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中古でトヨタのクルマを買うならこの車種がオススメ!

トヨタ ハリアー

日本が世界に誇るフルラインナップブランドであるトヨタには、ダイハツのOEM版の軽自動車からコンパクトカーやセダン、ミニバン、SUVまで多種多様なモデルが揃っています。また、プリウスやアクアなど、エコカーの充実ぶりも世界トップクラスです。
ほかにも、カローラやクラウンなど、世代を重ねた歴史あるモデルも健在ですし、商用車をメインとしながらも乗用にも使われるハイエースという絶対的な存在もあります。通常のクルマ選び、中古車選びと同じように、予算や使い方、乗り方に応じて選ぶのが定石です。

Chapter
プリウスは「30系のG(DAA-ZVW30)がオススメ」
カローラフィールダーは「3代目後期のVBA-ZRE162G」がオススメ
ハリアーは「3代目後期の2.0L直噴ターボ・プレミアムのDBA-ASU60W」がオススメ
ヴォクシーは「2017年7月マイナーチェンジ以降のDBA-ZRR80W」がオススメ
アルファードは「2017年12月以降のDBA-GGH30W」がオススメ

プリウスは「30系のG(DAA-ZVW30)がオススメ」

トヨタ プリウス

ストロングハイブリッドの「THS」を初代プリウスに搭載して以来、現在の「THS2」はプリウスに限らず、多くのトヨタ製ハイブリッドに搭載されています。
遊星歯車を使った動力分割機構を備え、発電用と駆動用のモーターを用意するなど、数多くの特許により他の追随を許さない存在です。モーター走行の速度域が広く、とくにストップ&ゴーの多い日本のような環境下では、燃費面での利点は絶大。

中でもオススメなのが歴代プリウスの中でも「売れた」とトヨタ関係者が口を揃える3代目(ZVW30)です。ボディサイズが全長4460×全幅1745×全高1490mmと比較的コンパクトで、発売当時、世界トップのJC08モード燃費38.0km/Lを記録。最上級の「G」には、クルーズコントロールや本革巻ステアリングを備え、快適性と高級感で満足感が得られます。
さらに「ツーリングセレクション」にはフロアアンダーカバーなどの空力パーツもつきます。

カローラフィールダーは「3代目後期のVBA-ZRE162G」がオススメ

トヨタ カローラフィールダー

「TNGA」を使う現行(新型)のカローラは、セダンとワゴン(ツーリング)は日本仕様向けのナロー版であるものの、50年を超える歴史でついに3ナンバー化しています。
一方で、先代(11代目)は、セダンのアクシオ、ワゴンのフィールダー共に「ミニマム」であることに価値を置いたため、日本の狭い道路事情や駐車場事情でもストレスなく取り回しができます

オススメなのは、2017年10月にマイナーチェンジを受けた3代目の後期モデル。「トヨタセーフティセンス」に加えて、駐車場などでのペダル踏み間違い事故を抑制する「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」が設定され、安全性が高まっています。
ワゴンらしく荷物を満載するのなら動力性能に余裕のある1.8Lで、見た目もカッコいい「1.8S “W×B”」が狙い目でしょう。

ハリアーは「3代目後期の2.0L直噴ターボ・プレミアムのDBA-ASU60W」がオススメ

トヨタ ハリアー

4代目ハリアーの納車待ちは半年以上もザラのようですが、その成功は高級感と価格のバランスの良さ、そしてSUVブームという背景もありそうです。
シティ派SUVの先駆けは、弟分の初代RAV4ですが、プレミアムSUVで都市型SUV市場を創出したのは初代ハリアーでしょう。BMWやメルセデス・ベンツ、ポルシェなど欧州高級ブランドにも影響を与え、多くのフォロワーを生んでいます。
「TNGA」化された新型ハリアーは、乗り心地や静粛性、安全性などがさらに進化しながらも執念にさえ思える300万円切りというエントリー価格を設定しています。先進安全装備を搭載する必要がある今、かなりの努力であるのが分かりますし、見た目のクオリティの高さからも売れるのは必然でしょう。

中古車で買うのであれば、色あせない3代目ハリアーがオススメ。2017年に2.0L直噴ターボが追加されています。
ハイブリッド(E-Four/4WD)は370万円台〜500万円台という新車価格(2017年6月のマイナーチェンジ以降)で中古車価格もまだ割高感がありますので、2.0L直噴ターボで、「プレミアム」の「DBA-ASU60W」あたりが狙い目。2.0LガソリンのNAはCVTですが、こちらは6ATでパワーと上質さで上を行きます。

ヴォクシーは「2017年7月マイナーチェンジ以降のDBA-ZRR80W」がオススメ

トヨタ ヴォクシー

ノアと共に5ナンバーサイズを基本とする(エアロバンパーなどによる3ナンバーサイズもあり)箱型ミニバンとして長年支持を集めてきました。さらに、ちょっと上級仕様であるエスクァイアを含めるとミニバン3兄弟を形成しています。
一見大きく見えるかもしれませんが、5ナンバーサイズを基本とするだけあって狭い場所でも比較的取り回ししやすく、車内が広く、3列7人か8人乗りによる多人数乗車が可能。サードシートを跳ね上げれば、キャンプなど荷物が多いシーンにも対応します。2.0Lガソリン、1.8L+モーターのハイブリッド、2WDと4WDを設定。


2019年の一部改良で「トヨタセーフティセンス」が採用された最新型をオススメとしたいところですが、まだ高値安定といった状況です。
そこで、2017年7月に受けたマイナーチェンジ後モデルが精悍なスタイルになり、ヴォクシーらしさを享受できます。とくに「ZS」グレードは、アグレッシブなエアロ仕様で、メッキを多用したフロントマスクは、押し出し感もあり、若いお父さんでも満足できそうです。さらにど派手な特別仕様車の「ZS 煌」という選択肢もあります。

アルファードは「2017年12月以降のDBA-GGH30W」がオススメ

トヨタ アルファード

静粛性の高さや乗り心地の良さ、3列目まで大人が楽に座れる高い居住性などはもちろん、飛行機のファーストクラスかビジネスクラス並のシートも設定し、贅を尽くした仕様も用意しています。2.5L、3.5Lガソリン、2.5Lハイブリッドを設定し、とくに3.5L V6は巨体を物ともしない豪快な加速も味わえます。

衝突被害軽減ブレーキを含めた「トヨタセーフティセンス」が採用された2017年12月以降のモデルがやはりオススメです。中古車でもまだ値は張りますが、最上級ミニバンを選ぶのであれば安全面をケチりたくないところ。
17インチアルミホイールを備える3.5L V6の「GF」が走りの良さと、シートアレンジなどの使い勝手がよくオススメ。豪華なシートをお望みであれば「エグゼクティブラウンジ」を、価格重視であれば2.5Lを選ぶ手ももちろんあります。

トヨタ ランドクルーザー

冒頭でご紹介したように、予算や使い方、ボディサイズ、燃費重視か価格重視かなどよく吟味する必要があります。ミニバンであればコンパクトミニバンのシエンタ、燃費を最重要視するのならアクアという手もあります。ほかにも、ランドクルーザーやプラド、C-HRなど人気SUVもまだまだ揃っています。
また、トヨタの中古車を買う際に、最近のモデルならガソリンエンジンかハイブリッドかで迷うこともありそう。後者は割高になるものの、低燃費だけでなく、静粛性の高さなどの利点もありますから、こうした点も考慮するといいと思います。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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