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日産・エクストレイルにかかる維持費はいくら?費用内訳、新車と中古車の違いを解説!

日産・エクストレイルは、高い悪路走破性を備えたミドルサイズSUVです。2列シート5人乗り仕様に加えて、3列シート7人乗りも用意しています。
SUVは趣味性の高いモデルから、現在ではファミリーカーとして購入するユーザーも多くなっています。何かと出費の多い子育て世代にはクルマの維持費は気になるところです。

今回は日産・エクストレイルにかかる維持費の内訳や、新車と中古車で維持費に違いはあるのか、また購入を考えている方におすすめのモデルの選び方などを解説していきます。

Chapter
日産・エクストレイルとはどんな車?
新車と中古車の維持費に違いはあるの?
エクストレイルにかかる維持費はこの6つ!
■エクストレイルにかかる税金に軽減措置はある?
中古車のエクストレイルを選ぶなら4WDがおすすめ

日産・エクストレイルとはどんな車?

日産 エクストレイル 3代目

初代エクストレイルは2000年に登場。それまで高額車が中心だったSUVで、「4人が快適で楽しい、200万円の使える4駆」というコンセプトで若者にも手が届く価格設定で登場しました。
思う存分アウトドアスポーツを楽しめるようにするため、シートには撥水加工を施し、荷室の床面には取り外して直接水洗いできる「ウォッシャブルラゲッジボード」を採用しているのが特徴です。

現行型は2022年に登場した4代目となります。これまでのモデルはタフギアを追求したツール感のイメージが強かったですが、現行型は高級志向となっています。
搭載しているパワートレインは、日産独自のe-POWER。発電用1.5Lエンジンには日産が世界で初めて量産化に成功した可変圧縮比エンジン「VC ターボ」を採用し、力強くなめらかな走りを実現するとともに、常用域から加速時までエンジン回転数を抑え、圧倒的な静粛性を実現しています。

また、駆動方式は2WD(FF)に加えて、e-4ORCEと呼ばれる電動駆動四輪制御技術を投入しています。
このシステムは、前後2 基の高出力モーター、左右のブレーキを統合制御することで、四輪の駆動力を最適化し、雪道や山道の走破性に力を発揮するとともに、市街地走行などの日常使いなど、あらゆるシーンや路面状況において安定感の高い走り、そして快適な乗り心地を提供します。

2022年12月現在、新車で販売されているグレードは、2WD車がS、X、G、オーテック、オーテックアドバンスドパッケージの5種類。
4WD車はS e-4ORCE、X e-4ORCE 2列/3列、X e-4ORCE エクストリーマーX 2列/3列、G e-4ORCE 、オーテックe-4ORCE 2列/3列、オーテックe-4ORCE アドバンスドパッケージの9種類の合計14グレードとなっています。

新車と中古車の維持費に違いはあるの?

日産 エクストレイル 3代目

エクストレイルを購入する際、初期費用をできるだけ抑えたいという場合は、新車ではなく中古車の購入を検討することもあるでしょう。ただ、購入後にかかる維持費にも新車・中古車で差があるのか?と気になる方は多いのではないでしょうか。

基本的には、購入するのが新車でも中古車でもかかる維持費は変わりません
影響があると言えるのは選ぶグレードごとの燃費性能や、必要に応じて加入する自動車保険料、駐車場代などが主で、車によってではなく人によってかかる維持費が変わると言えます。

強いていうなら、古い車両を選ぶ場合には自動車税(種別割)、自動車重量税とメンテナンス代に影響があるかもしれません。

新車登録から13年以上が経過した車に対しては、自動車税(種別割)が約15%増税となります。13年以上前の車両となると初代もしくは2代目エクストレイルが該当します。中古車を選ぶ際には気をつけたいポイントです。

さらに、車両の重さと登録からの経過年数で税額が決まる自動車重量税も、登録から13年経過後に税率が約40%増税となります。18年経過後はさらに約10%の増税となります。初代、もしくは2代目エクストレイルが該当しますので、かなりの税負担を感じると思います。

また、中古車は新車と比べて劣化が進んでいることがあり、その修理代やメンテナンス費用が余分にかかる可能性があります。

エクストレイルにかかる維持費はこの6つ!

日産 エクストレイル 3代目

ここからはエクストレイルにかかる維持費について、その内訳とそれぞれにかかる具体的な費用を紹介していきましょう。

新車・中古車に関わらず、エクストレイルの購入を検討している方は、今後どのくらいの維持費がかかるのかの参考にしてください。

1:税金

2022年12月現在、エクストレイルにかかる税金は自動車税(種別割)、環境性能割、自動車重量税そして消費税です。これらの税金には、車の性能に応じて軽減措置が用意されているものもあります(具体的な内容については後ほど紹介します)。

■自動車税(種別割)
自動車税(種別割)は車の排気量に応じてかけられる税金です。エクストレイルの場合、現行型は1.5Lなので3万6000円、旧型の場合は2Lなので3万6000円と同じ金額となっています。

ちなみに、この税金は4月1日時点の軽自動車の所有者に支払いが義務づけられており、各市町村から毎年納税通知書が届きます。 納付期限は5月末日。公共料金と同じように、銀行や郵便局などの金融機関、コンビニなどで支払うことができるので、忘れずに納付しましょう。

■自動車重量税
自動車重量税は、その名の通り車の重量に応じて課税される税金です。新車登録時に3年分の税金をまとめて支払うほか、2年ごとの車検時(新車登録後初めての車検時は3年後)にも2年分をまとめて払います。
現行型エクストレイルの場合、車両重量が1.5t~2tなので、3年で3万6900円となりますが、エコカー減税が適用され免税となります。また先述したとおり、新車登録から13年、18年以上が経った車両は自動車重量税が増加します。

■環境性能割
廃止された自動車取得税に代わり、2019年10月1日より、「環境性能割」という新たな税金が課されるようになりました。 環境性能割は、車の燃費性能等に応じて、取得したときに課税される税金です。電気自動車や燃料電池車、プラグインハイブリッド車は非課税となります。また、中古車などで取得価格が50万円以下の場合は課税されません。

■消費税
日本国内で車だけでなく、モノやサービスを購入すると課税されるのが消費税です。2022年12月現在の税率は10%で、車の場合車両本体価格に消費税が含まれて提示されています。また、車の購入にあたって福祉車両はオプションや付属品の一部を除き非課税の対象となります。

2:車検代

車検は、新車登録から3年後、それ以降は2年に1度受ける義務がある定期点検です。これを受けないと公道を走ることはできず、また法律で厳しく罰せられます。
車検を受ける際は、主に法定費用と車検基本料が車検代として必要となります。

■法定費用
法定費用は、先述した自動車重量税に加えて自賠責保険料、印紙代(検査手数料)を合わせた費用です。これらは国や自治体に納めるもので、どの業者で車検を受けても同じ費用がかかります。

自賠責保険は、車を所有し運転する全ての人に加入が義務付けられている保険で、かかる費用はどの保険会社で契約しても同じです。
印紙代は基本的に1,100円が必要となります。ただし、認定工場で車検を受けた場合は証紙代も必要となるため、その分100~700円が上乗せとなる場合があります。

■車検基本料
車検基本料は、点検費用、整備費用、代行手数料など合わせた費用です。これは車検業者に対して支払うもので、業者ごとに価格設定が異なるため、維持費を安く抑えたいなら見積もりをとって比較した上で業者を選ぶのがおすすめです。

傾向として自動車ディーラーはやや高めで、ガソリンスタンドや車検専門店、カー用品店などであれば比較的安く車検を受けられる場合が多いようです。

3:ガソリン代

最近はガソリン価格がかなり高騰しているので、ガソリン代はできるだけ安く抑えたい維持費の一つです。
そこで注目したいのは燃費性能。現行型エスクトレイルはグレード間での燃費性能には差がなく、駆動方式の違いもしくは乗車人数によって燃費性能が変わってきます。

カタログでWLTCモード燃費を見てみると、2WDモデルは19.7km/L、4WDモデルは18.4km/L(3列シート仕様は18.3km/L)と、クラストップレベルの燃費性能となっており、駆動方式による差もそれほど大きくありません。SUVというキャラクターそして、e-4ORCEという最新の4WD技術による高い走行性能を考えると4WDを選んだほうがいいでしょう。

4:自動車保険料

自動車保険には、全運転者に加入が義務づけられている「自賠責保険」と、任意で好みの補償を選び加入する「任意保険」の2種類があります。

■自賠責保険
車検の項目でも先述した通り、自賠責保険は車を運転する全ての人に加入が義務付けられている保険です。1か月単位で契約期間を選ぶことができ、かかる保険料もそれに伴って変わりますが、車検時に更新手続きを行うため新車購入時には37か月契約を選択する方がほとんどです。
普通自動車にかかる自賠責保険料は、37か月契約の場合2万7770円となります。

■任意保険
自賠責保険で補償されるのは対人補償のみで、相手や自分の車、建物などに対しては保険金が1円も支払われません。また、補償される金額も最高で4,000万円までで、事故の内容によっては賠償金額がそれ以上かかる場合もあり、自賠責保険だけでは十分な補償とは決して言えません。
そこで、各保険会社が任意で加入できる様々な保険(任意保険)を用意しています。

任意保険にかかる費用は、補償内容や運転者の条件・年齢・人数、車種などによって変動します。そのため、同じ保険であっても運転する人や家族構成によって保険料は大きく異なる場合があります。
できるだけかかる費用を抑えたいなら、各保険商品の内容や保険料を比較した上で、気に入ったものを選ぶようにしましょう。

5:メンテナンス代

車に長く乗るためには、定期的なメンテナンスが必要です。車が好きな方であれば自分でできるメンテナンスもありますが、自分で行うのは難しい部位もあるし、メンテナンスする場所がない。という人も多いでしょう。そのため、基本的には専門店に頼むのが安心ですしおすすめです。

定期的に行う必要があるのは、エンジンオイル交換、タイヤ交換、バッテリー交換など。身近なところではガソリンスタンドでも頼むことができますが、店ごとに価格設定は大きく異なるため、必ず複数のお店を比較して検討しましょう。
もちろん、自分で部品を調達して交換すればより安くすませることができます。車の取扱説明書に手順が記されていますので、家族と一緒にチャレンジしてみるのも良いですね。自身の知識や力量に応じて、お店とセルフメンテナンスを使い分けてみてください。

また、車検の際にも合わせて不具合のある箇所を点検してもらえるので、合わせて修理を依頼することも可能です。

6:駐車場代

持ち家の場合はあまり必要ありませんが、賃貸物件に住んでいる方や駐車場がない都市部などでは、駐車場代もかかってきます。
価格設定はお住まいの地域ごとに大きく異なるため、周辺の駐車場の料金を確認した上で維持費の計算をしてみましょう。

■エクストレイルにかかる税金に軽減措置はある?

日産 エクストレイル 3代目(T32型)

2022年12月現在、車に関する税金に対してはいくつかの軽減措置が用意されています。

ここからは、現行型エクストレイルで適用されている減税措置の対象となるグレードはどれかを詳しく紹介していきます。

■グリーン化特例について

グリーン化特例とは、環境負荷の少ない自動車の開発や普及を進めるために、燃費性能および排出ガス量が優良な自動車に対して自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割)の税率を軽減する仕組みです。

ただ、現行型エクストレイルはグリーン化特例の対象とはなっており、この制度による減免措置は自動車重量税、環境性能割が免税で0円、自動車税は1万7700円となります。

■エコカー減税について

エコカー減税は、排出ガス性能や燃費性能に優れた自動車に対して、それらの性能に応じて自動車重量税を免税・軽減する仕組みです。

エクストレイルはエコカー減税対象車となるため、令和3年5月1日~令和5年4月30日に新規で新車登録を行なった場合に限り、購入時に支払う3年分の自動車重量税が減税されます。現行型のエクストレイルはいずれも免税の対象となっております。

中古車のエクストレイルを選ぶなら4WDがおすすめ

ここまでエクストレイルにかかる維持費について、項目ごとに紹介してきました。
税金やほとんどの項目でかかる金額は、新車・中古車どちらを購入しても、またどのグレードを選んでもほぼ同じとなっています。

エクストレイルの搭載されている4WDシステムは、高い走行性能を実現しながら、燃費の悪化を抑えています。レジャーに使われることの多いSUVのエクストレイルですから、4WD車を選ぶことをオススメします。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

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