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初心者ドライバーの車選び、ポイントは「運転感覚の掴みやすさ」

教習車 女性 運転

免許証を取っていざマイカーを買うぞという時、どんな車を選んだらいいのでしょうか?
本記事では、初心者ドライバーが初めての車選びをする際に気にするべきポイントや、筆者のおすすめ車種を紹介していきます。

※2014年12月11日時点

Chapter
本当は、教習車と同じクルマがいいと思います
初心者だからこそ「ベンツ」!?
運転感覚を身に着けやすいクルマ
どうしてもハッチバックがいい、と言うのでしたら・・・

本当は、教習車と同じクルマがいいと思います

教習車 女性 運転

免許を持っている皆さん、教習したときのことを覚えていますか?
はじめはなんだか畏れや恐怖があったり、緊張したりしたものです。「こうやって確認しましょう」と教官に教わると、目的を考えず、妙に「動作のための動作」になってしまったりしたものですね。

そんな中少しずつ慣れてくる過程でチェックする方角や、停止位置など、クルマの感覚とともに覚えましたね。教習車は「不安だった運転に馴れさせてくれた規格」をもっているのです。ですから、スタイリッシュでもファッショナブルでもないかもしれませんが、クルマの運転にしばらく慣れるためには教習車と似た車種が理想的だと思うのです。
極端な話、目を瞑っても運転できるくらいになったら、もう少し自分の好みでクルマを選ぶ、と言うのがよいのではないでしょうか。

初心者だからこそ「ベンツ」!?

メルセデスベンツ Cクラス

初心者ドライバーの方にぜひ乗ってほしい車、例えばメルセデスベンツのCクラス・Eクラスなどはいかがでしょうか。高級車と呼ばれる車でも中古車なら幅広い価格帯から自由に選べます。

何をいきなり、と思われるかもしれません。しかし、ある意味本気でそう思うのです。

メルセデス・ベンツは、何もきらびやかなクルマを造ってきた会社ではありません。無骨でもタフで、どこまでも走っていけるクルマ造りがその基本理念です。
そういう思想は、運転のしやすさにも反映されているのです。ボディは見切りがよく、シートも疲れません。きっと免許を取ったばかりのドライブはストレスも多いことでしょう。そうした運転以外のもろもろのことを取り去ってくれると思います。

何も新車を買うことはありません。中古車でもいいです。ある意味本気でそう思います。

基本に忠実な自動車、メルセデスベンツにぜひ乗ってみましょう。それもAクラスBクラスではありません。CクラスとかEクラスを是非選んでみてください。基本に忠実に造られている、と言う点で、初心者にこそ薦めるべきクルマではないか、そう思うのです。

運転感覚を身に着けやすいクルマ

トヨタ カムリ

前述のメルセデスは極端な例かもしれませんが、もう少し一般的な話をします。
これは逆にいうと「小さな車に乗らないで」と申し上げたいのです。

語弊を恐れずに申し上げますと、免許取立ての初心者が、小さなクルマでゆっくり走ることはなかなか難しいことだと思うのです。
よく「初心者向けのクルマ」として小さな車が薦められていますが、特に小排気量のクルマは運転にコツが要るので、積極的に薦めるべきクルマではないと思うのです。動力性能に限界があるので、助走させたり、オートマチックでも積極的にギヤを選んで走らなければ、今の道路事情についていけないことも多いのです。
休日に、高速道路の登坂区間で長い列を作っている先頭には、大概コンパクトカーがいます。正直流れに乗るのも難しいのです。

エンジンの大きい車であれば、コントロール性もいいですし、静かなのでクルマという機械を動かす恐怖感も少ないと思います。なにもスーパーカーを買いなさいというのではないです。さほど高価でもないでしょうから、本当に運転に馴れるということであれば、10年位前の1800cc~2500cc位のサイズのクルマをオススメしたいです。
そういうクルマで「流れを乱さない」ことに留意した運転の練習を是非していただきたいのです。

具体的には、ホンダアコード、マツダアテンザ、トヨタカムリ、トヨタマークⅡ、日産ティアナ、日産ブルーバードシルフィ。こうしたクルマは基本的なセダンであり、はじめに運転感覚を身につけるにはいい選択だと思うのです。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

極論、何に乗るかではなく、場数を踏むことが大事

運転に馴れ合いは必要ありませんが、最低限の馴れは必要です。
まずは日常の運転で、基本動作ができることが第一です。時が経ったら、自分の運転暦を振り返り、「事故が無くてよかったな、これからも気をつけよう」と、振り返りができると良いですね。
日常を通して、運転者としての心構えを振り返り、身につけることに務めましょう。

そのために、初心者の車選びは、見切りが良く、ゆとりのあるクルマを選ぶことが重要だと思います。そういったクルマに乗ることによって、心に余裕ができるので、運転者としての心構えが身につくのです。
筆者も時々振り返りをするようにしています。いつ事故にあうか、事故を起こすか分かりません。常に新鮮な気持ちでクルマに乗ることを習慣づけましょう。

どうしてもハッチバックがいい、と言うのでしたら・・・

マツダ アクセラスポーツ

上でコンパクトなハッチバックは初心者にはオススメできませんと申しました。ただ利便性等も考え、どうしてもハッチバックがいいという方もいらっしゃるでしょう。そういう方のために安心して乗っていただける余裕のあるハッチバック車をご紹介します。

マツダ・アクセラスポーツ、スバル・インプレッサ、フォルクスワーゲン・ゴルフ、トヨタ・ブレイド、トヨタ・オーリス、日産・ノート(初代)、日産・ティーダなどでは、ハッチバック車ですが1500cc以上の大きさのエンジンのクルマも設定されていて、比較的よく走る車です。

現行型のゴルフですと、排気量は1200cc~1400ccの過給機つきエンジンのためパワー的には1800cc以上並みのパフォーマンスがあります。ですので、高速道路に乗ってもそんなに流れに乗りにくいこともないでしょう。
トヨタ・ブレイドはエスティマと同じ2400ccの排気量のエンジンを搭載しています。このくらいエンジンにゆとりがあると、遠出も安心です。市街地でも、さほどもてあます感じはないでしょう。
初代アクセラスポーツにも2300ccのエンジンの設定がありました。実に快適であり、運転していて楽しさを味わうこともできるでしょう。初心者の方、そして、運転がまだまだ不慣れな方にこそ、こういうクルマをオススメしたいと思います。

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