VW・ポロの中古車の価格相場はいくら?狙い目モデルと選び方を解説
フォルクスワーゲンの主力モデルであるゴルフと並び人気がある「ポロ」。
コンパクトなボディと安定した走りに定評があり、男性だけでなく多くの女性ユーザーから支持を得ています。
今回は、車選びドットコムに掲載されているフォルクスワーゲン・ポロの中古車相場をもとに、価格や年式、走行距離などの観点から掲載台数が多くて狙い目なポロの中古車を紹介していきます。
フォルクスワーゲン・ポロってどんな車?
初代ポロは1975年に誕生。現在の欧州Aセグメントに該当するコンパクトサイズのハッチバックでした。続く2代目では独特な垂直のテールゲートにより、広大なラゲッジスペースが確保されていました。
ボディの剛性が高められた3代目は、走行時の安定性にも定評があるモデルです。また、エクステリアが丸みを帯びていることも魅力の一つでしょう。
4代目は、横滑り防止装置やサイドエアバッグが標準装備されるなど、安全性に配慮されているのが特徴。
続く5代目は、全幅が5ナンバー枠に収まる大きさとなり、取り回しやすいのがポイント。2014年にマイナーチェンジを行い、衝突軽減ブレーキやACCが搭載されていることも抑えておきたいところです。
そして、現在販売されている6代目は、後席の足元が広くなったことで、乗り降りのしやすさに加え、荷室容量もアップ。MQBと呼ばれる最新のアーキテクチャを備えていることで、より快適な走りを実現しています。
価格と年式から見た、おすすめのポロ中古車
まずは、「年式と価格相場」から見た狙い目のポロの中古車を紹介していきます。
2022年8月時点の中古車物件価格分布表から「価格と年式」の条件で、特に分布の多いところをピックアップしていきます。(※上記画像は2022年8月8日時点の情報)
出典:ポロ(フォルクスワーゲン)の中古車価格相場 | 中古車情報・中古車検索なら【車選びドットコム(車選び.com)】
現行モデルのタマ数は十分
ポロは2018年にフルモデルチェンジが行われ、6代目モデルが現在発売されています。
2018年以降のタマ数は十分に揃っており、特に2019年式が一番多く128台と、自分に合った一台が選びやすくなっています。
価格帯の幅のある程度広いため、予算を絞って探している方にも6代目モデルはおすすめと言えるでしょう。
狙い目は2019年式・180〜200万円未満
ポロの中古車購入を検討する場合、現行の6代目モデルと先代の5代目モデルがおすすめと言えるモデルですが、その中でも特に狙い目なのが2019年式の180〜200万円未満の車両です。
タマ数が豊富にあり、グレードはTSI ハイライン、TSI コンフォートラインを中心に、2019年に登場したR-Lineも販売されています。
しかし、パワーが小さいグレードが多いため、より高いエンジン性能を求める方は、200〜250万円の在庫から探すことをおすすめします。
先代モデルなら2014年式以降がおすすめ
先代である5代目モデルは、2014年にマイナーチェンジが行われ、安全性能の向上が図られました。
そのため、先代モデルから探したいと考えている方は、断然2014年式より新しい車両がおすすめです。
先代モデルだと現行と比較して価格のアベレージがかなり低く、ほとんどの車両が150万円未満で設定されています。
予算を制限している方でも選びやすいのが魅力ですが、年式が5年落ち、7年落ちとなるため、車両状態の確認は必ずするように心がけましょう。
年式と走行距離から見た、おすすめのポロ中古車
続いて、「年式と走行距離」から狙い目のポロの中古車を紹介していきます。
2022年8月時点の中古車物件価格分布表から「年式と走行距離」の条件で、特に分布の多いモデルをピックアップして解説しています。(※上記画像は2022年8月8日時点の情報)
出典:ポロ(フォルクスワーゲン)の中古車価格相場 | 中古車情報・中古車検索なら【車選びドットコム(車選び.com)】
走行距離100km未満・未使用車の在庫はほとんど無い
2022年式の車両が少ないことからもわかるように、ポロの中古車で走行距離が100km未満の車両はほとんどなく、ある程度距離を重ねた車が多くなっています。
タマ数が増えて選びやすくなるのが、走行距離1,000km以上からですので、走行距離だけにとらわれず、価格・年式とのバランスを見ながら選ぶことをおすすめします。
高年式で狙うなら2021年式の走行距離5,000km未満
一般的に中古車は、高年式になればなるほど走行距離が浅い車両が多くなってきます。
より高年式かつ走行距離を重ねていない車両で状態の良いものを見つけたい方は、2021年式の走行距離5,000km未満がおすすめです。
価格を絞らなければ、GTIやR-lineといったグレードの在庫もあり、新車より安く購入することができます。
走行距離とのバランスが良いのは2019年式・3万km未満の車
現行モデルのなかから、走行距離と年式、価格のバランスが良い一台を購入したい方には、2019年式の3万km未満から探すことをおすすめします。
一番タマ数が多い市場なだけでなく、価格帯の幅が広く、一番安い車両だと本体価格124万円で購入することが可能です。
また、グレードもGTI・R-lineから、TSIハイライン・コンフォートラインまで在庫が揃っています。
自分の気にいるグレードを幅広い価格帯から選ぶことができるだけでなく、比較的走行距離が浅い車なので、狙い目な車両が多いでしょう。
中古車購入はモデルチェンジ後がおすすめ!
2018年に発売された現行の6代目ポロは、今年で4年目とまだまだ新しく、また2022年6月にはマイナーチェンジも行われ、再び注目を集めています。
一般的に、中古車はフルモデルチェンジのタイミングで先代モデルの値下がりが起こりやすく、購入するには良いタイミングとなります。
そのため、特に新型にこだわりがないのであればモデルチェンジ前後を狙うのもおすすめです。
好みに合わせて購入時期を検討してみてください。