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中古で日産・モコを買うならこのモデルがおすすめ!

日産モコは、同社では実質的に初となる(EVのハイパーミニをのぞく)軽自動車です。

スズキ・MRワゴンのOEM版として2002年4月に初代が登場し、ボンネットからAピラーまで丸みを帯びたエクステリアが特徴でした。その後、3代目までバトンが受け継がれ、生産を終了。軽乗用車は、日産と三菱のアライアンスによるデイズ系に引き継がれています。

可愛らしいスタイリングやカラーリングが特徴で、現在の中古車市場でも多くのタマ数が揃っています。

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日産の実質的初の軽自動車は、スズキMRワゴンのOEM版
衝突被害軽減ブレーキは未搭載。後付け装置があると安心、安全

日産の実質的初の軽自動車は、スズキMRワゴンのOEM版

日産 モコ 初代

日産と三菱自動車の合弁会社NMKVの創立10周年を記念して、上記3社の社長コメントが2021年6月1日に発表されています。現在は、新型軽EVのプロジェクトが進んでいるそうです。
主にNMKVが企画した軽自動車は、日産デイズ三菱eKワゴン/eKカスタム日産デイズルークス三菱eKスペースなどから始まり、現在の日産、三菱の軽乗用ラインナップ(商用バンをのぞく)は、日産と三菱の協業により生み出されています。
それ以前の日産は、モコのようにOEM供給に頼っていました。

初代モコは、スズキMRワゴンの日産版で、MRワゴンは、主に女性をターゲットに据えた上質な内外装が美点でした。
初代モコの商品コンセプトは、「若いアクティブなママが、子供と一緒にどこへ行ってもジャストフィットできるベストパートナー」。スペース効率を最優先した軽スーパーハイトワゴンが幅を利かせる現在からみると、丸みを帯びたスタイリッシュなエクステリアは新鮮に映るかもしれません。

ベースとなったスズキMRワゴンは、軽ハイトワゴンの大成功作であるワゴンRベースでしたので、空間効率も高く、前後席共に十分な広さが確保されていました。
また、ターボエンジン搭載車には、ルーフスポイラー、アルミロードホイール、エキゾーストフィニッシャなどが備わり、男性ユーザーも意識した見た目。モコはスズキMRワゴンと共に、軽自動車市場において一定の存在感を放っていました。

日産 モコ 2代目 マイナーチェンジ

2代目日産モコは、2006年2月にフルモデルチェンジを受けています。

OEM供給元のスズキMRワゴンと同様に、初代のモノフォルムのような丸みを帯びたエクステリアから、ややスクエアなフォルムに変身。それでもボディ四隅などは丸みも感じられる愛らしいフォルム、キュート系といえるボディカラーを用意していました。
「SHIFT_ mini style 軽のスタイルをシフトする」というキャッチコピーを掲げ、8色のボディカラーとそれにマッチする2色のインテリアカラーを設定。全高1550mmの軽ハイトワゴンでトップの10・15モード燃費21km/Lを誇っていました。

使い勝手の面では、後席は5対5分割式で、シートスライドとリクライニング、ワンタッチでのフォールドダウンが可能なダブルフォールディングシートが採用されるなど、現在主流であるシングルフォールドダウン式(シンプルに背もたれを前倒しする)と異なる、凝ったシートアレンジが用意されていました。
ほかにも、多彩なポケッテリアや買い物袋やバッグなどが簡単に入る「すわるとシート開けるとBOX」など、多様な荷物に対応する収納スペースの充実ぶりも目を惹きます。

さらに、軽で初めてインパネの上面に、アッパーベントが全車標準化されたことで、マイルドな間接風による快適なエアコンも特徴でした。
シャッター付でしたので、直接風が当たることを防げるなど、主に女性ユーザーからの声に配慮したと思われるきめ細かい装備が用意されています。

日産 モコ 3代目

3代目は2011年2月にデビュー。「上質で心地よい私のための新しい空間」をコンセプトとして掲げ、開放感の高いキャビンが確保されています。
室内空間の拡大は、ロングホイールベース化した新プラットフォームの採用によるもので、室内長は最大180㎜拡大されています。このロングホイールベース化の恩恵は大きく、現在の軽スーパーハイトワゴンのような、驚くような広さではないものの、大人4人がゆったり座れる広さを確保。
また、ベースのMRワゴンとヘッドライトの形状が異なり、少し丸みを帯びた愛らしい顔つきも目を惹きます。

インテリアには、艶やかなピアノブラック調センタークラスターフィニッシャーを備えるなど、日産モコである上質な仕立てになっています。
また、パワートレーンが一新され、10・15モード燃費は、クラストップレベルの25.5km/Lを達成。現在も使われている「R06A」型のターボエンジン搭載車は、力強い走りを披露し、高速道路を使ったロングドライブにも対応できる実力の持ち主でした。

さらに、ヘッドライトはハロゲン式ですが、LEDサイドターンランプ内蔵電動格納式リモコンカラードドアミラー、LED式ハイマウントストップランプのほか、4.3インチのカラーディスプレイ付きCD一体AM/FMラジオが設定され、タッチパネル操作やiPodの接続が可能など、一歩先を走る機能や装備が採用されていました。
2013年のマイナーチェンジでは、より上質な内外装を求める大人の女性に向けた「ドルチェ」を追加しています。そして、スズキMRワゴンの生産終了に伴い、2016年5月には販売を終えています

衝突被害軽減ブレーキは未搭載。後付け装置があると安心、安全

日産 モコ

日産モコは、最終型である3代目でも現在の先進安全装備(予防安全)は設定されていません
3代目には、ブレーキアシスト(衝突被害軽減ブレーキではない)や歩行者傷害軽減ボディが採用されているものの、ペダル踏み間違い防止も含めて、市販されている後付け装置もあると安心でしょう。

2002年4月から2006年1月まで販売された初代モコは、登場からすでに20年近く経つため、タマ数は少なくなってきています。
20〜30万円くらいで購入できる物件が多く、先述したように、モノフォルムのような丸みを帯びたエクステリアは、今では少数派になっています。
2006年2月から2011年1月まで販売された2代目になるとタマ数が一気に増え、走行距離が5万km程度の物件もあります。

2011年12月から2016年5月まで販売されていた最終型である3代目もタマ数は豊富。未使用車といえる物件も散見され、ピンク系の愛らしいボディカラーをまとったモデルも市場に出回っています。
走りの良さ、広い室内、装備の新しさからすると、価格は当然高くなるものの、3代目から選択するのが年代(年式)的にも燃費の面からも無難かもしれません。

日産 モコ 2代目

既述のように、主に女性ユーザーをメインに据えた日産モコは、供給元であるスズキMRワゴンとは異なったカラーリングや一部デザインが採用されていました。
ボディカラーなどによっては、男性ユーザーも気兼ねなく乗れるモデルでもあります。

チョイスするカラーリングや仕様により、個性をより強調できる軽自動車でもありますので、同モデルに限りませんが、気に入った個体をじっくり探すのがオススメです。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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