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ダイハツ ミライースにかかる維持費はいくら?費用内訳を解説!

ダイハツ ミライース 2代目

ダイハツ ミライースは、5ドアハッチバックタイプの軽乗用車です。ミラの派生モデルとして誰もが気軽に乗れる「第3のエコカーをコンセプト」に開発されました。

そんなミライースにかかる維持費を詳しく解説していきます

Chapter
ダイハツ ミライースはどんな車?
ミライースの中古車の維持費はどれくらい?
車検に掛かる費用は?
日々の維持にかかる費用
2代目ミライースなら、維持費を抑えることが可能
中古車のミライースを選ぶなら現行型ミライースの2WDモデルがおすすめ

ダイハツ ミライースはどんな車?

ダイハツ ミライース 初代

ダイハツ ミライースは、2011年9月に初代が販売開始された5ドアハッチバックタイプの軽乗用車です。

エクステリアは「先ゆく新しさ」を表現しつつ、丸みを帯びたボディが親しみやすさを表現。発売年の10月にはグッドデザイン賞を受賞しました。

ボディカラーにはオーソドックスなホワイトやブラックに加え、レモンスカッシュクリスタルメタリックやスプラッシュブルーメタリックなど、パステル系カラーも設定されています。

室内長2,025mmの室内は運転のしやすさを最優先に考えて、運転席に広いスペースを確保しています。

また安全装備では、2013年のマイナーチェンジ以降、ダイハツ独自の予防安全機能である「スマアシ」を一部グレードに搭載しました。

ダイハツ ミライース 2代目

2代目となる現行型ミライースは、2017年月5月に登場しました。

軽量高剛性ボディ構造のDモノコックを基本骨格に、アウターパネルや燃料タンクの素材の最適化とともに、足まわりは最適化とパーツの簡素化にによって、先代にくらべ最大80kgの軽量化を実現。

くわえてエンジンまわりも見直しを図り、燃費性能をアップしています。

予防安全機能の「スマアシ」は、ステレオカメラをベースとした「スマアシⅢ」となり、衝突回避支援ブレーキ機能が歩行者対応となったほか、衝突警報機能、車線逸脱警報機能、オートハイビーム、コーナーセンサーなどが追加されました。

ミライースの中古車の維持費はどれくらい?

電卓 税金 お金

ミライースは、初代、2代目ともに中古車市場で探すことができますが、初期費用を抑えるために初代モデルの中古車を考える方も多いのではないでしょうか。

以下ではミライースにかかる中古車と新車による維持費の違いを詳しく解説していきます。
※2023年4月現在

整備 車検 メンテナンス ピクサベイ

車検に掛かる費用は?

税金

・軽自動車税(軽自動車税種別割)

自動車税(自動車種別割)と軽自動車税(軽自動車種別割)は、自動車を所有しているすべての人が支払う税金です。自動車種別割は、排気量に応じて税額が変わりますが、軽自動車は一律で1万800円です。

普通自動車に課される自動車種別割の場合、もっとも安い1,000cc以下の排気量でも2万5000円なので、軽自動車税は割安です。

ただし、軽自動車も普通自動車同様に新車登録から13年以上が経過した車は、税額が1万2900年にアップします。ミライースの場合は初代の発売が2011年9月なので、これから13年を超える車体が増えてきます。

税金の時期になって気づくことがないよう、購入前にチェックしましょう。

・自動車重量税

自動車重量税とは軽自動車をふくめた自動車全般に課される税金です。

車両の重量に基づいて計算される税金ですが、軽自動車の場合、自動車重量税は一律の金額が設定されています。

普通自動車の場合、0.5tごとに4,100円が加算されますが、軽自動車は一律で年間3,300円、新規登録から13年以上経過した軽自動車は4,100円、18年目以降は4,400円となります。

軽自動車種別割や重量税を安く抑えたい場合は、新車登録から13年未満のモデルを選ぶと良いでしょう。

整備 車検 メンテナンス ピクサベイ

車検は車が保安基準に適合しているかどうかを確認する検査です。

車検を受けていない車両を公道で走らせることは法律で禁止されており、もし走らせてしまった場合は違反点数に加え懲役や罰金が科されてしまいます。

車検は新車登録時から3年後、それ以降は2年に1度受ける必要があり、有効期限は2年間と定められています。

車検は、ユーザー車検や日帰り車検など手軽だったり、安く上げる手立てもありますが、ここではディラーなどで車検を受けるときに必要になる「法定費用」と「車検基本料」について解説します。

法定費用

法定費用とは、自動車重量税、自賠責保険、検査手数料の3つが含まれます。

ミライースの場合、自動車重量税は年間で3,300円。

自賠責保険は車の所有者全員に加入が義務付けられている保険で、24ヶ月契約で1万7,540円です。

3つ目の検査手数料は、「新規検査」と「継続検査」の2種類があり、新規検査は1,500円、2度め以降の継続検査は1,800円となっています。

車検基本料

車検基本料とは、点検費用や車検の代行手数料のことです。

車検基本料は国や自治体に支払う法定費用とは異なり、業者や店舗に支払います。そのため車検を受ける業者によって金額が異なります。

一般的にディーラーに比べ、ガソリンスタンドや車検専門店などのほうが車検を安く受けられますが、ガソリンスタンドや車検専門店では業者によって整備の質やサービスにバラつきがあります。

また部品の劣化具合によっては、交換が必要になるので、その場合は費用が高くなります。

車検費用を抑えるためには、いくつかの業者から見積もりをとってみることをおすすめします。

保険料

自動車保険には「自賠責保険」と、「任意保険」の2種類があります。以下では2つの保険について詳しく解説していきます。

・自賠責保険

自賠責保険は、運転するすべての人が加入する保険です。保険会社によって金額が変化することはありませんが、月割なので契約する期間によって金額が変わります。

ミライースの場合、24ヶ月で1万7540円、25ヶ月で1万8040円です。

自賠責保険の補償範囲は対人のみです。相手の車や自分の車・建物などに対する補償が必要な場合は次に紹介する「任意保険」の加入が必要です。

・任意保険

任意保険は加入が義務付けられておらず、個人の判断で加入します。加入は必須ではありませんが、いざというときのために加入しておくのがベターです。

任意保険は自賠責保険では補償外の相手や自分の車・建物なども補償内容に含まれます。保険金額は、条件や補償内容などによって異なります。

できるだけ費用を抑えるためには、保険会社と相談し、自分に必要な補償内容に絞るというやり方もありますが、あまり削りすぎるといざというときに使えない保険になっていることもあります。

そのへんのバランスは、じっくり考える必要があります。

日々の維持にかかる費用

ガソリン代

給油 軽油 ガソリンスタンド

ガソリンは車を動かすために必要不可欠なものです。

2代目ミライースの場合、WLTCモードで23.2.km/L 〜25.0km/Lとなっています。少しでもガソリン代を抑えるなら、25.0km/hの2WDモデルがおすすめです。

国土交通省のデータによれば、マイカー通勤者の全国平均通勤距離は片道で10.5kmなので、1週間5日出勤とすると往復で105km。

ミライースを通勤に使った場合、約4L の燃料が必要になり、1週間のガソリン代は671円(レギュラーガソリン価格167.8円で計算)。月間では2,700円ほどの燃料代が必要。

それに休日の買い物やレジャーなどが加わると、月間3,000円〜5,000円の燃料代になります。

ガソリン代は近年高騰傾向にあるので、維持費を抑えるためにも購入する車の燃費性能はチェックするようにしましょう。

メンテナンス代

近年、生産技術の向上によりメンテナンス無しでも車を長く乗ることができるような感覚に陥りがちです。

しかし車は工業製品です。特に中古車は新車に比べると部品が劣化している可能性も高く、長く安全に乗るためにも定期的なメンテナンスは必須と言えるでしょう。

メンテナンス費用はオイル交換や定期点検などにくわえ、距離や年数が経過すると余儀なくされる部品の交換や修理が発生します。

定期的にメンテナンスを受けることで高額な修理代などを回避することにも繋がりますので、日ごろから可能な範囲でセルフメンテナンスすることもメンテナンス代を抑えるひとつの手段です。

駐車場代

駐車場代は住んでいる環境や地域によって値段は異なります。ミライースのような軽自動車の場合、スペースが狭くて軽自動車専用としている駐車場などを探すと比較的出費を抑えることができます。

賃貸の駐車場を借りる際は、基本的に自宅から2km圏内に駐車場がないと車庫証明が取得できず車を購入することができないので注意しましょう。

2代目ミライースなら、維持費を抑えることが可能

2023年2月現在、車に関する税金に対してはいくつかの軽減措置が用意されています。

・環境性能割

環境性能割は、環境性能が高い車両を購入する場合に、自動車税などの税金が割引される制度のことです。現行型ミライースの場合、すべてのモデルが非課税となっています。

・エコカー減税

エコカー減税は、ガス排出や燃費性能が優れた自動車に対して、自動車重量税などの税率を減税する仕組みです。現行型ミライースの場合すべてのモデルがエコカー減税の対象となり、自動車重量税が50%減税されます。

中古車のミライースを選ぶなら現行型ミライースの2WDモデルがおすすめ

ここまでミライースにかかる維持費について紹介してきました。

車検代や自動車税など基本的な維持費は中古車と新車どちらも違いはありません。

また燃費性能を見てみると2WDモデルが25.0km/hと優れているので、ガソリン代を安く抑えることが可能です。

メンテナンス費用を抑えるためには、中古車の場合は特に購入前に車の状態をチェックすることをおすすめします。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

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