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中古でダイハツ・ミラを買うならこのモデルがオススメ!

ダイハツ ミラ 7代目

ミラはダイハツを代表する軽自動車として、1980年の初代誕生以来、現在のミラ・イースまでエントリークラス(軽セダン)をリードしています。

なお、ミラの車名は2018年の7代目で消えていますが、現行のミラ・イースが実質的には後継モデルになっていますので、ミラ・イースも含めて中古車で買う際のポイントをご紹介したいと思います。

Chapter
スズキ・アルトの対抗馬として登場した初代ダイハツ・ミラ
ミラを選ぶのなら、タマ数が多い2006年の7代目がオススメ
2011年に初代が登場したミラ・イースも選択肢に入れたい

スズキ・アルトの対抗馬として登場した初代ダイハツ・ミラ

ダイハツ ミラ・クオーレ 初代

1979年に商用バンとして誕生した初代スズキ・アルトは、当時の鈴木修社長が同社のみならず、軽自動車全体を盛り上げた車種だったと著書で振り返っています。
1980年登場の初代ダイハツ・ミラ・クオーレも初代アルトと同様に、物品税が掛からない商用車として登場しました(なお、クオーレは5ナンバー登録)。

アルトとミラが軽自動車の市場を長年引っ張ってきましたが、ダイハツ・ミラは、スタイリッシュなエクステリアなどにより女性ユーザーを中心に支持を集めます。
1982年のマイナーチェンジで車名がミラになり、7代目までミラという車名でエントリー軽セダンを担っていました。

2011年に登場したミラ・イースを経て、現在は2017年にデビューした2代目ミラ・イースがエントリー軽セダンを担っています。

ミラを選ぶのなら、タマ数が多い2006年の7代目がオススメ

ダイハツ ミラ 6代目

まず、ミラを中古車市場で狙う場合は、2002年から2009年まで販売された6代目がギリギリ現実的といえるでしょう。ただし、中古車市場でのタマ数は少なめ。走行距離を重ねた物件が多い一方で、ほとんど走行していないモデルもあるようです。

トランスミッションは、3AT、4AT、5MT、CVTがあり、とくに3ATは、変速フィールもパワー感も現在の基準からするとかなり古く、近所のゲタ代わりと割り切る必要があります
動力性能や走行安定性、静粛性などは、それなりの覚悟も必要かもしれません。

ダイハツ ミラ 7代目

2006年にフルモデルチェンジを受けた7代目は、タマ数も多く、多くの選択肢があります。
2490mmのロングホイールベースにより、後席フットスペースも広く、後席に大人が座っても十分な空間が残ります。

自慢の燃費は、10・15モードで最高値27.0km/Lに達しています。なお、トランスミッションは、3AT、4AT、5MT、CVTが設定されています。7代目も動的クオリティの面から、3ATは回避したいところです。

2011年に初代が登場したミラ・イースも選択肢に入れたい

ダイハツ ミライース 初代

2011年9月に79万5000円という価格で登場した初代ミラ・イース(ミラとしては8代目)は、第3のエコカーとして、当時のガソリンエンジン車トップとなるJC08モード30.0km/Lを実現。なお、ボディの軽量化も図られていて、軽快な走りを楽しめるのも美点です。

トランスミッションは、カタログ燃費に有利なCVTに統一されています。なお、衝突被害軽減ブレーキは、2013年のマイナーチェンジで初めて設定されています。

ダイハツ ミライース

最もオススメなのは、2017年5月に発売された2代目ミラ・イース(ミラとしては9代目)です。
84万2000円というエントリー価格、35.2km/LというJC08モード燃費を実現しているほか、最大80kgもの軽量化により軽さという強みに磨きをかけ、軽快感あふれる走りを享受できます。歩行者対応になった衝突被害軽減ブレーキも備わり、安全装備の面からもオススメです。

100万円を切る価格でも低走行距離車がありますので、ある程度長く乗りたい人なら現行ミラ・イースが無難でしょう。

ダイハツ ミライース 2代目 インテリア

ゲタ代わりなので古くてもOKという方であれば、先述したように6代目ミラでも街中を走るのなら不足はないでしょう。
ミラとしてベストチョイスは7代目。ミラ・イースも含めるのであれば、先進安全装備の面からも現行型が最もオススメです。

なお、ミラ、ミラ・イースは、リヤヘッドレストが未設定になるグレードがあり、後席に乗車する場合は、必ずヘッドレスト付を選びたいところです。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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