サイズにこだわって選ぶ中古SUV11選!選ぶときに考えることも解説
SUVは、大きさによって種類が分けらています。この記事では、それぞれのSUVの特徴や代表的な車を始め、中古車を選ぶときのポイントについても解説しています。
コスト的にも家計にやさしい中古車の購入を考えている方は参考にしてください。
- Chapter
- SUVは用途に応じたタイプがある
- 比較して選ぼう!5つの大きさ別おすすめ中古車SUV
- SUVならでは!中古車を選ぶときに考えること3つ
- 大きさを比較して自分に合ったSUVを見つけよう!
SUVは用途に応じたタイプがある
SUVとは、車の種類の1つで、Sport Utility Vehicleの略称です。日本語に訳すと、「スポーツ用途の多目的車」となります。
SUVは、多くの荷物を積んでの不整地を走行することを想定した車です。大きな荷物も積み込みやすい後ろの扉や、段差も走行できるロードクリアランスが特徴です。
そんなSUVも一口に言っても用途に応じてタイプが異なります。
1つは、非舗装路等の不整地を走る目的として発展してきたクロスカントリーと、舗装路、高速道路など街乗りでの性能に重点を置いたクロスオーバーと呼ばれる車です。
比較して選ぼう!5つの大きさ別おすすめ中古車SUV
日常生活からレジャーシーンまで幅広く使えるSUVですが、種類も多く、悩むことがあるでしょう。
今回は5つの大きさ別に中古車SUVを紹介します。中古車選びにお悩みの方は、様々な視点で比較してみてください。
1:都会でも使える!コンパクトサイズ
まず1つ目は、コンパクトサイズです。コンパクトサイズとは、全長が4.4m以下に収まるサイズが特徴です。
サイズが小さいので、建物が多く道が複雑な市街地での乗り回しに優れています。
マツダ CX-3
日本の車でコンパクトSUVはマツダのCX-3が挙げられます。
都心部のマンションや商業ビルに多く存在する立体駐車場にも対応しています。また、積載状況に応じて上下に位置を変えられるフレキシブルボードを採用しているのが特徴です。
メルセデスベンツ GLA
海外メーカーにもコンパクトSUVがあります。1つは、メルセデスベンツのGLAです。
モデルチェンジをしているGLAは全高を高めたことで、ヘッドクリアランスは大きく広がり、狭いという感覚はなくなりました。
また、ホイールベースも広がったため後席の足元も広くなり、後部座席も広く感じるようになりました。
ミニ クロスオーバー
もう1つは、ミニのクロスオーバーです。
イギリス産であるクロスオーバーの一番の特徴はデザインです。フロントやリアバンパーを刷新して、無骨なデザインになっています。
また、デザインに加えて安全機能も重視されており、前車接近警告機能に加えて、衝突回避・被害軽減ブレーキ機能も備わっています。
2:余裕ある大きさ!ミドルサイズ
2つ目のSUVタイプは、ミドルサイズです。ミドルサイズとは車体の大きさがおよそ5,000mm以下のSUVを指します。
ミドルサイズの特徴は乗り心地と悪路走破性を両立して、かつオンロードとオフロード両方を走行できるところにあります。
また、車種によっては、3列シートも備わっていて、多い人を乗せて移動することが可能です。数あるSUVのサイズの中でも万能性が高く、車種も多いです。
スバル フォレスター
車種の1つにスバルのフォレスターがあります。
スペックも充実していて、スバル独自のアイサイトと呼ばれる前方に装備されたカメラで監視し、障害物を認識して自動ブレーキ、クルーズコントロール等を制御する独自の安全装備が搭載されています。
脇見・居眠り運転といったドライバーの不注意を防止するドライバーモニタリングシステムという機能も備えています。
ホンダ CR-V
もう1つがホンダのCR-Vです。
CR-VはSPORT HYBRID i-MMDと呼ばれるエンジンシステムを導入しています。これは、駆動用と発電用の2つのモーターを搭載し、自由度の高い走行を実現しました。
大きさのある車でありながら、低速走行から高速走行まで、効率良く走り切ることが可能となります。
3:小回りが利いて低燃費!軽サイズ
3つ目のSUVタイプは軽サイズです。
他のサイズと比較してもコンパクトなサイズです。整備されていない道に適した大径タイヤや、ブレーキの自動で加減する機能が搭載されるなど、雪道や舗装されていない道路を走行できる機能を備えています。
また、内装に汚れにくい素材を使用したり、防水加工がされた車種もあります。
三菱 パジェロミニ
代表的な車種に三菱のパジェロミニがあります。
パジェロミニは、三菱を代表するSUV車であるパジェロの弟分としてデビューしました。エンジンやトランスミッションの採用でパジェロと比較しても走り易さに不満はありません。
ダイハツ タフト
ダイハツのタフトは、トランスミッションにD-CVTを採用することで、普段の買い物から遠出まで走り易い設計になっています。
オプションも充実しています。フレキシブルボードが2段仕様にすれば、上段はテーブルとして利用できます。
4:大人数でキャンプへ!ビッグサイズ
4つ目はビッグサイズです。悪路走破性に優れています。
ミニバンと同等の快適な室内空間と上質な内装を備えています。ただし、車体が大きいSUVなので、複雑な道路事情の市街地での走行にはあまり向いていません。
スバル エクシーガ クロスオーバー7
代表的な車種にスバルのエクシーガクロスオーバー7があります。
「都市型SUV×多人数車」というコンセプトで作られました。7人乗りでありながら、およそ全幅1,800mmと立体駐車場にも収まる大きさに設計されています。
また、専用サスペンションの採用により、都市型SUVとして十分なロードクリアランスを確保しています。
マツダ CX-8
マツダのCX-8はマツダの車種の中でも高級仕様となっています。
3列シートの7人乗りでゆったりと座れて、ラゲッジルームは定員乗車時でも9インチのゴルフバックが2つ搭載できます。
また、ロングホイールベースによって、3列目に座った人でも快適に移動できるように揺れが軽減されています。
5:燃費は気にしない!本格クロカン
5つ目は、クロスカントリーです。略して、クロカンとも呼ばれています。
この大きさの車種は悪路走破性能に特化しています。岩場や沼地など、舗装されていない道を走行できる車体と駆動を持った車種です。
内装に関しては、ドライバーの平衡感覚を失わせない水平基調であり、簡素なデザインである一方、高級車のような内装や3列目シートを備えた車種もあります。
三菱 パジェロ
クロカンを代表する車種に三菱のパジェロがあります。
過酷な自動車レースであるダカール・ラリーでは何度も優勝しており、オフロード性能を備えた車といえます。
出典:ダカール・ラリー モータースポーツ 三菱自動車のクルマづくり | MITSUBISHI MOTORS
参照:https://www.mitsubishi-motors.com/jp/innovation/motorsports/dakar/
トヨタ ランドクルーザー
もう1つ代表的な車種にトヨタのランドクルーザーがあります。
エンジンやサスペンションがフレーム部分に搭載されているラダーフレーム構造がオフロード走行を得意にさせています。
この構造は、フレームが無事であれば走行することができるので、ボディの錆びや、悪路走行での凹みも走行に支障がありません。
SUVならでは!中古車を選ぶときに考えること3つ
ここからは中古車を選ぶときに考えるポイントについて解説していきます。今回は、修復歴を確認することを始めとした3項目をピックアップしていきます。
中古車を選ぶときに考えるポイントについてご興味がある方は、参考にしてください。
1:修復歴を確認する
1つ目は、修復歴を確認することです。
修復歴がある中古車は修復歴がない中古車と比較して、格安で販売されています。
一見するとお得に見えますが、安さには相応の理由があります。また、骨格部分の損傷は後々の不具合などにつながる可能性があります。
特に注意しなければならないのは、悪路などで酷使されており、冠水や塩害、融雪剤によって、タイヤハウスやサイドシルなどが錆びてしまっている場合です。
冠水してしまうとカビの発生原因や部品の劣化につながり、電気系統にトラブルが起きやすくなります。また、錆は時間が経つにつれて故障につながります。
2:用途を明確にする
2つ目は、用途を明確にすることです。
SUVも市街地にも対応した車もあれば、オフロードに適した車もあります。
通勤用で市街地を運転するのか、それとも休日に家族でアウトドアするために必要なのかは人それぞれです。どのように使うかを明確にしておかないと、購入後に不便を感じてしまうでしょう。
3:買い替えなら、今のクルマと大きさを比較する
3つ目は、今の車と大きさを比較することです。
特に買い替えるときに注意が必要です。今まで乗っていた車と大きさが変われば、運転しやすさはもちろんですが、既存の駐車場に収まるか確認が必要です。
制限を超えると収納ができず、別の駐車場を探さなければならないことにもなります。
大きさを比較して自分に合ったSUVを見つけよう!
SUVはサイズや用途によって様々な種類の車があります。
大きさを比較することはもちろんですが、デザインや性能等も比較すると良いでしょう。そして、自分に合った1台を選んでみてください。