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中古でBMW・ミニ(MINI)のクルマを買うならこの車種がオススメ!

BMW MINI Cooper

BMWによるMINIシリーズは、2021年5月現在、基本モデルとなるハッチバックの3ドア、3ドアをベースとした5ドアハッチバックをはじめ、コンバーチブル、クラブマン、クロスオーバーという多彩な品揃えになっています。

3ドアと5ドアはBセグメントに分類され、クラブマン、クロスオーバーはCセグメント級のボディサイズが与えられています。
さらに、2代目にはクーペ、ロードスター、3ドアのペースマンという個性派モデルも揃っています。ボディバリエーションが多彩であるため、使い方に応じて選ぶのがベストです。

Chapter
ハッチバックのMINI 3ドアのオススメは?
MINI クロスオーバーは、 BMW製MINI2代目の「クーパー」以上がオススメ
MINI 5ドアは3代目の現行型から登場

ハッチバックのMINI 3ドアのオススメは?

BMW MINI Cooper

ベーシックなMINI 3ドアは1人乗車なら「ワン」でも十分だが、人気は「クーパー」、「クーパーS」

日本では1人か2人で使うことが大半でも2ドア(3ドア)は敬遠されがちで、4ドア(5ドア)の使い勝手の高さが支持されています。
1人で乗り込む時でも後席に手荷物や上着を置いて出かけるというシーンが思い浮かびます。
一方で2ドア(3ドア)は、スタイリッシュなフォルムを創出しやすく、また2ドアが誕生した当時は、4ドアよりもドアが減るぶんコストを削減できるという利点もありました。ほかにも、車両重量が抑えられることで燃費向上というメリットもありそうです。

かつてのイギリスBMCによるいわゆる「クラシックMINI」は、カントリーマンなどの派生モデルもありましたが、3ドアのイメージを抱く人が多いのではないでしょうか。

初代BMW製MINI(以下、初代MINI)は、2001年に登場し、ベーシックな3ドアに「ワン」、「クーパー」を設定。翌年には最もパワフルな「クーパーS」が追加されています。

初代MINIは、特別仕様車やチューニング済みモデルをのぞき、100万円以下で比較的多くのモデルが揃っています。
ひと目でMINIと分かる内・外装、「ゴーカートフィール」と呼ばれる軽快なフットワークを堪能できるため、低予算で輸入車の入門として選択する手もありそうです。
人気グレードは、最もパワフルな「クーパーS」、中間グレードの「クーパー」。1人乗車が多く、街乗り中心であれば「ワン」を選んでもMINIらしいデザインはもちろん、美点のフットワークも堪能できます。

MINI クロスオーバーは、 BMW製MINI2代目の「クーパー」以上がオススメ

BMW MINI Crossover

MINIシリーズ初の5ドアモデル

2代目で追加されたMINIクロスオーバー(海外ではカントリーマン)は、MINI初の5ドア。2011年に日本に上陸し、程なくして人気に火がつき、MINIシリーズの中で半数を超えるほどのシェアになった時期もあるようです。
5ドアの使い勝手の高さとSUVテイストを付加させたモデルで、「ワン」、「クーパー」、「クーパーS」のほか、フルタイム4WDの「クーパーS ALL4」も設定されました。

クロスオーバーの登場で今まで購入ターゲットになりにくかった子どもがいるファミリー層はもちろんのこと、5ドアであれば買おうかな、というディンクスや独身の方も惹きつけたはず。
登場時は大型化と5ドアにより「もはやMINIではない」という声もありました。とはいえ、ひと目でMINIファミリーと分かる内外装を備えています。
また、SUVテイストのクロスオーバー化によってハッチバックよりも全高が110mm高くなったものの、日本向けは全高を1550mmにすることで、機械式立体駐車場に入庫できるなど、取り回しや駐車のしやすさにも配慮されています。

また、荷室容量も通常時350Lから最大で1170Lを確保することで、Cセグメント級にふさわしいスペースを実現。
一方で車両重量が1300kg〜1400kg台と重くなったことで、98psの「ワン」だと少し非力という印象で、ファミリーユースには、122psの「クーパー」もしくは184psの「クーパーS」がオススメ

MINI 5ドアは3代目の現行型から登場

BMW MINI

すべての人に使いやすい5ドアハッチバック

MINIの5ドアモデルは、先述のように2代目(BMW MINI)に設定されたクロスオーバーが最初で、ほかにも「クラブドア」と呼ぶ左右非対称ドア(2ドア+1ドア)と観音開きテールゲートを備えたワゴンタイプの「クラブマン」も設定されました。
そして3代目となる現行型に設定された5ドアハッチバックモデルは、MINIシリーズの人気モデルになっています。

2014年10月に販売を開始。3ドアハッチバックからドアが2枚追加されたことで、後席の居住性が格段に向上したのはもちろん、後席とラゲッジスペースも拡大されています。
なお、ボディサイズは3ドアよりも全長を165mm延ばし、ホイールベースも70mm延長されています。
人気を集めているのは、Cセグメント級のボディサイズになったMINIクロスオーバーよりもコンパクトで取り回ししやすく、しかもMINIらしいスタイリッシュなフォルムを備えていることなどがありそうです。

1.2Lの「ワン」、1.5Lターボの「クーパー」、2.0Lターボの「クーパーS」をラインナップ。2016年にはディーゼルエンジンを積む「クーパーD」、「クーパーSD」が追加されています。
1人か2人乗車であればベーシックな「ワン」でもそれほどパワー不足は抱かせません。4人乗車も多いのであれば「クーパー」、「クーパーD」以上を選択するのが無難です。

BMW MINI John Cooper Works

ほかにもMINIシリーズには、コンバーチブル、ステーションワゴン的に使える「クラブマン」があります。

現行型のクラブマンは、「クラブドア」をやめてオーソドックスなヒンジ式の4枚ドアになり、テールゲートにのみ観音開きが用意されています。「クラブマン」を狙うのであれば、現行型の方が乗降性などの利便性でも上回ります。
さらに、ステーションワゴン的に使える荷室と4枚ドアを備えているため、荷物が多い方にオススメできるモデルになっています。

コンバーチブルは、もちろんオープンドライブの爽快感と趣味の良さを感じさせるソフトトップによる佇まいが魅力です。
さらに、MINIには、「ジョン・クーパー・ワークス」というレーシーな仕様が各バリエーションに設定され、スポーツカーのような鋭い走りを享受できます。ほかにも特別仕様車も随時リリースされていますので、個性を重視する人はお気に入りの特別仕様車を選ぶ楽しみもあります。

また、クーペ、ロードスター、3ドアのペースマンなど過去に発売されたモデルも物件があれば、個性重視派が満足できるムードを放っています。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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