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中古でマツダ CX-8を買うならこのグレードがオススメ!

マツダ CX-8

マツダ CX-8は、CX-60を皮切りとしたラージ商品群登場前まで、同社SUVの最上級モデルとして位置づけられた3列シートSUVです。

ミニバンの生産から撤退したマツダにとって多人数乗車のニーズに応えるモデルであり、ファミリー層はもちろん、キャンプなどのアウトドア、ウインタースポーツ、マリンスポーツなどの各種アクティビティの愛好家にも支持されています。

Chapter
マツダ唯一の3列シートSUVとして人気を集めるCX-8
年々進化しているCX-8
狙うなら2.2Lディーゼルエンジン車

マツダ唯一の3列シートSUVとして人気を集めるCX-8

マツダ CX-8 2017

間もなくラージ商品群のCX-80にバトンを受け渡すと目されているマツダ CX-8は、3列シートクロスオーバーSUVとして、2017年12月に発売されました。

「魂動デザイン」に基づいたスタイリッシュなエクステリアをまといながらも3列目まで大人が座れる実用性を確保。

3列目の乗降性や居住性は、大型ミニバンにはおよばないものの、いざという時に6人もしくは7人が乗れることが、CX-5との大きな違いになります。

ほかにもサードシートの安全性を確保するため、後突性能にもこだわっています。

マツダ CX-8 XD PROACTIVE  2017

ボディサイズは、全長4,900mm×全幅1,840mm×全高1,730mmで、ホイールベースは2,930mm。

なお、日本向けラージ商品群第1弾のCX-60は、全長4,740mm×全幅1,890mm×全高1,685mm、ホイールベースは2,870mm。

最小回転半径は、FFベースのCX-8が5.8m、FRベースのCX-60が5.4m。全長もホイールベースも短く、後輪駆動ベースのCX-60が小回り性能では有利な反面、1.9mに迫る全幅により、狭い道でのすれ違いでは苦労することもあるでしょう。

いっぽうCX-8は、全高さえクリアできれば幅1,850mm制限のある機械式立体駐車場などに入庫できるというメリットもあります。

登場時に用意された2.2Lクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」と6速ATの組み合わせは、実用域での分厚いトルクを発揮するディーゼルエンジンにより、3列シートSUVであってもストレスのない走りを披露してくれます。

年々進化しているCX-8

マツダ CX-8

マツダは、頻繁な改良を施すことで、最新技術を提供することにこだわってきて、CX-8も例外ではありません。

2018年10月には、ターボの「SKYACTIV-G 2.5T」、NAの「SKYACTIV-G 2.5」という2タイプの2.5L直噴ガソリンを追加。

ターボは過給による痛快な加速フィールが美点で、NAは実用上不足のない動力性能と高い経済性を備えています(WLTCモード燃費12.4km/L。2.5ターボは11.6km/L)。

そのほか、車両の安定性を高める「G-ベクタリング コントロール プラス」の採用をはじめ、衝突回避軽減ブレーキに夜間時の歩行者認知機能を追加

サードシートの静粛性を高めるなど、動的質感や先進安全装備も磨き上げています。

マツダ CX-8 グランドジャーニー 2022

さらに、2019年10月の商品改良では、電動スライドガラスサンルーフやサードシートの充電用USB端子の追加、ラゲッジの床下ボックスの容量拡大などを盛り込んでいます。

加えて、アームレスト付コンソールを備えた2列目のキャプテンシートに、電動スライド&リクライニング機構やベンチレーション機能を用意するなど、VIPニーズにも応えています。

AWD車には新開発の「オフロード・トラクション・アシスト」を用意するなど、悪路走破性も向上しました。

2020年12月の商品改良では、ディーゼルエンジンの出力アップなどを図り、2022年1月には「25T Black Tone Edition」を追加。

そして2022年11月には、エクステリアの刷新をはじめ、特別仕様車の「Grand Journey」、新グレードの「Sports Appearance」を設定。

人気グレードの「Exclusive Mode」も含めて異なる世界観を享受できます。

狙うなら2.2Lディーゼルエンジン車

マツダ CX-8

多人数乗車ニーズに応えてきたCX-8は、ミニバンの生産から撤退し、SUVの品揃えを強化したマツダにとって重要な役割を担ってきました。

現在の中古車市場でのタマ数はそれなりに揃っている印象を受けます。

未使用車や走行距離が短い個体の場合は、高値安定という感はあるものの、少し走行距離を重ねた個体であればリーズナブルといえるケースも多くなっています。

パワートレーン別では、2.2Lディーゼルがオススメ。トルクフルな走りと軽油ですむなどの利点もあり、中古車市場での物件数も圧倒的にディーゼルエンジン車が多くなっています。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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