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【ライター解説】実用性の高さが売りのトヨタ・ルーミー。人気の理由を徹底解説!【動画あり】

大ヒットしているトヨタ「ルーミー」。その最大のポイントは、コンパクトカーでは希少な高効率パッケージングといえるでしょう。
小さな車体ながら天井が高いおかげで後席が広く、乗り降りも楽。YouTubeチャンネル「車選びドットコムYouTube」では、そんなルーミーに迫ってみました。

▼ルーミーの紹介動画はこちらをチェック!
【レースクイーンの愛車紹介】トヨタ ルーミーを土屋圭市とオーナーの近藤みやびが徹底解説!レースクイーンの愛車をドリキンが斬る!TOYOTA ROOMY CUSTOM G 【車両レビュー・試乗レビュー】

Chapter
乗用車として2番目に売れている!? 超人気車
スライドドアで乗降性抜群
開放的な前席。「カスタムG」の駐車ブレーキは電動式
自転車を積みやすい後席が便利

乗用車として2番目に売れている!? 超人気車

トヨタ ルーミー

コンパクトな車体ながら居住スペースが広い実用性の高いパッケージングが自慢。それがトヨタ「ルーミー」の特徴です。

そんなルーミーは、超がつくほどの人気モデルだということをご存知でしょうか。
ルーミーは兄弟が多くて、トヨタ「タンク」(販売終了)、ダイハツ「トール」、そしてスバル「ジャスティ」など同じ車体のモデルが存在します。それらを合計すると2021年には14万台以上を販売していて、14万台という数は登録車(普通車+小型車)としてはトヨタ「ライズ」+ダイハツ「ロッキー」の約15万7000台に次ぐ台数。
つまり、2020年は日本で2番目に売れた乗用車(軽自動車を除く)に輝いたのでした。スゴイですね。

車体がコンパクトで運転しやすいこと、その割に室内が広いこと、そしてスライドドアと低い床の組み合わせで乗り降りがしやすいこと。
今回「車選びドットコムYouTube」の動画ではその点を中心に、元レーシングドライバーの土屋圭市さんやレースクイーンの近藤みやびさんとチェックしてみました。

車選びドットコムYouTube ルーミー

ところで、ルーミーには標準タイプのほか、「カスタム」という上級タイプが存在しますが、今回の「車選びドットコムYouTube」で紹介したのは後者。
グレードは「カスタムG」で、車両そのものはなんと、近藤みやびさん自身の愛車なのです。

スタイルは、全長を約3.7mと短くしつつ、背が高いのが特徴。このパッケージングは、既視感がある人も少なくないのでしょうか。
実は、ホンダ「N-BOX」、スズキ「スペーシア」、そしてダイハツ「タント」や日産「ルークス」など軽自動車の人気ジャンルである「スーパーハイトワゴン」に近いものです。コンパクトカーでのライバルはスズキ「ソリオ」ですね。
軽自動車枠の制約を受けることなく、軽自動車よりはちょっぴり大きくなったスーパーハイトワゴンと考えればイメージしやすいのではないでしょうか。

スライドドアで乗降性抜群

トヨタ ルーミー

ルーミーカスタムのスタイリングは、メッキで煌びやかなフロントグリルが特徴で存在感の高さがポイント。
グリルだけでなく、ヘッドライトやフロントバンパー、テールランプなども標準タイプとは異なる専用デザインになっているほか、テールゲートにはメッキのガーニッシュが加わって高級感が出ています。

トヨタ ルーミー スライドドア

多くのコンパクトカーと異なるルーミーの特徴が、後席の乗り降りにスライドドアを組み合わせていること。
その開口幅は597mmと車体が大きなミニバンに比べると狭いですが、高い天井と低いステップ(地上366mm)により、天地高が1216mmも確保されているから楽な姿勢で乗り降りできるのが美点。

そして自慢が、電動開閉機構の装着率の高さです。
スライドドアを組み合わせる軽自動車やコンパクトカーでは、電動スライドドアを左右とも標準装備するのは上級グレードだけに限られるのが一般的。
しかしルーミーは、ベーシックグレードの「X」が助手席側のみの設定となるほかは、運転席側と助手席側の両方に標準装備。これは嬉しいポイントです。

スライドドアの開口部脇には縦に長くて大人も子供も掴みやすいグリップを用意するほか、ドアが開いたときに足元周辺を照らすランプを設けるなど、乗り降りをサポートする心遣いも気が利いていますね。

さらに2020年9月以降に販売された車両の電動スライドドアには、ドアが閉まっている途中にキーまたはフロントドアノブに触れることでドアが閉まり次第ドアをロックしてくれる機能(スライドドアが閉じるのを待つ必要がない)や、あらかじめ降車時にスイッチを置くことで、クルマへ戻ってきた際には近づくだけでスライドドアが自動で開くウェルカムオープン機能なども追加。ますます便利になっています。

開放的な前席。「カスタムG」の駐車ブレーキは電動式

トヨタ ルーミー インパネ

前席に乗り込むと、誰もが感じるのが開放感。ガラスエリアが広いのに加え、メーターパネルが上に飛び出さず上面をフラットに近づけたダッシュボードが広さを演出しています。
インパネはグローブボックスに加えて助手席前に大きなトレーを用意するなど収納スペースが多いのも自慢。
シフトレバーは運転席~助手席や前席~後席の車内移動時に邪魔をしないインパネシフトで、このあたりも実用性を考えた設計と言っていいでしょう。

また、今回紹介したみやびさんの愛車もそうでしたが、2020年9月以降の「カスタム」系はパーキングブレーキを電動化。スイッチ操作だけで作動/解除ができるので力がいらないこと、さらに誰でも確実にブレーキを作動させられるのがメリットですね。

そしてもうひとつ、電動パーキングブレーキを組み合わせたことで、高速道路でACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を使っている際は渋滞でクルマが完全停止しても、ドライバー操作なく停止状態を保持できるようになりました。
この機能は、渋滞の高速道路を通る機会が多いドライバーなら一度使うと手放せなくなるでしょう。

自転車を積みやすい後席が便利

トヨタ ルーミー インテリア

後席は、とにかく広くて驚き。頭上と足元に圧倒的な空間があります。

素晴らしいのはゆったりとした足元。前後席間距離が1105mmもあり、これは大型セダン並みだからゆったりと足を組んで座ることができるのです。小さな車体なのにここまでの広さなのだから驚くしかないですね。
リヤシートは左右60:40分割で、左右独立のスライドやリクライニングも組み込んでいますよ。

いっぽうでラゲッジスペースはあまり広くありません。
ただ、リヤシートにスライド機能が付いているので、後席を前へ出すことで後席に人が座れる状態をキープしたいまま荷室を拡大可能で、その調整幅は240mmとライバル以上。たとえば少し前へ出せば、機内持ち込みサイズのスーツケースを4つ積めます。

さらに、独自のアレンジと言えるのがリヤシートを畳んだ状態。床面のボードを反転させてさらにボードに組み込まれたマットを展開すれば、荷室の床が樹脂素材(汚れても水拭きで簡単に掃除できる)で覆われます。
室内が汚れるのを気にせず、気兼ねなく自転車など車内を汚しやすいものを積めるというわけです。

床がライバルよりも低いから自転車を積みやすく、たとえば自転車で学校や塾へ行った子供を迎えに行くようなシーンで、ルーミーは大活躍してくれるでしょう。

車選びドットコムYouTube ルーミー

走りはCVTによる滑らかさがポイント。自然吸気エンジンだとバイパスや高速道路本線への合流などではパワー不足を感じるシーンもあるので、そういった道路を走る人はターボを検討するのがいいかもしれません。
「G」「カスタムG」を狙っているのであれば、10万円強というわずかな価格差でターボを購入できるので、ターボを選ぶのがおススメです。とにもかくにも運転が楽になるし、実燃費だってそれほど悪化するわけではありません(走行状況によってはターボのほうが燃費がいいこともある)。

「車選びドットコムYouTube」の動画を撮影中、土屋圭市さんはあまりのトールの実用性の高さに「売れるのもわかる」を連発。日常に寄り添ったクルマ作りが、多くの消費者に選ばれている何よりの理由なのでしょう。

ルーミーの紹介動画はこちらをチェック!

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

工藤 貴宏|くどう たかひろ

1976年生まれの自動車ライター。クルマ好きが高じて大学在学中から自動車雑誌編集部でアルバイトを開始。卒業後に自動車専門誌編集部や編集プロダクションを経て、フリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジン搭載のマツダCX-5。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。

工藤 貴宏|くどう たかひろ

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