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中古でダイハツ・ウェイクを買うならこの車種がオススメ!

ダイハツ ウェイク 初代 2014

軽スーパーハイトワゴンの中でも超が付くほど背が高い(全高1835mm)のがダイハツ・ウェイクです。
都会の3階建て、4階建ての狭小住宅のように、限られたサイズの中で背を伸ばすことで高い開放感を獲得し、居住性や積載性を確保。

とはいえ、居住性には限界があり、積載性を重視したのがウェイクといえるでしょう。軽乗用最大級の広さを求める人にオススメのモデルといえます。

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アクティブな趣味のために開発された”ウルトラ軽スーパーハイトワゴン”
趣味などで合う人には最高の相棒になるはず

アクティブな趣味のために開発された”ウルトラ軽スーパーハイトワゴン”

ダイハツ ウェイク 初代 ターボ 2016

2014年11月に誕生したダイハツ・ウェイクは、軽自動車最大級の室内空間を誇り、同社では「ウルトラスペース」と名付けてその広さを強調しています。
前後席ともに見上げるほど高い天井を備え、前席の眼前に広がる広大なフロントスクリーンは、眺望の良さを誇る観光列車のような広々した視界が広がります。

身長171cmの筆者が運転姿勢を決めた後方には、後席を最後端にスライドさせた状態で足が組めるほどの膝前スペースが残ります。後席は両側スライドドアで、低床設計で全高に余裕があるため、乗降性も良好そのもの。

こうした、軽ハイトワゴンに求められる居住性や乗降性を備えているのが特徴です。

ダイハツ ウェイク 初代 2016

さらに、最大の特徴といえるのがラゲッジスペース。上下2段調整式のラゲッジボード、2.0Lのペットボトルが24本収まるという90Lの大容量の床下収納も備わります。

後席背面には撥水加工が施されていて、荷物が多いキャンプや釣り、ウインター、マリンスポーツなどの各種アクティビティに対応しています。
助手席の背もたれを含めて、運転席以外はすべてフラットに格納できるため、車中泊やサーブボード、スキー板などの積載にも対応します。

先述したように、アクティブな趣味を想定して設計されているウェイクは、キャンプ、釣り、登山、サイクリング、サーフィン、スキー/スノーボードという計6ジャンルのプロフェッショナルの声を聞いて開発されたそう。

ダイハツ ウェイク 初代 2014

一方で、こうした多彩なシートアレンジは、操作がやや面倒というデメリットもあります。日常の買い物などの普段使いであれば、シンプルな操作方法の方が向いている場合が多々あるわけです。

また、背を高くしたことで、走りへの悪影響も少なからず感じさせます。開発陣は、念入りに足まわりの対策を施しているものの、背が高いだけに、横風安定性など外乱に対する反応も大きくなってしまいます。
背の高さをカバーするため、足まわりにはどっしりとした安定感はあるものの、タイトなコーナーが続く山道は決して得意とはいえません。また、室内が広すぎるためかエアコンの効きがもう少しという印象も受けます。

パワートレーンは、ターボNAを設定していて、荷物を満載して趣味を楽しむのであれば加速に余力のある前者を指名したいところ。NAエンジンだと1tを超える車両重量には少々重荷というのが実感です。

趣味などで合う人には最高の相棒になるはず

ダイハツ ウェイク 初代 2014

ウェイクは、パッケージング的には軽自動車で売れ筋の「スーパーハイトワゴンの究極形」を目指したものの、必要としない人にとってはやや面倒なシートアレンジや、背が高すぎる(当然重くなる)ことで、走りへの悪影響も多少抱え込んでしまっている面は否定できません。
セールス的に伸び悩んできた理由もここらあたりにあるかもしれません。

逆に、先述したような趣味を持っている方にとっては、軽の中でも最高の相棒になってくれるはずで、中古車選びの際は、シートアレンジや荷室の使い勝手などを念入りにしたいところです。

ダイハツ ウェイク SAⅢ

ウェイクは、登場時から低速域用の衝突被害軽減ブレーキなどを含む「スマートアシスト」を「SA」グレードに標準化しています。
2016年5月の一部改良で、「スマートアシストⅡ」に進化し、衝突被害軽減ブレーキの作動領域拡大などが盛り込まれています。

さらに、2017年11月の一部改良で、ステレオカメラを使った「スマートアシストⅢ」にアップデートされたため、「SAⅢ」グレードがベストチョイスといえます。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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