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お買い得な中古車が増えてきた。レクサス UXのおすすめグレード教えます

レクサス UX 300e

トヨタC-HRと同じTNGAプラットフォームをベースとするレクサス UXは、CセグメントのSUVです。

C-HRは2023年7月に日本国内向け生産が終了しましたが、UXは2023年12月に一部改良を行うなど、レクサスらしく年次改良を重ねることで、同じ世代であっても進化し、熟成されています。

デビューから5年が経過して、お買い得な中古車も増えてきたUXのおすすめのグレードを紹介します。

Chapter
CセグメントSUVの美点は大きすぎず小さすぎない、ちょうどいいサイズ感にアリ
子育てファミリーからアウトドア派まで満足させる居住性、積載性を確保
年次改良を重ねることで熟成されるUX
中古市場のタマ数も豊富。良物件を選びやすい状況

CセグメントSUVの美点は大きすぎず小さすぎない、ちょうどいいサイズ感にアリ

レクサス UX

CセグメントSUVの美点は、大人4人が無理なく座れるうえに積載性に優れる点で、1泊2日程度のドライブであれば旅行バッグを複数積んで、お土産などが加わってもカバーできる積載力を備えたモデルが多くなっています。

あるいは乗員2人までであれば、アウトドアなどの趣味の道具を積載できる、後席前倒し時の大きなラゲッジスペースを備えています。

Bセグメントではちょっと小さい、とはいえDセグメントでは大きすぎる、という方にはちょうどいいクラスと言えるでしょう。

子育てファミリーからアウトドア派まで満足させる居住性、積載性を確保

レクサス UX

都市型SUVのレクサス UXは、全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mmで、1,850mm以下、1,550mm以下の機械式駐車場にも収まるサイズ。最小回転半径は5.2mで、街中でも持て余さない大きさといえます。

最低地上高は160mmとSUVとしては低めで、悪路をガンガン走破するのではなく、整備されたキャンプ場やスキー場などに出かけるのに向くロードクリアランスが与えられています。

UXの注意点は、通常時の荷室容量が264L(UX250h)と、Bセグメント並にとどまっていること。CセグメントSUVとしてはやや狭くなっています。

シリーズ中で大容量なのは、UX200の標準グレード(215/60R17タイヤ装着車)で、308Lとなっています。それでも荷室が小さいという指摘もあったC-HRよりもさらに小さくなっているため、積載性を重視するのなら確認したいポイントです。

年次改良を重ねることで熟成されるUX

レクサス UX F-SPORT

UXのラインナップは、2018年11月の発売当初、2.0Lガソリンエンジンの「UX200」と、2.0Lハイブリッドの「UX250h」というパワートレイン別の標準グレードをボトムに、「version C」「F SPORT」「version L」という展開。

ハイブリッド車の「UX250h」には、FFのほかにモーターで後輪を駆動するAWD(電気式4輪駆動方式のE-Four)が設定されています。

2020年10月には一部改良を受け、駐車場などの低速域での衝突被害軽減を図る「パーキングサポートブレーキ」を標準装備しました。

2022年7月のマイナーチェンジでは、ボディ剛性の向上、先進安全装備のアップデート、スマホをキー代わりに使えるデジタルキーの採用など、全方位にわたって進化を遂げています。

さらに、2023年12月の一部改良では、UX250hのハイブリッドシステムのシステム出力が引き上げられ、「UX300h」に改名されています。

レクサス UX 300e

レクサス初のバッテリーEV(BEV)「UX300e」は、2020年10月に登場。登場時の航続距離は367kmと短めで、2020年度の販売台数は、抽選販売で限定135台でした。

2023年3月の一部改良で最新の電池パックに変更されたことで航続距離が512kmになり、ロングドライブでもより使いやすく、さら同年12月には急速充電時間が約25%短縮されています。

「UX300e」は、中古市場では走行距離が短い物件が多く、価格も高値安定ではあるものの、選択肢になんとか入りそうな程度には流通しています。

中古市場のタマ数も豊富。良物件を選びやすい状況

レクサス UX 300e

デビューから約5年半が経っているUXの中古市場のタマ数は、十分に揃っています。

ただし、10万km前後の物件でも比較的価格は高めで、レクサスブランドの根強い人気がうかがえます。

中古市場において、パワートレインで高く支持されているのは、ハイブリッド車。グレード別では標準グレードは少なめで、「F SPORT」を中心に、「version L」と「version C」も満遍なく流通している印象です。

レクサス UX

専用スピンドルグリルや専用バンパー、専用シートなどが備わる「F SPORT」は、ヤマハ発動機製「パフォーマンスダンパー」や18インチタイヤなどにより、スポーティな内外装、走りを享受できます。

いっぽうで、ランフラットタイヤを履くこともあり、足まわりはそれなりに引き締まっています。

小さなお子さんのいるファミリー層などは、17インチを履く「version C」、もしくはランフラットではない18インチを装着する「version L」が無難かもしれません。

いっぽう降雪地域やウインタースポーツを楽しむ方は、ハイブリッドの「UX250h/UX300h」に用意されるAWDを指名したいところです。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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