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【6・7・8人乗り】人気の3列シートSUV16選!人気の理由、ミニバンとの違いやメリットは?

マツダ CX-8 インテリア

子育て世代には、なにかと便利なミニバンですが、スタイルや走りという点では、他の車種に譲るところが多いのも事実。

そんな背景もあって、マツダ CX-8以降、ミニバンに変わるファミリーカーとして、3列シートのSUVに注目する人が増えています。

ここでは、3列シートを備えた国産車・輸入車のおすすめSUVを16台紹介します。新しくファミリーカーの購入を考えている方や、流行りの3列シートSUVについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

Chapter
人気の3列シートおすすめSUV15選
3列シートSUVとミニバン、どちらがいい?5つのポイントを比較
気になる3列シートSUVがあれば、試乗して確かめるのがおすすめ

3列シートSUVが人気を集めている理由は?

マツダ CX-8 インテリア

それまで3列シートを備える車として定番だった「ミニバン」と比べて、3列シートSUVは見た目もかっこよく、人気が高まってきています。

ユーザーの多くは6〜7人で移動のためというより、3列目シートはエマージェンシー的なあつかいで、普段は荷物などを置いたりするのに使っているのが一般的です。

そんな3列シートSUVが人気を集めている理由には、運転の楽しさ、流行りのクロスオーバーモデルであること、車高が高く雪道や荒れた路面に強い4WDの存在、乗車位置が高いことによる運転のしやすさなどが挙げられます。

くわえて3列シートなら、使い方次第では大人数を乗せて走れたり、出先で買い物した荷物の置き場に困らない広さがあることも、人気を底上げしている理由と言えます。

人気の3列シートおすすめSUV15選

そもそもSUVは近年人気が高まっているボディタイプであることから、各メーカーから販売されているラインアップも豊富で、ひと言で3列シートSUVと言ってもどれを選んでいいか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

ここからは国産車から輸入車まで、さまざまなメーカーの3列シートSUVを紹介していきます。

日産 エクストレイル(4代目:T33型)

日産 エクストレイル

日産 エクストレイルの現行型(4代目)は、2022年にデビューしました。

それまでのガソリンモデルを廃止して、エンジンで発電、モーターで駆動するe-POWER専用車で、ハイブリッドシステムを構成するエンジンには、可変圧縮比エンジンの1.5L VCターボを搭載。エンジンのダウンサイジングによって、自動車税が安くなったこともポイントです。

新型エクストレイルの駆動方式は、これまで通りFFと4WDですが、4WDはリアにモーターを配置しするとともにシャシー制御を統合したe-4ORCEに進化しています。このうち3列シート車は4WDのe-4ORCEのみです。

先進の安全装備のほか、駐車支援機能を持つ運転支援システム「プロパイロット」も搭載。日常のアシから、ロングドライブまで活躍できる1台です。

日産 エクストレイル(3代目:T32型)

日産 エクストレイル

2013年から2020年まで製造された日産ロングセラーSUV、3代目エクストレイル(T32型)にはガソリン車のX系グレードに3列シート(7人乗り)の仕様が用意されていました。

駆動方式はFFと電子制御4WDシステムのオールモード4×4iという4WDを用意。

踏み間違い防止のアシストや減速できない場合での衝突回避、高速道路走行中においての急激な減速に対する警告ブザーなど、グレードに関係なく搭載されています。

2017年の改良では、先進技術である運転支援システム「プロパイロット」が採用されています。

トヨタ ランドクルーザー(200系)

トヨタ ランドクルーザー

トヨタ ランドクルーザー(200系)は、2007年から2021年まで販売されました。

長く販売されたこともあって、200系ランクルは2007年発売の前期、2012年発売の中期、2015年発売の後期という3タイプがあり、V型8気筒エンジンも前期が4,663cc、中期以降が4,608ccという違いがあります。

室内は、2列シート5人乗りのほか、3列シートで8人乗りを用意。「力強さ」や「先進性」を兼ね揃えた外観や内装が魅力であるのは勿論のこと、2列目のシートまで格納が可能です。

安全装備として、高速道路走行中での急激な減速に対するブレーキ制御「レーダークルーズコントロール」や、減速できない状況での衝突回避アシスト「プリクラッシュセーフティー」などが搭載されています。

トヨタ ランドクルーザープラド(150系)

トヨタ ランドクルーザープラド 150系 2017年

トヨタのランドクルーザープラドは、外観が「力強い」ことや、燃費消費量が少ないこと、スイッチでシートを格納できることが人気の理由です。

2列シート5人乗りのほか、3列シート7人乗りを選択することができます。

オフロード走行では路面状況に応じた5つのモードを用意して、高い走破性を実現するほか駆動力を生かした走行が可能になる他、4つのカメラで車両の周囲を監視して、死角になりやすい箇所の路面状況を確認見することができます。

マツダ CX-8

マツダ CX-8

マツダ CX-8は、どのシートに座っても快適な移動ができる3列シートSUVです。

他の多人数乗車SUVとは異なり、3列シート専用として設計されたCX-8には、2列目に豪華なキャプテンシートを装備した6人乗り仕様が用意されいることが特徴。

また、幅広い収納スペースを確保できることに加えて、オプションのトレーラヒッチを装着すれば、重さ750kg以下までのトレーラーを牽引することが可能です。

出典:MAZDA CX-8|アクセサリー - ACTIVE LIFESTYLE - |マツダ

ホンダ CR-V

ホンダ CR-V

ホンダ CR-Vは、2018年から2022年まで販売されたミドルクラスのSUVです。ハイブリッドとガソリンモデルが用意され、ガソリンモデルで7人乗りが選択できます。

また安全・簡単にチャイルドシートを固定できるシートがあり、「標識認識機能」などの先進の安全運転支援システムも搭載されています。

さらに荷台は、容量が多いだけでなく低くて積みやすい設計になっています。そのため、小さいお子さんがいる家族にも優しい車と言えるでしょう。

BMW X5

BMW X5

BMW X5は、2019年にモデルチェンジを受けて、4代目がデビューしました。期待を裏切らない個性的な外観に加えて、すぐれたハンドリングが人気の理由と言えます。

また、安全装備として「ドライビング・アシスト・プラス」による衝突回避サポートなどがあります。

さらに「BMW ヘッドアップディスプレイ」という、ルート案内の矢印をフロントガラスに投影するなどの機能がついているため、運転中にカーナビに視線を向ける必要がなくなりました。より安全運転ができるようになったと言えるでしょう。3列シートの車両は7人乗りが可能です。

BMW X7

BMW X7

2019年から販売されているBMWのフラッグシップSUVが、X7です。外観はフラッグシップにふさわしい堂々たるもので見た人に強い印象を残します。

6人乗り・7人乗りを用意する室内は、空間にゆとりがあり、車両の重さに関わらず車高を一定に保つという造りになっています。

さらに多様な安全装置のほかに、メインテナンス情報を自動で送信してくれるため、故障などのトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。安心して運転を楽しむことができる車と言えます。

レクサス RX

レクサス RX450hL

2022年から販売が始まった5代目のレクサス RXは、全車2列シートの5人乗りですが、先代の4代目RX(AL20型)には、3列シート7人乗りのRX450hLがラインナップされていました。

世界的なトレンドである「高級クロスオーバーSUV」というジャンルを切り拓いたRXシリーズの4代目に用意された7人乗りのRX450hLは、ハイブリッドのRX450hがベースです。

3列シートにするためリアドア以降のボディを110mm延長して、全長を5,000mmとしました。

7人が乗ってもゆったりした時間を過ごせる構造で、3列目の足元の空間を広げることも可能という快適さが特徴です。

また予防安全システムや充実した安全技術など、運転者にも優しい車と言えるでしょう。

レクサス LXシリーズ

レクサス LX600

レクサス LXシリーズは、レクサス SUVのなかでも最高峰の高級モデルです。

ランクルをベースにしており、悪路であってもAWD性能(すべてのホイールを駆動する)を高めることで、快適な走行を可能としています。

現在販売されているのは、2022年に発売された4代目のLX600(300系)で、2列シートの5人乗りと、3列シートの7人乗りが用意されています。

坂道発進や起伏の激しい地形でのアシストも搭載されており、フロントガラスに簡易ナビ表示やハンズフリー着信電話の通知を知らせてくれる機能がついています。

新車の生産・納車がかなり遅れていることもあり、現行型モデルを狙うより、先代モデルのLX570を含めた中古車から検討してみるのもおすすめです。

メルセデス・ベンツ GLBクラス

メルセデス・ベンツ GLB

メルセデス・ベンツのGLBクラスは、コンパクトSUVながら7人乗りが可能な3列シートSUVで、見た目がベンツらしさ溢れる力強いデザインが人気の理由です。

コンパクトSUVのため3列シートはエマージェンシー的なものですが、いざというときに7人で移動できることはGLBの強みです。

また、室内の空間に合わせたワイドで疲労感が少ないシートや、もしものことがあったとき警報音を流しながらの停車するなどの安全装置がついているため、万が一でも安心です。

メルセデス・ベンツ GLSクラス

メルセデス・ベンツ GLSクラス

メルセデス・ベンツのフラッグシップSUVがGLSクラスです。

この車が人気な理由のひとつは、クラスで最高レベルの高速走行時における安定と快適さが提供されているからだと言われています。

また危険回避などの安全サポートの他に、衝突時の衝撃音を軽減する装置などが搭載されています。

GLBクラスと同様3列シート・7人乗りを設定していますが、価格的にも質感・性能的にもより高級なモデルです。

フォード エクスプローラー

フォード エクスプローラー

フォード エクスプローラーは、7人乗りが可能な3列シートSUVで、エンジンのパワーやスポーツ用にチューニングされたサスペンションが運転者に走行の楽しさを与えてくれます。

また、家族でドライブした時にも楽しめるように、3列目のシートを折りたたんで、荷台を広げることが可能になります。

多様な運転支援システムも搭載されており、安全性があるのは勿論のこと牽引力もあります。

フォードが日本市場から撤退したため2015年以降の正規輸入はありません。

ランドローバー レンジローバースポーツ

ランドローバー レンジローバースポーツ

ランドローバー レンジローバースポーツは、2022年に発売された現行型が3代目にあたりますが、7人乗りができるのは2005年から2013年まで販売された2代目モデルです。

フラッグシップであるレンジローバーのアールアルミモノコックをベースに、フロントとリアのウインドウが寝かされたボディデザインとなっています。

7人乗りが可能ですが、3列目のシートはかなり小さくスペースも限られるため、年長までの小さいお子さんに適した作りになっています。

ランドローバー ディスカバリー

ランドローバー ディスカバリー

ランドローバー ディスカバリーは、エアバックが全席に設けられていることや、バックスペースがアウトドアなどの時に簡易スツールとして使用可能なことが人気の理由です。

また内部には多数の収納スペースが設けられています。

こちらも7人乗りが可能で、先述したレンジローバースポーツよりも3列目の空間や快適性が高められており、多人数乗車をしたいと考えるならディスカバリーがおすすめと言えるでしょう。

キャディラック エスカレード

キャディラック エスカレード 2021

GM(ゼネラル・モータース)の高級ブランド、キャデラックが用意するフルサイズのSUVがエスカレードです。

初代は1999年に登場し、2020年に発表された現行モデルが5代目にあたります。

全長5,400mm×全幅2,065mm×全高1,930mmという迫力のボディに搭載されるのは、6.2LのV型8気筒ガソリンエンジンです。

3Dサラウンドシステムを搭載した室内は、2列目に豪華なキャプテンシートを備えた7人乗り仕様。2列目の乗員向けといして左右に12.6インチのタッチ式ディスプレイも備えるほか、内蔵マイクとスピーカーシステムを利用して車内のコミュニケーションを円滑にするシステムが装備されています。

安全装備は、車両各部に多くのレーダー、カメラ、超音波センサーを搭載。多彩な先進のセーフティデバイスにより、安全なドライブをアシストします。

3列シートSUVとミニバン、どちらがいい?5つのポイントを比較

比較 ポイント

さて、ここからは3列シートを備える車の定番である「ミニバン」と、近年人気の「3列シートSUV」どちらを選べば良いのか迷っている方に向けて、5つのポイントでミニバンと3列シートSUVの特徴やメリットを比較して紹介していきます。

それぞれに利点や欠点がありますので、自分が何を重視して車を選びたいのか明確にしながら検討しましょう。

1:走行性

舗装された一般道の走行を前提に設計されるミニバンの最低地上高は、おおむね130〜160mmに収まっています。

いっぽうでクロスオーバーSUVは、オフロード走行を想定しているため200mm前後。アウトドアレジャーやウインタースポーツなど、悪路を走行する予定のある方はSUVがおすすめです。

2:乗降性

ミニバンは、お年寄りや小さな子供が乗り降りしやすい設計になっています。

いっぽうで、3列シートのSUVほとんどが車高が高めであり、足腰が弱いお年寄りや、小さなお子さんには向いてない可能性があります。

スムーズな乗り降りを重視するならば、ミニバンのほうが良いかもしれません。

3:室内空間

3列シートSUVは、キャデラック エスカレードなどのように全列で広々とした空間を提供しているものもあれば、ボディサイズによっては3列目が窮屈に感じるものもあります。

ただ多くのユーザーは3列目をエマージェンシーととらえているようで、基本は5人乗りのSUVとして使い、いざというときには多人数で移動できるくらいに思っています。

いっぽうのミニバンは、ちいさなお子さんなら立ったまま移動できるほどの高い室内高に、前後の室内長も目一杯取っているので、すべての席でゆったりとした印象です。

ゆったりとした室内空間を重視する
ならば、どうしてもミニバンは外せません。

4:乗車シーン

ミニバンはファミリー層から熱い支持を受けていますが、後方の視界はあまりよくないと言われています。また、車体が大きいため、横風などの影響を受けやすいです。

いっぽうで3列シートSUVは、もともとオフロード向けで悪路走行性に優れており、運転するにあたっての安全性も高いものが多いと言われています。

そのため、安全・安心に運転が楽しめる車を選ぶのならば、3列シートのSUVに分があるでしょう。

5:見た目

ミニバンはいまやありがちな車と言われるほどですが、3列シートのSUVは外観にも気を使っており、スポーティなデザインが多いです。

また、カッコよさなどを追及した3列シートのSUVは、人目を引くように作られてもいます。たとえば、BMWなどのように外観で力強さを表現している車もあります。

気になる3列シートSUVがあれば、試乗して確かめるのがおすすめ

ドライブの風景

3列シートSUVに実際に乗ってみると、視界がよく運転が楽しく感じられるのか、それとも車高が高いため乗りにくいと感じるかなど、自分にとっての向き不向きがわかってくるはずです。

試乗せずに買って後悔することのないよう、紹介した3列シートのSUVのなかで気になった車があれば、ぜひ試乗してみましょう

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