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200万円の予算で買える中古レクサスおすすめ5選

レクサス GS 2016

ドイツ御三家に肩をならべるプレミアムブランドとして、すっかり定着したレクサス

200万円の予算があれば、中古車なら流行りのSUVから高級セダンまで、さまざまなモデルターゲットになります。

いっぽうでブランドの歴史が浅いことも手伝って、見た目がそれほど古く見えないのもレクサスの美点。

そんなレクサスの200万円以下で乗れるおすすめモデルを5台紹介しましょう。

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サービス、ソフト面の充実も高級ブランドの価値

サービス、ソフト面の充実も高級ブランドの価値

レクサス IS

トヨタの高級車ブランドであるレクサスは、日本導入から約20年の歳月が経過。ここ数年、200万円前後で買える中古車が増えています。

なかでも狙いやすいのが、ハイブリッド専用車の「HS」、プレミアムセダンの「IS」、アッパーミドルセダンの「GS」です。

いっぽうで、年式は5年落ち以上、走行距離は10万キロ前後のものが大半ですので状態についてはよくチェックしなくてはならない個体が多いでしょう。

同じ高級車ブランドのメルセデスベンツやBMWは年式が古かったり、走行距離が多いとそれを反映して価格も安くなることが多いのですが、これらの輸入ブランドに比べて経年や走行距離による値落ちが少ないのがレクサスのもうひとつの特徴です。

そのなかから、いま狙い目の「予算200万円で狙えるレクサス」を紹介します。

レクサス初のハイブリッド専用車「CT」

レクサス CT200h

レクサス初のプレミアムコンパクトモデルとして登場した「CT」は、2011年から2022年まで販売されたロングセラーです。

パワートレインは、1.8Lアトキンソンサイクルエンジンとモーター組み合わせたハイブリッドシステムだけで、駆動方式も2WD(FF)のみ。

ボディの軽量化やクラストップレベルの空力性能とあいまって、プレミアムコンパクトクラスでは群を抜く燃費性能34.0km/L(10・15モード)を実現していました。

ボディサイズは、全長4,320mm×全幅1,765mm×全高1,450mmで、カローラスポーツとほぼ同じ大きさですが、ロングルーフに低重心な佇まいのフォルムは、他のコンパクトカーとはひと味違う雰囲気です。

居住空間、とくに後席の空間は手狭ですが、それはプレミアムなトリムが広がっていますので仕方のないところでもあります。

また、トランクトリムにさとうきび由来のバイオ素材を使用したり、オプションにマークレビンソンオーディオがセレクト出来たり、8個のSRSエアバックを標準装備したり、プリクラッシュセーフティがオプションで用意されたりとプレミアムブランドの名前に恥じない仕上がりです。

おすすめは、スピンドルグリル採用にともない前後バンパーのデザインが変更された2014年以降で、できれば予防安全パッケージ「LEXUS safety system+」が全車標準装備になった2017年のマイナーチェンジ後を選びたいところです。

ロングセラーモデルは、ボディスタイルが変わらなくても細かな装備は変わっていたり、アップデートされたりしています。情報を精査して、自分好みの装備が付いているモデルを選びましょう。

フラッグシップサルーンで味わう最上級の乗り心地「LS」

レクサス 4代目 LS600hL

レクサスのフラッグシップサルーン「LSは、2006年に日本国内導入が開始されました。

海外ではそれ以前にも販売されていたモデルですが、レクサスブランドが展開されていなかった日本ではトヨタ セルシオとして販売されていました。

2012年のマイナーチェンジでは、スピンドルグリルをふくむフロントフェイスと、スピンドル形状を取り入れたリアまわりにすべてにLEDを採用した灯火類。さらにボディ剛性の強化やエアサスペンションの改良、「Fスポーツ」と「バージョンL」というグレードの追加など、モデルチェンジに近い進化を遂げています。

LSを中古でドライバーズカーとして使用する場合は、ローダウン、19インチホイール、アクティブスタビライザーなどが装備された「Fスポーツ」がおすすめ

バージョンLは、リアシートの快適性を高めた仕様で、パワーシートや電動サンシェード、席ごとに独立したオートエアコンなどが装備されています。

走行距離の程度の差はありますが、LSシリーズの中古車はたいていのグレードが200万円以下で購入可能。800万円〜1000万円という新車価格を考えると、お買い得感の高い物件ともいえますね。

コンパクトなボディに5.0L V8エンジンを搭載した「 IS F」

レクサス IS F (UKモデル)

BMW 3シリーズやメルセデス・ベンツ Cクラスをライバルとするレクサスのプレミアムセダン「IS」に、5.0L V8エンジンを搭載したスポーツモデルが「IS F」です。

レクサスのプレミアムスポーツといった位置づけのFシリーズは、「基本性能を徹底的に鍛え込むとともに、走りの新技術を備えることにより、LEXUSの新しいパフォーマンスを提案する」というコンセプトのもと開発されたモデルで、専用設計のエンジン、トランスミッション、サスペンションに、専用タイヤ&ホイールを採用しています。

ボディは全長4,660mm×全幅1,815mm×全高1,415mmというサイズで、ノーマルのISより全幅が20mm広がり、全高は15mm下がっています。

パワートレインは、最高出力311kW(423PS)/6,600rpm、最大トルク505Nm/5,200rpmを発生する5.0L V8エンジンと8速ATの組み合わせ。駆動方式はFRのみ。

ブレーキは、フロントにブレンボ6POTキャリパーとΦ360mmローター、リアは2POTキャリパーとΦ345mmローターの組み合わせで強大なパワーを受け止めます。

Fスポーツのエンブレムと同様の白とブルーをアクセントにあしらった室内は、リアシートが左右で独立した4人乗りで、このクルマが只者ではないことを思い起こさせてくれます。

デビュー当時、ほぼ同時期に登場した日産GT-Rと比較されることが多かったのは、どちらも「サーキットで専用に開発し鍛え上げてデビュー」という肩書きがあったからです。

流行のコンパクトSUV「NX」

レクサス NX 2014

レクサス NXは、2014年デビューの先代モデルであるAZ10型が200万円以下で購入できます。

レクサス初のコンパクトSUVとして「Premium Urban Sports Gear」をコンセプトに誕生。ボディサイズは、全長4,630mm×全幅1,845mm×全高1,645mmというもので、室内も大人4名乗車であれば十分な広さが確保されています。

ラゲッジスペースにはゴルフバックを4つ積載することができます。

パワートレインは、2.0Lターボエンジンと2.5Lハイブリッドの2種類。駆動方式は、FFとAWDから選べます。

安全運転システムには、ミリ波レーダー方式のプリクラッシュセーフティシステムに、レーンディパーチャーアラート(LDA)、ブラインドスポットモニター(BSM)、オートマチックハイビームほか、レーダークルーズコントロールを標準装備。

「Lexus Safty system+」が標準で搭載されるのは2017年のマイナーチェンジ以降で、同時にナビのモニターも大きくなっています。

ただし、現在200万円以下で狙えるのはマイナーチェンジ前のいわゆる前期型になります。

クーペ専用車という贅沢「RC」

レクサス RC300h

レクサスのクーペ専用モデルである「RCは初期型の2014年、2015年モデルがターゲットです。

当初用意されたパワートレインは、RC350の3.5L V型6気筒ガソリンエンジンと、RC300hの2.5Lハイブリッドの2種類でしたが、2015年に2.0L直列4気筒ターボのRC200tが追加されています。

3.5L V6エンジンは、ドライバーのアクセル操作に瞬時に応えるレスポンスと、力強く伸びやかな加速。ハイブリッドは特有のシームレスな加速感とリッターあたり20kmを超える23.2km/L(JC08モード)という低燃費。2.0Lターボエンジンは、低回転域から発生する強大なトルクと滑らかな加速フィーリングが魅力。さらにヤマハ製フロントパフォーマンスダンパーを標準装備して、シャープなハンドリング特性を獲得しています。

それぞれ組み合せるトランスミッションは、3.5L V6と2.0Lターボエンジンが8速AT、ハイブリッドは電気式無段変速。駆動方方式はFRのみです。

サスペンションはフロントにダブルウィッシュボーン、リアはマルチリンク式。ステアリング系の剛性、フロントサスペンションのねじり剛性をともに高めると同時に、ロール剛性の前後配分を最適化して素直なハンドリングを実現しています。

エクステリアのフロントグリルはスピンドルタイプで、三眼タイプのLEDヘッドライトも搭載されているので古さも感じません

また室内は、肌触りの良いセミアリニン本革シートや、メタル調加飾、LEDのアンビエントイルミネーションなど、スポーティでエレガントな空間。

リアシートは6:4分割で、なおかつトランクスルーもできるので、ラゲッジにスノーボードの板などを積むことも可能など、使い勝手についても考えられています。

安全装備は、プリクラッシュセーフティシステムに、レーンディパーチャーアラート(LDA)、ブラインドスポットモニター(BSM)、オートマチックハイビームほか、リアクロストラフィックアラート(RCTA)を標準装備します。

レクサス GS 2016

このように年式が少し古くなってしまうものの、ここ数年で憧れていたレクサスが思わぬ車両価格で購入できるようになってきています。

ただし走行距離は10万キロ前後の個体が多く、前オーナーの整備履歴などを確認してできるだけ機関の状態いいものを探すのがコツ。

室内もそれなりにヤレてきていますが、こちらは上手なルームクリーング屋さんやシートリペア屋さんを探して綺麗すれば問題ないでしょう。

内装のバリエーションも豊富なレクサスは、自分好みの色、仕様などを探し出すことも醍醐味です。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

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