【2021年】最新相場分析で見えた、モコ中古車の狙い目モデルを紹介!
モコは、日産が初めて本格的に販売した軽自動車として知られています。
2002年の発売開始から3度のフルモデルチェンジを数え、多くのユーザーに愛されてきたクルマですが、2016年に販売終了となり、現在は中古車が市場に出回るのみとなっています。
今回は、車選びドットコムに掲載されている日産・モコの中古車相場をもとに、価格や年式、走行距離などの観点から掲載台数が多くて狙い目なモコ中古車を紹介していきます。
- Chapter
- 日産・モコとはどんな車?
- 価格と年式から見た、おすすめのモコ中古車
- 年式と走行距離から見た、おすすめのモコ中古車
- カラーリングで選ぶ、モコの狙い目中古車
- 少しでも安く買いたいなら、中古車価格のこなれたモコはおすすめ!
日産・モコとはどんな車?
日産・モコは、当時経営不振だった状況を打破するための「リバイバルプラン」の一つとして、「軽自動車を販売する」というプランのもと販売が開始されました。
モコはスズキ・MRワゴンのOEM車であるため、基本的な機能はワゴンRとほぼ同じとなっています。
ただし、外観のボンネットやバンパー、細かな意匠は日産独自のものを採用し、ひと目で日産の車だと分かるデザインとしました。
「若いアクティブなママが、子供と一緒にどこへ行ってもジャストフィットできるベストパートナー」というコンセプトにも表れているように、主に子育て世代の女性をターゲットに据え、実際にそういったユーザーからの人気を博した軽自動車となりました。
価格と年式から見た、おすすめのモコ中古車
まずは、「年式と価格相場」から見た狙い目のモコの中古車を紹介していきます。
2021年9月時点の中古車物件価格分布表から「価格と年式」の条件で、特に分布の多いところをピックアップしていきます。(※上記画像は2021年9月17日時点の情報)
出典:モコ(日産)の中古車価格相場 | 中古車情報・中古車検索なら【車選びドットコム(車選び.com)】
2016年式 65〜75万円
モコは2016年5月に販売終了しているため、2016年式の車両が最新モデルとなります。
一番新しいモデルの中から選びたい方は、この年式を条件に中古車を探してみましょう。価格帯としては、安いものは50万円台から高くても100万円前後までと、概ね100万円以内で購入することができます。
軽自動車ながら、グレードごとにFFや4WD、ターボモデルなどが用意されているため、必要や好みに応じて選ぶことができるのもモコの魅力の一つです。
2015年式 60〜70万円台
比較的年式が新しいなかで、車選びドットコムでの掲載台数が多いのは2015年式。
2015年式を選ぶメリットとしては、カラーバリエーションが増えたことで好きな色を選びやすくなったことが挙げられます。
2014年10月にはボディカラー入れ替えが実施されたことで、それまでモコ ドルチェのみだった「コメットグリーンパールメタリック」「フォレストアクアメタリック」「フィズブルーパールメタリック」が追加となりました。
これらのボディカラーの中から探したい方には、2015年式モデルであればお好みの一台が見つけやすいはずです。
2014年式 65万円前後
モコは3代目が最終モデルとなりますが、3代目の販売開始時期は2011年のため、最新型でも発売初期のモデルは既に10年が経過していることになります。
そのため、モコの購入を検討するなら、3代目モデルの中でも2013年マイナーチェンジ後の車から選択するのが無難です。
2014年から2016年の販売終了までの間には、マイナーチェンジ・一部改良等は特に行われていないため、機能的には2014年式でも最新の装備が揃っています。
また7年落ち(2021年現在)に当たることから、年式の割りには状態が良く価格も安い車が見つかりやすいといえます。
乗り潰すつもりの方や1〜2年乗れればいいと考えている方であれば、お買い得感もあり狙い目の年式です。
年式と走行距離から見た、おすすめのモコ中古車
続いて、「年式と走行距離」から狙い目のモコの中古車を紹介していきます。
2021年9月時点の中古車物件価格分布表から「年式と走行距離」の条件で、特に分布の多いモデルをピックアップして解説しています。(※上記画像は2021年9月17日時点の情報)
出典:モコ(日産)の中古車価格相場 | 中古車情報・中古車検索なら【車選びドットコム(車選び.com)】
2016年式は1〜2万km台から
最新モデルの2016年式から選ぶ場合、登録済み未使用車のような車は残っていませんが、1〜2万km程度の走行距離の車両であれば見つけることができます。
本体価格は70万円前後から、高くても100万円は超えない程度となっています。
2016年式であれば、10万kmを超えて走行している車もほとんど見当たらないので、これからも長くモコに乗りたい方はここから探すのがおすすめです。
2015年式でも1万km台から見つけられる
次に新しい2015年式の場合も、走行距離は2016年式とほとんど変わらず1〜2万km台から見つけることができます。
本体価格も65万円〜75万円ほどという車両が多く掲載されており、2016年式よりもコストパフォーマンスが良いといえます。
最新モデルにこだわりが無い方であれば、2015年式から選択するのもおすすめです。
2014年式なら4〜5万kmも視野に
7年落ち(2021年現在)にあたる2014年式においても、走行距離が1〜2万km以上の車両が多く掲載されています。また掲載されている台数自体も増えるため、選択肢の幅は2015、2016年式よりも広がるのが特徴です。
少し走行距離は伸びますが、選択肢の多さで見るならは4〜5万km台の車両が最も多く掲載されており、欲しい装備やボディカラーなどの条件付きでも気になる車を見つけやすくなっています。
本体価格は35万円前後から90万円台までとこちらも幅広くなっていますが、装備等に妥協したくない方はこちらから中古車を探してみてはいかがでしょうか。
カラーリングで選ぶ、モコの狙い目中古車
最後に、本体色の系統ごとにモコのおすすめ中古車を紹介していきます。
モコは3代目では10色(※カラーチェンジ前後を含む)のボディカラーを用意していました。中古車でも、色にもこだわって自分好みの1台を見つけることができます。
車選びドットコムでは本体色から中古車を検索できるので、お気に入りの色の車を探してみましょう。
モコならではの人気色「アーバンブラウン」
モコならではの人気色が、ブラウン系のカラーです。
3代目モコではアーバンブラウンというカラーが設定されており、発売当初の受注内訳でも、アーバンブラウンは最も人気で全体の41%を占めていたと言います。
中古車市場においてもブラウンカラーの車両は多く出回っており、車選びドットコムでの掲載台数は320台ほどとなっています。
淡いブルーがかわいい「ペールブルー」「フィズブルー」
女性に人気だった軽自動車ということもあり、ボディカラーには淡いパステルカラーが多数用意されています。
中でも透明感のあるブルーカラーは初代から設定されている人気のカラーで、3代目のペールブルーもその一つでした。2014年にはカラーチェンジが行われ、ペールブルーが廃止となる代わりにフィズブルーというカラーが追加されました。
車選びドットコムでは、水色系カラーのモコが90台近く掲載されています。
名前もかわいい「モコピーチ」
ピンク系は特に女性に人気のカラーの一つなので、軽自動車においては多くの車に設定されています。
モコピーチは、3代目モコで登場したメタリックな質感のピンクカラーです。
2代目では暖色系のボディカラーとしてモココーラルが用意されていましたが、こちらが元気で明るい印象の色だったのに対し、モコピーチは可愛らしすぎない上品さを感じる色味となっています。
少しでも安く買いたいなら、中古車価格のこなれたモコはおすすめ!
セカンドカーとして購入されることも多い軽自動車。できれば、購入にかかる費用は抑えたいと考える方も多いでしょう。
中古車から気になる車を探すことで、機能性と価格を両立した一台を見つけることができます。
また中古の軽自動車の中でも、日産・モコは新車販売を終了しているため、最終モデルのどのグレードでもほぼ100万円以下の価格で探す事が可能です。
軽自動車の購入を検討する際には、ぜひ一度モコの中古車を探してみてはいかがでしょうか。