若い子育て世帯やママにピッタリ!コンパクトミニバン「トヨタ・シエンタ」の魅力とは?
子育てにピッタリのファミリーカーと言えば、スライドドア搭載・広い室内空間を持つミニバンが利便性が高くおすすめの選択肢です。ただ実際に購入するとなると、車体サイズや予算などの理由で購入に踏み切れない…という方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、コンパクトミニバンのトヨタ・シエンタ。
ミニバンの利便性はそのままに、小回りも利くコンパクトサイズ・比較的安価な価格設定を両立しているので、若い子育て世帯のファミリーカーやママが運転するセカンドカーとしてもピッタリの一台です。
シエンタのおすすめポイントはここ!
現在販売されているコンパクトミニバンとしては、トヨタ・シエンタとホンダ・フリードが挙げられます。どちらも5ナンバーサイズながら3列シートを備える車種ですが、中でもトヨタ・シエンタならではの特徴や魅力は何があるのでしょうか?
まずは、子育て世帯に特におすすめしたいシエンタのポイントについて紹介していきます。
サッと乗り降りできるスライドドア
まずは、子育て世帯に必須とも言えるスライドドアとその周りを見てみましょう。
シエンタは運転席側・助手席側の両側にスライドドアを標準装備。ドア開口部は低床化(2WD車で330mm)され、フラットフロアとなっているので乗り降りの際に体への負担が少ないのが特徴です。
また、スライドドア周りには多数のアシストグリップも用意されているので、小さな子どもからお年寄りまで乗り降りがしやすい設計となっています。
さらに、全グレードにはパワースライドドア予約ロック機能も搭載。
スライドドアが閉まり切る前にスマートキー施錠ボタンを押すか、フロントドアハンドルのセンサーをタッチ(スマートロック操作。「X」系以外のグレードのみ)するだけで、ドアが閉まった後に自動でドアロックを行ってくれます。
子どもが小さいうちはベビーカーに乗せかえたり、駐車場に飛び出さないように見張っていたりと、降車後も何かと慌ただしいもの。ドアロックの作業が一つ減るだけでもスムーズに行動することができるため、予約ロック機能はあると重宝する機能の一つとなっています。
積み込みカンタン!大容量の荷室
ベビーカーを積んだり、週末にまとめ買いをする機会も多い子育て中のファミリーにとっては、荷室の広さや使い勝手も重要なポイント。
シエンタのようなコンパクトミニバンの場合、通常時(3列シート使用時)の荷室スペースはほとんどないため、2列目・3列目シートを収納して大容量の荷室を確保する形となります。
そのため、広さはもちろんですが、3列目シートの収納のしやすさなどにも着目して選ぶのがおすすめです。
シエンタにおいては、タンブル機構付きセカンドシート・ダイブイン収納が可能なサードシートを搭載。ほとんど力を入れなくても楽にシートを格納でき、女性ひとりでも簡単に動かすことができます。
また、この2つを組み合わせるとフラットラゲッジモード、サードシートアレンジモード、ハーフラゲージモードなど3つのシートアレンジが可能。荷物の大きさや乗車人数に合わせて自在に室内空間をコントロールできるのも、さまざまなシーンで車を使うファミリーにはピッタリのポイントです。
もちろん大開口&低床ラゲージなので、ベビーカーなど大きな荷物の載せおろしがしやすいのも嬉しいところですね。
一方で、シエンタのデメリットをあえて挙げるとするならば、室内空間の利便性でしょうか。というのも、シエンタの2列目シートは6人乗り・7人乗りに関わらずベンチシートとなっているからです。
ライバル車のフリードでは、6人乗りモデルでは2列目にキャプテンシートを採用しているため、3列目へのウォークスルーが可能。そのため、3列目にも乗車する人がいる場合には、自由に車内を行き来しやすいフリードの方が向いていると言えます。
逆に、3列目シートは普段ほとんど使わず、いざという時のためにあればいいという方であればシエンタでも問題なし。シート格納のしやすさや、格納後のスペースの広さはシエンタの方がやや上回るため、想定される利用シーンに合わせて選択しましょう。
安心・安全に運転できる機能も豊富
シエンタはコンパクトミニバンということで、一般的なミニバンよりもボディサイズが小さく収まっています。
そのため、最小回転半径は5.2mとかなり小回りが利くのが特徴。狭い道路や立体駐車場が多い都市部、またミニバンほど大きな車を運転する自信がない方でも運転しやすくなっています。
また、安全機能も充実。
全グレードに先進予防安全技術の「Toyota Safety Sense」を用意(「X」系グレードはメーカーオプション、その他は標準装備)しているほか、車の周辺を簡単に見回せる「パノラミックビューモニター」等の機能もオプションとして追加する事が可能です。
家族を乗せる機会が多いファミリーカーだからこそ、安全性にはぜひこだわりたいもの。安心して運転できる機能が揃っているのは嬉しいポイントです。
※上画像はアクアのパノラミックビューモニターイメージ
デザインの違い・価格帯は?
最後に、ライバル車であるホンダ・フリードとデザインや価格について比較してみます。
ボディサイズはほぼ同じ2車ですが、エクステリアデザインの印象は大きく異なります。
シエンタは「Active & Fun」をキーワードに、アクティブに使いこなせるスポーティな見た目。鮮やかなボディカラーも豊富に揃えていることで、可愛らしさや個性を表現することもできます。
それに対して、フリードはシュッとしたスタイリッシュなイメージ。ボディカラーのラインアップも落ち着いた色味が多くなっています。
より元気な印象を与えてくれるシエンタは、アクティブな若いファミリー層や、個性的でかわいい車を選びたいママなどを中心に人気を集めている一台です。
価格については、シエンタのエントリーモデル(X 2WD)が1,859,200円〜、フリードのエントリーモデル(B・Honda SENSING)が1,997,600円〜と、シエンタの方が安い設定となっています。
ただ、安全機能においては「Honda SENSING」が標準装備されるなどフリードの方がやや充実。
シエンタで「Toyota Safety Sense」が標準装備されている3列シートモデルを選ぶ場合、最安なのはG 2WDで2,107,000円からとなります。
中古車の平均相場価格を見ても、シエンタは143.2万円、フリードは149.8万円(2021年12月15日現在)と、やはりシエンタの方がやや安くなっています。
出典:
・シエンタ(トヨタ)の中古車価格相場【車選びドットコム(車選び.com)】
・フリード(ホンダ)の中古車価格相場【車選びドットコム(車選び.com)】
シエンタとフリード、選ぶ際は「3列目シートの使い方」がポイント
ここまで、トヨタ・シエンタの特徴と、ライバルであるホンダ・フリードとの違いなどについて紹介してきました。
コンパクトミニバンを選ぶ際はこの2車種が選択肢となりますが、どちらを選ぶかは「3列目シートの使い方」が大きなポイントとなります。
普段から3列目にも人が乗ることを想定するのであれば、ウォークスルーが可能な6人乗りのフリードがベター。あくまで3列目は予備として欲しいという方なら、荷室をより広々と有効的に使えるシエンタがおすすめです。
また、エクステリアデザインも大きく異なるため、利用シーンと合わせて見た目の好みで選ぶのもアリ。さまざまな視点からピッタリの一台を選んでみてください。