5〜6人乗りのコンパクトミニバンの人気車種4選|メリット・デメリットも解説!
ファミリー層に人気が高いミニバン。各メーカーから様々なモデルが販売されていますが、中には5〜6人乗りのコンパクトミニバンもラインアップされています。
本記事ではミニバンのメリットやデメリット、ミニバンを選ぶ時のポイントを解説。さらに、コンパクトミニバンの人気車種についても紹介します。
ミニバンに興味のある方や購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
- Chapter
- コンパクトミニバンが人気の理由とは?
- コンパクトミニバンのメリット・デメリット
- 5~6人乗りが可能!コンパクトミニバンの人気車種4選
- ミニバンを選ぶ時のポイント3つ
- 人気な車種を知って自分に合った5~6人乗りのミニバンを見つけよう!
コンパクトミニバンが人気の理由とは?

ミニバンとは、ワンボックスタイプの3列シートを搭載した普通自動車のことを指します。
ミニバンの中には主に5~6人乗りのコンパクトミニバンと呼ばれるものがあります。
これは大型ミニバンよりも小回りがききやすいため手軽に乗りこなすことができ、さらに子どもからお年寄りまで乗り降りがしやすいことから、主に都市に住むファミリー層に非常に人気があります。
5~6人乗りと大型のミニバンの違い
5~6人乗りのミニバンの場合は5ナンバーサイズ、大型のミニバンは主に3ナンバーサイズとなっており、同じミニバンという車種でもサイズが異なります。
大型のミニバンの場合はボディサイズがおおきいため、車内空間が広々としており、シートアレンジも自由に行えますが、一方で狭い路地の運転が難しいというデメリットがあります。
一方、5~6人乗りのミニバンは車体が小さいため小回りが利く点が特徴。ただし、3列目のシートはありますが、大人が乗ると狭く感じることもあります。
コンパクトミニバンのメリット・デメリット

一般的な大型のミニバンに比べて車体が小さく、小回りが利く点が特徴の5~6人乗りのミニバンですが、具体的にどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
ここからは5~6人乗りのミニバンのメリット・デメリットをまとめて紹介します。
メリット① 運転しやすい
5〜6人乗りのコンパクトミニバンは車体が小さく小回りが利くため、大型のミニバンに比べて運転がしやすいのがメリットの一つです。
大型のミニバンの場合、狭い路地を運転する場合はある程度の慣れが必要になりますが、コンパクトミニバンであればそういった心配はありません。
また、ミニバンは運転席が高くなっていることから視界も広く確保されており、他の車種よりも運転しやすくなっています。
メリット② 荷物を置くスペースが広い
ミニバンは車内が広く、荷物を置くスペースを確保することができます。シートアレンジの自由度が高い車種であれば、シートを倒してたくさんの荷物を積むこともできるでしょう。
また、コンパクトミニバンも普通のミニバンと同様に3列目にもシートがありますが、最大人数まで乗車する場合を除いて、荷物スペースを広く作りたい際に適しています。
メリット③ 6人まで乗車が可能
コンパクトミニバンは、普通のミニバンよりもコンパクトサイズとはいえ、3列シートが搭載されているため大人が6人まで乗車することができます。
6人まで乗車可能かつ手軽に運転しやすい車を選びたいなら、5〜6人乗りのコンパクトミニバンが適しています。
メリット④ アウトドア・レジャー等に使いやすい
5〜6人乗りのコンパクトミニバンは、ファミリーでのアウトドアやレジャーにもおすすめです。
コンパクトミニバンであれば、6人までの人数で移動できるだけでなく、広い車内で楽に着替えを行うこともできます。
そのため、海水浴や川遊びなどのレジャーや、オートキャンプ場での車中泊にも活用できるでしょう。また、車内に電源が設置されているタイプなら、アウトドアの際に家電も使えて便利です。
メリット⑤ 車内が広々としている
ミニバンはエンジンが前方に配置されているため、一般的な車種に比べて室内長が大きく、車内空間が広いというメリットがあります。
5〜6人乗りのコンパクトサイズのミニバンであっても、他の車に比べると車内は広々としていると言えるでしょう。そのため、子どもであればかがむことなく楽に車内を移動することができます。
デメリット:3列目のシートが狭い
5〜6人乗りのコンパクトミニバンは、どうしても3列目のシートが狭いと感じるケースが多いです。
コンパクトミニバンは3列目までシートがあり、乗車人数は6人まで対応していますが、大人が6人乗ると手狭に感じることがあります。
全てのコンパクトミニバンが狭いというわけではありませんが、5〜6人乗りのコンパクトミニバンで荷物も載せたいのであれば、4~5人で乗車するほうがスペースにはゆとりがあります。
また、乗り心地については試乗して確かめるのがおすすめです。
5~6人乗りが可能!コンパクトミニバンの人気車種4選
コンパクトミニバンはアウトドアやレジャーにも活用でき、コンパクトサイズなので運転もしやすい点が魅力です。
ここからは、5~6人乗りのコンパクトミニバンの人気車種4選をご紹介します。
1:ホンダ・フリード

ホンダ・フリードは、手ごろな価格で購入できる人気のコンパクトミニバンです。
乗車人数は6人乗りと7人乗りから選択可能。1列目シート背面形状の工夫により、2列目に座った時にもひざ周りのゆとりがある作りとなっています。
また、ホンダの安全運転システムである「Honda SENSING」が標準搭載されているため、誤発信防止や衝突軽減ブレーキなどの機能で安全運転をしっかりサポートしてくれる点も嬉しいポイントです。
2:ホンダ・ジェイド

ホンダ・ジェイドは、コンパクトミニバンながら低全高で流れるようなフォルムのミニバンです。そのため、ステーションワゴンのような印象があります。
乗車人数は5人乗りと6人乗りから選択することができます。
また、「Honda SENSING」も標準装備となっているため、コストパフォーマンスが良いモデルながら優れた安全性能を備えています。
現在は生産・販売が終了しているため、ジェイドを購入する場合の選択肢は中古車のみとなります。
3:トヨタ・シエンタ

トヨタ・シエンタは、トヨタがリリースしているミニバンの中でもとりわけコンパクトサイズです。乗車定員は5名~7名乗りタイプがあり、乗り降り口は33cmという低さなので小さな子どもからお年寄りまで乗り降りがしやすいクルマです。
またデザインにも存在感があり、カラーバリエーションが豊富に用意されている点もポイントです。シートアレンジも自由に行えるため、ニーズに合わせて使いやすくなっています。
4:マツダ・プレマシー

マツダ・プレマシーは、ファミリアをベースに開発されたミニバンです。2代目以降は3ナンバーとなっているため、車内空間も広々としています。また電動スライドドアで乗り降りもスムーズです。
ただし、プレマシーはすでに生産終了となっており、現在手に入れる場合は中古車を購入するしかありません。プレマシーの実質的な後継モデルとしては、ミニバンではなくSUVのCX-8があります。
ミニバンを選ぶ時のポイント3つ

さまざまなコンパクトミニバンをご紹介してきましたが、実際にミニバンを選ぶ場合は、自分や家族のライフスタイルなどに合わせて最適な車種を選ぶことが大切です。それでは、ミニバンを選ぶ際にはどのような点を押さえると良いのでしょうか。
ここでは最後に、ミニバンを選ぶ時のポイント3つをご紹介していきます。
1:ドアはどのタイプがいいか
ドアのタイプによって車の使い勝手は大きく異なるため、ミニバンを選ぶ際にはドアのタイプを決めておきましょう。ミニバンの多くはスライドドアですが、中にはヒンジタイプとスライドドアを選べるタイプもあります。
また、スライドドアの中には電動で開閉する電動スライドドアもあり、荷物で両手がふさがっている場合などに便利です。
2:サイズはどれくらいのものがいいか
ミニバンを選ぶ際にはどのボディサイズにするのか決めておきましょう。
本記事でもご紹介したとおり、ミニバンにはコンパクトサイズから大型の3ナンバーサイズまであります。
大型のミニバンは狭い路地が多い場所の運転が少し難しいため、運転が不安な場合はコンパクトサイズの方がおすすめです。ある程度車内の広さも欲しい場合は、5ナンバーサイズであれば運転のしやすさと居住性を確保できるでしょう。
また、特に広さや高級感にこだわりたいのであれば、3ナンバーサイズのミニバンを選ぶのがおすすめです。
3:シートはいくつあるといいか
ミニバンを選ぶ際には、シートがいくつ欲しいのか決めておきましょう。
基本的にミニバンは3列シートを備えているものを指しますが、正確な定義はありません。そのため、同じ車種でも2列シートの5人乗りから3列シートの7人乗りまで選べるタイプもあります。
また、3列目のシートが狭くなっているものも多いため、実際に乗車する人数を踏まえてシートの数を決めるようにしましょう。
人気な車種を知って自分に合った5~6人乗りのミニバンを見つけよう!

5〜6人乗りのコンパクトミニバンには、一般的な大型ミニバンとは異なる特徴があります。
本記事でご紹介した5〜6人乗りのミニバンのメリットやデメリット、コンパクトミニバンの人気車種やミニバンを選ぶ時のポイントなどを参考に、ライフスタイルに合わせたぴったりのミニバンを選んでみてください。