試乗中に大量の「サル」出現?!【 スバル 新型インプレッサ 】土屋圭市もびっくり!沢すみれ 工藤貴宏が徹底解説

注目のスバル 新型インプレッサを解説&試乗インプレッション!
インプレッサといえばスバル伝統のコンパクトハッチバック。
クロストレックのモデルチェンジに伴い、共通のボディを持つインプレッサも新型となりました。
クロストレックの解説では走りの良さや静粛性が好評でしたが、こちらの新型インプレッサはどうなのか。
徹底検証していきます!
- Chapter
- クロストレックの兄弟?! 新型インプレッサ
- 新型インプレッサの5つのポイント
- 外観チェック!基本的には先代を踏襲
- 2列目の空間をチェック!
- 巨大なディスプレイオーディオ
- オプションのサンルーフとSOS通報機能
- 便利で堅実なインテリアデザイン
- 史上最高の安全性能へ進化したアイサイト!
- 歩行者との衝突安全性能にも抜かりなし
- 荷室の大きさチェック!
- エンジンルームをチェック
- 試乗インプレッション!驚愕の静粛性と快適性
- アイサイト発動!大量の猿出現?!
- 試乗を終え…さすが安心のスバル!
- スバル 新型インプレッサの解説を動画で観る
クロストレックの兄弟?! 新型インプレッサ



今回は2023年に登場したばかりの、スバル 新型インプレッサをご紹介!
以前に取り上げた、クロストレックと基本的なボディやメカニズムが同じで、兄弟車とも言える車です。
クロストレックは、クロスオーバーSUVで車高も上がっていましたが、今回のインプレッサは通常のハッチバックです。
前回のクロストレックが好評だっただけに、このインプレッサのクオリティもより気になってしまうところ。
今回も隅々まで徹底検証していきます。
新型インプレッサの5つのポイント

新型インプレッサのポイントは以下の5つです。
1. スバル車の中で一番小さい車
2. 6代目のインプレッサ
3. クロストレックと基本的なメカニズムは一緒
4. ハッチバックのみの展開に
5. 名称が素の”インプレッサ”に
1. スバル車の中で一番小さい車


実はこのインプレッサ、現在スバルが造る車両の中で一番小さい車になっています。
これよりも小さい車は、全てダイハツなどからのOEM供給のため、スバルの生産する車種の中では今一番コンパクトな車と言えるわけです。
2. 6代目のインプレッサ

今年2023年にフルモデルチェンジされ、6代目のインプレッサとなりました。
1992年に初代インプレッサが登場してから、25年ほど経ったと思うと感慨深いですね!
3. クロストレックと基本的なメカニズムは一緒


冒頭でも述べたように、先日紹介したクロストレックと基本的にボディやメカニズムが同じで、こちらは通常の車高となっています。
4. ハッチバックのみの展開に


先代は、ハッチバックとセダンの2タイプが用意されていましたが、新型からはハッチバックのみの展開となりました。
世の中のセダン離れが進み、セダンの売れ行きが悪くなったため、ハッチバックに一本化されました。
5. 名称が素の”インプレッサ”に


従来のインプレッサは、セダンとハッチバックの2タイプが展開され、ハッチバックの方は”インプレッサスポーツ”と呼ばれていました。
しかし、ハッチバックに一本化されたため、名前が素の”インプレッサ”に変更されました。


今回の車両は、3つあるグレードの内、ST-Hという最上級グレードのものです。
エンジンは、全車水平対向の4気筒で2リッター自然吸気ですが、パワートレインは、モーターなしのガソリン車と、小さなモーターが付いたマイルドハイブリッドの2タイプが用意されています。
この車両は上級グレードのため、マイルドハイブリッドとなっています。
外観チェック!基本的には先代を踏襲


基本的には先代を踏襲しており、所々車体の造り方などが少し変わったようですが…見比べてみないと、あまりハッキリとは分かりづらいです。



例えば、窓は天地が低くなり、先代よりも軽快なデザインになっています。
また、リア上部を絞り込むことで、リアフェンダーの張り出し感がより強調されています。
2列目の空間をチェック!



運転席の下へつま先を入れて足を伸ばせることもあり、見た目よりもずっと広々くつろげます。
設置されているUSBは、暗闇の中で発光する仕様になっているため、夜でも差しやすく非常に便利です。
巨大なディスプレイオーディオ


なんといっても目立つのが、この11.6インチのディスプレイ!
レヴォーグやアウトバック、WRXなどの上級車種で使用しているものがそのまま移行されています。
標準装備では、ナビ機能が付いておらず、いわゆるディスプレイオーディオの形です。
そのため、オプションでナビをつける他、スマホを繋げてスマホのナビアプリを使って対応することもできます。

また、従来よりもスマホ接続した際のナビ表示が大きくなり、CPUも高性能化されているなどされているなど、見た目以上に様々な進化を遂げています。

全部がタッチパネル化されるわけではなく、エアコンなどに関しては物理的なボタンが残っているのも、操作がしやすくありがたいです。



一方でブレーキホールドボタンがディスプレイ操作になってしまったのは、賛否両論あるところでしょうか。
メーターの設定などは、自分でカスタマイズして表示することができます。
オプションのサンルーフとSOS通報機能


オプションで付けられるサンルーフの開閉ボタン下には、緊急時の通信機能ボタンが付いています。
事故を起こした時や、病気で倒れてしまった時などに、SOSボタンを押すことで位置情報を発信し、緊急車両を手配してくれます。
エアバックが開いた際にも、車のスピードやシートベルトの有無などの情報が送られるようになっており、万が一への備えがなされています。
便利で堅実なインテリアデザイン


こちらもオプションではありますが、シートヒーターやステアリングヒーターが付いています。
センターコンソールボックスは大きめのサイズで、500mlのペットボトルを立てて入れられるほどの深さです。
史上最高の安全性能へ進化したアイサイト!



アイサイトは、今まで左右2つのカメラで対象物の距離を測っていましたが、今回からカメラが3つに増えています。
中央に広角カメラ設置され、今までよりも周囲の状況がしっかりと見ることができます。
フロンガラス越しでも、ハッキリと見えるくらいの存在感です。
歩行者との衝突安全性能にも抜かりなし


ワイパーの根本部分には、歩行者用のエアバックが搭載されています。
Aピラーなどの潰れにくく硬い部分に、歩行者が当たってしまった時のダメージを緩和するよう作られています。
荷室の大きさチェック!

フレーム部分には、クロストレックと共通のアクティブさが伝わる、可愛らしいデザインが施されています。


スペースの広さも申し分なく、フルフラットにもできるため、非常に実用性の高い荷室です。
エンジンルームをチェック




エンジンルームはカバーが掛けられており、中身は見えませんがコンパクトにまとまっています。
また、ヘッドライトウォッシャーが付いており、雪道でも安心です。
試乗インプレッション!驚愕の静粛性と快適性




さて試乗…という前に、こちらお気付きの方もいるかと思いますが、先ほど紹介していた時と車両の色が変化していますね。
もちろんこれは雨が降ったから!!というわけではなく、諸事情により別日で撮影となったためです。
そのような楽しい車があるなら買いたいくらいですが…まだ時代は追いついていないようです。



話を戻しまして、この新型インプレッサですが、特に驚いたのが遮音性の高さです。
雨が屋根を叩く音は聞こえず、優しい乗り心地を味わえます。
スポーツモードに切り替えると、ギア比が変わったことでレスポンス良くなりました。
アイサイト発動!大量の猿出現?!



遮音性の高さに感心していると、たくさんのサルにアイサイトが作動しました。
ご飯欲しさにガードレールで待っているようでしたが…さすがは安心のスバルです。
サルにもしっかりとアイサイトが起動し、我々の安全を守ってくれました。
試乗を終え…さすが安心のスバル!



派手さはないけれど、普段使う上で大変出来のいい車でした。
高い安全性で、我々の暮らしを支えてくれること間違いなしです!
皆さんも、機会があれば是非試乗してみてください。
ヘッドライトウォッシャー実証実験



※ヘッドライトウォッシャーへの接近にはご注意を!
スバル 新型インプレッサの解説を動画で観る

スバル 新型インプレッサの詳しい解説は、下のリンクからご覧ください!