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中古で3代目トヨタ・アルファード を買うならこの型式がオススメ!

トヨタ アルファード

ヴェルファイアと共に国産ラージサイズミニバン市場を独走するトヨタ・アルファード。2015年1月登場の現行型で3代目を数え、2017年12月には先進安全装備のアップデートも図られています。
最大の魅力は広々としたキャビンや豪華なシート、シートアレンジによる積載性の高さで、押し出し感の強いフロントマスクによる堂々たる佇まいに惹かれる人も少なくないはず。ファミリーユースはもちろん、趣味を持つ独身の方や芸能人にも支持されるラグジュアリーミニバンをピックアップします。

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トヨタ・アルファードとは?
ベストな選択は、第2世代の「トヨタセーフティセンス」が採用されたマイナーチェンジ後モデル

トヨタ・アルファードとは?

トヨタ アルファード

筆者はRV専門誌やミニバン専門誌の編集者をしていましたので、日産が1997年に初代エルグランドを投入し、売れまくったのを鮮明に覚えています。
今でこそトヨタ・アルファードはミニバンの王者として君臨していますが、グランビア/グランドハイエースの苦戦も目撃していました。2002年誕生の初代アルファードが出ても容易には初代エルグランドの牙城は揺るぎませんでした。FRベースのエルグランドに対し、アルファードはFFベースで、アルファードの走りのよさを評価する声をオーナー取材から聞くことも度々ありました。
2008年5月12日に発表された2代目アルファードから販売面で巻き返し、エルグランドが低床、低全高による走りの安定感も訴求したのに対し、アルファードは箱型ミニバンとして広さやボクシーなフォルムを訴求したことで支持を拡大してきました。
さらに、代を重ねるごとに迫力を増す顔つきという手法は、エルグランドのみならず、車格は少し小さくなりますが、ホンダ・エリシオン、マツダ・ビアンテなどのライバルを駆逐するほどの人気をアルファード/ヴェルファイアが集めてきました。

アルファードは、2代目の2011年のマイナーチェンジで内外装がより上質になり、支持されてきたエグゼクティブシートを拡大、さらにトヨタが誇るハイブリッドモデルが復活するなど、現在の3代目にも通じる強みを磨いています。
2015年登場の現行3代目は、狙いである高級ミニバンを具現化し、豪華なキャビンや上質な走りはもちろん、他を圧倒するような、メッキを使った大型フロントグリルによる存在感、2.5Lガソリン、2.5Lハイブリッド、3.5L V6ガソリン、ガソリンのFF/4WD、ハイブリッドのE-Fourを設定する隙のないラインナップも魅力です。
さらに、ファーストクラス並の豪華シート仕様の「Executive Lounge」設定するなど、VIP向けとしての高級ミニバンという顔も持っています。

ベストな選択は、第2世代の「トヨタセーフティセンス」が採用されたマイナーチェンジ後モデル

トヨタ アルファード

3代目アルファードは人気モデルだけにタマ数は多いものの、大人気ミニバンだけに走行距離を重ねた物件でも高値安定になっています。そのため、割安な個体を探すよりも、新車購入時と同じように、先進安全装備や快適装備が充実している物件を狙いたいところです。
それであれば、トヨタの先進安全装備パッケージである第2世代の「トヨタセーフティセンス」が採用された、2017年12月マイナーチェンジ以降のモデルをまず条件になります。第2世代の「トヨタセーフティセンス」は、今まで対応していなかった自転車や夜間の歩行者も検知可能な衝突被害軽減ブレーキが用意されています。
パワートレーンでは、17インチアルミホイールを備える3.5L V6の「GF」が走りの良さと、シートアレンジなどの使い勝手がよくオススメです。同エンジンは、発進時から豪快な加速を堪能できます。ただし、実燃費はそれなりではあります。
また、価格重視であれば2.5Lを選ぶ手ももちろんありますし、ハイブリッドは静かで、比較的燃費のよく街中中心であればよりメリットを享受できそう。

また、飛行機のファーストクラスかビジネスクラス並のシートも設定し、贅を尽くした仕様も用意しています。豪華シートの「Executive」系には、2017年12月のマイナーチェンジで「リヤクロストラフィックアラート」や「ブラインドスポットモニター」が新たに設定されていますので、数は少なめでかなり高額ですが、同グレードを選ぶ手もありそう。
また、アルファードには、カスタマイズモデル済みのコンプリートモデルも多くあり、好みの物件があれば狙うことも可能です。また、7人乗り、8人乗りを設定している現行アルファードは、7人乗りの方がグレード数も多く、アルファードらしい快適な座り心地が得られるのが特徴です。
なお、装備面では、乗降性を左右するワンタッチ式デュアルパワースライドドアは、2.5Lエンジン車にはオプションサービス設定になっていますので、欲しい人は要チェックです。

トヨタ アルファード

3代目アルファードは、日産エルグランドやメルセデス・ベンツVクラスなどの他メーカーのライバルもありますが、実際には同門のヴェルファイアと比較することが多いでしょう。中古でもヴェルファイアも検討すると選択肢が多くなります。
また、最新の「トヨタセーフティセンス」が採用されたマイナーチェンジ後モデルを推奨しますが、現行型は登場時から一部グレードに衝突被害軽減ブレーキを設定していますので、同装備装着車を比較的リーズナブルな価格で手に入れることも可能です。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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