中古車を買うおすすめの時期とは?中古車を買うときの3つのポイントも解説!
中古車を購入するうえで、少しでもお得に買える可能性の高いタイミングがあるということはご存知でしょうか。
この記事では、お得に中古車が買える6つの時期、中古車を買う時のポイント、中古車を高く売るポイントなどの情報をご紹介いたします。
お得に中古車を買うタイミング6選
お得に中古車を買うには、決算期やボーナス期といった狙うべきいくつかのタイミングがあります。
中古車を買う5つのタイミングについてご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
1: 決算期
2: 需要が少ないシーズン
3: ボーナスの時期
4: モデルチェンジの後
5: 年式が変わる月
6: 大型連休の時期
1: 決算期
決算期である3月と9月は、お得に中古車を買うタイミングの1つです。
決算期は、業者が販売台数を増やすため、多少利益が減ってでも新車を売り出そうとするタイミングです。
そのため、新車に乗り換えた人の中古車が市場に出回ります。
市場に出回る中古車が多くなれば、業者は供給過多を防ぐために中古車の価格を下げたり、値下げ交渉に応じやすくなります。
そのため、決算期はお得に中古車を購入できる可能性が高くなるのです。
2: 需要が少ないシーズン
需要が少ない4~5月も、中古車をお得に買うタイミングの1つです。
4~5月は3月の決算期が終わり、新生活のために車を探していた人も既に購入し終わった時期ですので、中古車の需要が少なくなります。
中古車を売る客も買う客も少なくなるため、業者は中古車の販売台数を増やそうと全体的に販売価格を下げるようになります。
そのため、需要が少ない4~5月はお得に中古車を購入できるタイミングとなります。
3: ボーナスの時期
ボーナスの支給前の時期も、中古車をお得に買うタイミングの1つです。
ボーナスの支給後だと、まとまったお金を持った人が車を購入するため需要が高まりますが、支給前だとその逆で需要が落ち込みます。
業者は、ボーナス支給前の需要の落ち込みの改善や、ボーナス支給後の販売台数を増やすために中古車の価格を下げたり、セールなどで消費者の購買意欲を刺激しようとします。
そのため、ボーナス支給前の時期もお得に中古車を購入できるでしょう。
4: モデルチェンジの後
新車が発売されたあと、何度かマイナーチェンジやフルモデルチェンジが行われることがありますが、その2つの中でもフルモデルチェンジをした後は中古車をお得に買うタイミングだと考えられます。
モデルチェンジをした車は、旧型の車が古いモデルとして安く販売されやすくなります。
マイナーチェンジではデザイン等の面であまり変化はありませんが、フルモデルチェンジではデザインに変更があるため見た目で旧型だと分かりやすく、人気が低くなるので価格が安くなります。
モデルチェンジ後を狙うのであれば、フルモデルチェンジの後の方がマイナーチェンジ後よりもおすすめです。
5: 年式が変わる月
自動車の「年式」が変わる1月も、中古車をお得に買うタイミングの1つです。
年式が変わると車は1つ低年式の古い車として扱われ、価値が下がってしまいます。
年式は中古車の重要な価値ですので、販売価格が下がります。
そのため、年式が変わる1月もお得に中古車を買える可能性が高くなるでしょう。
6: 大型連休の時期
ゴールデンウィーク、お盆、シルバーウィーク、年末年始など、大型連休が終わった後も中古車をお得に買うタイミングの1つです。
レジャーや帰省の時期である大型連休の前には車の需要が高まりますが、終わった後は需要も落ち着き客足が伸びない傾向にあります。
そのため、業者は中古車の価格を下げて販売台数を落とさないようにするので、大型連休が終わったあとの時期もお得に中古車を購入できる可能性が高くなるでしょう。
中古車を買うときの3つのポイント
中古車を購入する時には、価格よりも大切な3つのポイントがあります。安心で安全な車を選ぶには、購入前にこのポイントをよくチェックしておかなければなりません。
ここからは、その3つのポイントをご紹介していきますので、参考にしてみてください。
1: 時期にこだわりすぎない
2: 機能も確認する
3: 契約から納車までの時期
1: 時期にこだわりすぎない
決算期やモデルチェンジ後など、中古車をお得に買える狙い目のタイミングがありますが、時期にこだわりすぎないのも重要なポイントです。
中古車を買う際、タイミング以上に車体の状態が重要です。中古車は新車と違い、前のオーナーの車の扱いによって、乗れる期間が変わります。
そのため、走行距離のチェックや修復歴の有無、喫煙車であったかどうかなど、車の状態をよく見てから購入を決めましょう。
中古車の価格設定基準を知っておくのがおすすめ
中古車の値段が決定する要素に、走行距離や車種などがあります。
また、同じ車種でも年式によって中古価格の相場は変わりますので、年式ごとに相場をチェックしておくとよいでしょう。
また、車の走行距離は1年で1万kmが目安とされています。
そのため、年式と走行距離を比べてみたときに、年式よりも走行距離が短い車の方が状態の良い車だといえるでしょう。
2: 機能も確認する
中古車を買う時には、機能や装備をよく確認しておくことも重要です。
値段が安かったとしても、機能面に難があると運転に支障が出る恐れがあります。
駆動方式(FFやFRや4WDなど)、オートエアコン、キーレスエントリーなどの元々の装備のほか、カーナビやオーディオなどの後付けの機能まで、購入前によくチェックしておきましょう。
3: 契約から納車までの時期
中古車を契約してから納車まで、一般的に1週間~2週間ほどの時間がかかるといわれています。
中古車を契約したら、書類の手続き、納車前の点検や整備などのあと、納車の日取りを決めるという流れになります。
しかし、車や中古車販売店によってはこれよりも短期間での納車や長期間の納車になる場合があります。
車検を終えているかどうかや、修理や整備が必要かどうかによって車の納車日は変わります。
もし心配であれば、中古車販売店に納車日の相談をしてみるとよいでしょう。
中古車を高く売るときのポイント3つ
中古車購入を考えている人の中には、現在所有している車を売って、新しい車に買い替えるという方もいるでしょう。
新しい車を購入する資金の一部にしたりするために、できるだけ高く売りたいものでしょう。ここからは、中古車を高く売るポイントをご紹介していきますので、参考にしてみてください。
1: 買う人が多い時期を選ぶ
2: 走行距離や年式が新しい
3: ボディーカラー
1: 買う人が多い時期を選ぶ
中古車を高く売りたいと考えているなら、1~3月、9~10月がおすすめだといわれています。
この時期は会社の決算期やボーナス期となりますので、中古車の需要が高まり、中古車販売店は在庫確保のために中古車をやや高く買い取る傾向にあるようです。
2: 走行距離や年式が新しい
中古車を高く売るには「1日でも早く売る」というのが鉄則です。
同じ車種でも、年式や走行距離が違えば買取価格に大きな差が生まれます。
モデルチェンジする前の年式の車は型落ち車として買取価格が大幅に下がります。
また、走行距離も10万kmなどのキリのよい数字を越える前に売った方が、「状態の良い車」として高く買い取ってもらえます。
1~3月、9~10月に売るのがおすすめではありますが、中古車は新しければ新しいほど価値が上がりますので、時期にはこだわりすぎず車の状態が変わってしまう前に売りに出すとよいでしょう。
3: ボディーカラー
ボディーカラーによって、中古車の買取価格に差が出ます。
ホワイト、ブラック、シルバーなど、価格変動のしづらい人気のカラーは高く買い取ってもらえる傾向にあります。
中古車販売店は車が売れないとそのまま在庫となってしまい、維持費などの経費だけがかかってしまいます。
そのため、人気があるカラーの車は買取価格が上がり、人気がないカラーの車は買取価格が下がります。
中古車を買うタイミングを意識してみよう
中古車を買う時期を狙うのであれば、3月や9月の決算期、需要の落ち込む4~5月、大型連休の前、モデルチェンジ後、ボーナス支給前、年式が変わる1月がおすすめです。
しかし、大事なのは中古車の状態です。車種や年式、走行距離やカーナビの装備、車検が終わっているのかどうかなど、事前にチェックして満足のいく状態の中古車を選ぶことが重要です。
中古車は、販売店を直接訪れるほかにもインターネットで検索して探すこともできます。
買うタイミングを意識しつつもこだわりすぎには注意して、自分にピッタリな中古車を選んで素敵なカーライフを楽しみましょう。