のクルマはどれもある程度は頑丈で壊れにくくなっています。10年10万キロ、躯体としては20年を超えても全く問題なく走行することが可能です

一方で、難しい点として、機械的な部分の故障はそれほど発生しないものの、電気系統は意外にも寿命が短いものが多いです。
電気系統が故障するとうんともすんとも言わなくなります。また、電気系統は整備代が高い場合が多いです。

仕組みが”簡単” これこそが一番の正義

タクシー 車

語弊を恐れずにいえば、「長く乗る」と言うことを前提に判断した場合、どんなに先進テクノロジー豊富の高性能車、高級車よりも、仕組みのシンプルな、できるだけコンピューター制御の少ないクルマの方がはるかに長けていると言えます。これこそ正義だと言っても過言ではありません。

コンピューター制御はどこが壊れているか、目視で判断できません。専用のテスターを使わないと判断が難しく、いわば、最新のクルマは燃焼室を持った、高性能なコンピューターのようなものです。
快適性にさほど差がないのであれば、機械式にしても良いと言う声も出てくるでしょう。仕組みが簡単であることに勝るものはないのです。

そう考えると、案外低年式のクルマのほうが故障が少ない、と言う場合もあります。できるだけ、メカニックの方の話も聞いて、コレなら直すのが楽、直しやすいそういうクルマを選びましょう。
個人タクシーで使っているクルマなど、参考にしてみるのも意かもしれませんね。少なくとも20万~50万km以上走る車もあるようです。

「かっこいい車」という選択も時には捨てるべき

トヨタ セルシオ

また、もう一つ大切な点に「飽きないこと」が挙げられます。
デザイン・走りなどあらゆる点で飽きがきてしまうと、クルマの寿命を迎える前に手放さざるを得なくなるかもしれません。
そう考えると、できるだけ内外装のデザインが堅い、遊びの少ない、奇をてらわない、安定の、コンサバティブなモノを選んだほうが良いでしょう。

今流行だからと選んだデザインでも長く乗っていくうちに飽きがきてしまったり、実際にのってみたらライフスタイルと合わなかったりということが起こる可能性があります。デザインとは流行ではなく、品位・節度・けじめなのです。

どんなところにも乗っていける、デザインはそういうラインで選んでみてください。奇抜なクルマは避けるのが懸命です。

故障は車に”向き合えていなかった”証拠

自動車は同じ図面で量産されています。
ただ、同じ図面で造られるだけで、エンジンを1万基作れば、1万の別々な製造工程が繰り返されています。朝削って造られた部品と、夕方の物とでは、刃物(部品を作る際の道具)の温度・精度は完全に同じではありません。
そのため、同じものを造っている様でも、仕上がりに若干の差が生じる可能性があります。

しかし、そういった若干の誤差はある程度リスクとしては仕方ないと思うべきでしょう。電車の遅延と同じです。
今まであなたのメンテナンスには問題はありませんでしたか?無理な操作をしませんでしたか?クルマに対して「思いやる」「いたわる」「あまり乗っていなくてもたまには思い出し、エンジンをかける」、こういった心掛けも、やはり大事なのではないかと思います。

トヨタ センチュリー 3代目

クルマってそんな大変なの?と思われるかもしれませんが、3年かそこらではこんなことは要らないかもしれません。
でも「長く乗ろう」と思うとオーナーの気遣いも必要なのです。オイル交換くらいはこまめに半年に一回くらいはした方が良いでしょう。
クルマとはおかしなもので、オーナーと「ご縁がない」と思うと、ふらっと旅立ってしまうものです。なぜかわかりませんが、不具合で廃車ということになったり、別のクルマと入れ替える話になったりなど…何かの事情で手を放れていくように感じます。
すくなくとも、「お疲れさん今までありがとう」そういう日までは是非、相棒として「しっかり向き合う」コレが一番大事なことかもしれません。

具体的にいうとたとえばどのようなクルマ?

トヨタ クラウン

愛着を持って長く付き合えるクルマと考えると、比較的構造の簡単な個人タクシーに使われている車種はかなり安心ではないでしょうか。
そもそも最近のクルマは数万キロ走ったくらいではそうそう壊れることも少ないでしょう。
その中でもとりわけ、個人タクシーに良く用いられる車種である、トヨタ・クラウン、セルシオ、センチュリーなどはおすすめでしょう。

会社に属さない個人タクシーの運転手さんは、車が壊れて走れなければご飯が食べられなくなってしまいます。いくら安く買えるとしても故障の多いクルマはなかなか買えないものです。
筆者、タクシーに乗ると運転手さんに聞いてみたりします。「前は○○だったけど、全然長距離も楽」とか「初めてだよ70万キロオーバーは!!」とか、いろいろと教えてくれたりするものです。もしよければ、皆さんもそんなことを、運転手さんに聞いてみてはいかがでしょうか?

高温多湿でストップ&ゴーを繰り返す日本の都市部の道路事情は、自動車の使用環境としては相当過酷なはずです。
そこで長く乗るといっても10万~20万kmとかではありません。一見きれいであっても50万km以上走行しているクルマもざらです。
普通の乗用車のなかで何を選ぶかと考えたときに、タクシーに採用されている車種は間違いないでしょう。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

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