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中古でミニバンを買うならこの車種がオススメ!

トヨタ ヴェルファイア

世界的なSUVブームは日本にも波及しています。SUVが増えているのは、市場ニーズに応えるという理由はもちろんあるものの、世界戦略車として日本にも導入されている側面もあります。ミニバンから撤退したり、新型車が減ったりしている現況ですが、休日の高速道路や大型ショッピングモールなどの主役は、ミニバンという状況が90年代中盤頃から続いています。
ファミリー層を中心に支持されているミニバンは、日本の狭い道路事情や駐車場事情に合うモデルから、高級車そのものといえる存在まで大小多様に揃っています。

Chapter
トヨタ・ノアは「2016年1月の一部改良後モデルで、トヨタ・セーフティ・センス搭載車」がオススメ
トヨタ・シエンタは「現行型でトヨタ セーフティ センス C搭載車か2018年9月のマイナーチェンジのトヨタ セーフティ センス搭載車」がオススメ
ホンダ・オデッセイは「ハイブリッドのDAA-RC4」がオススメ
トヨタ・エスティマは「最終型の2016年一部改良後モデル」がオススメ
ヴェルファイアは「2017年12月以降のDBA-AGH30W、DBA-GGH35W」がオススメ

トヨタ・ノアは「2016年1月の一部改良後モデルで、トヨタ・セーフティ・センス搭載車」がオススメ

トヨタ ノア

2019年のミニバンナンバー1(登録車)には、2年連続で日産セレナが輝いています。しかし、ノア、ヴォクシー、エスクァイアを足すと断トツ1位になるのがトヨタ3兄弟です。
エスクァイアはノア/ヴォクシーよりも少し上級という位置づけではあるものの、見た目や販売チャネル違い(現在は、全販売チャネルで全車種を扱っている)程度の差で実質的には同じクルマとも考えられます。ここでは、万人向けのノアについて紹介します。

現行型は2014年のデビューで、歴代のモデルで最も存在感のあるフロントマスクが与えられました。背景には、カスタム系のヴォクシー人気もあったはずです。
2016年1月の一部改良で、予防安全装備の「トヨタ セーフティ センス C」が設定され、2018年6月には「トヨタ セーフティ センス」にアップデートされています。いずれかの装備が搭載された物件を選びたいところです。
7人乗り、8人乗りが設定され、前後ウォークスルーが可能なのは前者。2.0Lガソリンか1.8Lハイブリッドかは、予算や求める燃費など使い方、乗り方で選びたいところです。

トヨタ・シエンタは「現行型でトヨタ セーフティ センス C搭載車か2018年9月のマイナーチェンジのトヨタ セーフティ センス搭載車」がオススメ

トヨタ シエンタ

トヨタは、かつてのカローラスパシオよりも少し背を高めたシエンタで2003年にミニミニバン市場に参入します。シエンタは、パッソセッテの不振もあり、生産終了から再登板するという珍しいケースでもありました。
背高系のボディに3列シートを配し、両側スライドドアを備えることが、現行型シエンタやライバルのフリード共通のキーワードになっています。

中古車では、2015年7月に2代目にバトンを受け継いだ現行型が十分に狙える価格になっています。2015年登場時は「トヨタ セーフティ センス C」がオプション設定だったので、同装備はマスト。また、2018年9月のマイナーチェンジで「トヨタ セーフティ センス」が一部標準化され、歩行者検知機能が用意されています。さらに、パーキングサポートブレーキも設定されていますので、予算が許せば同装備装着車を選びたいところです。
また、6人乗り、7人乗りのほか、5人乗りも追加されています。3列目に座らないのであれば、5人乗りの方が荷室の使い勝手は優れています。

ホンダ・オデッセイは「ハイブリッドのDAA-RC4」がオススメ

ホンダ オデッセイ

2020年秋にマイナーチェンジを受けたホンダ・オデッセイ。ステーションワゴンの背を少し高めたようなスタイリングや走りの良さ、両側スライドドアによる高い乗降性などが特徴で、箱型ミニバンは嫌という人の選択肢にもなっています。ただし、全長4840×全幅1820×全高1685mmとサイズは大きめで、狭い場所での取り回しには少し気を使います。

2013年11月に発売された現行型を狙うのであれば、2015年1月の一部改良後モデルを条件にしたいところです。「ホンダ センシング」が「G・EX」、「アブソルート(FF/7人乗り)」、「アブソルート(4WD)」、「アブソルート・20th Anniversary」、「アブソルート・EX」に標準装備されています。
2016年2月には「SPORTS HYBRID i-MMD」が追加され、高い静粛性と上質な乗り味を享受できます。予算が許せば、高級感のある走りを堪能できるハイブリッド仕様がオススメです。

トヨタ・エスティマは「最終型の2016年一部改良後モデル」がオススメ

トヨタ エスティマ

2019年10月に生産を終えたエスティマは、根強い人気を誇ったLサイズのミニバンです。
全長4820×全幅1810×全高1745mmというサイズは、オデッセイの全長4840×全幅1820×全高1685mmと比べると、全長と全幅が近く、全高が高くなっています。全高が高い分だけ室内高にゆとりがあり、前方視界の高さも確保されています。
「天才タマゴ」というキャッチコピーからも分かるように、流麗なタマゴ形のフォルム、5ナンバーサイズのエスティマルシーダ/エミーナという派生モデルも生まれました。また、プリウスに次いでハイブリッド仕様も設定されています。

狙い目は2016年の一部改良後モデル。「トヨタ セーフティ センスC」の標準化により、先進安全装備が全車に標準化され、走りの質感向上や伸びやかでスマートなエクステリア、クオリティアップが図られているインテリアが魅力。
2.4Lガソリン(FF)、2.4Lハイブリッド(4WDのE-Four)が設定されていて前者は比較的軽快で爽快な走り、後者は省燃費と雪国などでも安定した走りが美点です。パワーユニットはエスティマほどの明確な優位性(差は)感じにくく、ニーズに応じて選ぶのがベストです。

ヴェルファイアは「2017年12月以降のDBA-AGH30W、DBA-GGH35W」がオススメ

トヨタ ヴェルファイア

2008年のアルファード(2代目)のフルモデルチェンジを機に、追加されたのがヴェルファイアです。若いユーザーを意識したネッツ店で販売するため、迫力のあるフロントマスクが与えられ、アルファードを凌ぐ人気を得た世代や時期もあります。
アルファードと同様に、静粛性の高さや乗り心地の良さ、3列目まで大人が楽に座れる高い居住性などが自慢です。さらに近年は、飛行機のファーストクラスかビジネスクラス並のシートも設定し、高級車として認知されています。

プリクラッシュセーフティが一部グレードに設定された現行型がマストでしょう。中でも衝突被害軽減ブレーキを含めた第2世代の「トヨタ セーフティ センス」が採用された2017年12月以降のモデルがオススメです。
「リヤクロストラフィックアラート」や「ブラインドスポットモニター」が標準もしくはオプション設定されていて、同装備搭載車はより安心です。経済的なのは2.5Lガソリン、2.5Lハイブリッド(4WD/E-Four)。豪快な加速を味わうなら3.5L V6が適任です。

ホンダ フリード

ほかにも登録車販売ランキングで2018年、2019年の2年連続でミニバンナンバー1に輝いた日産セレナもありますが、こちらは別の記事でお届けします。
コンパクトカーミニバンで人気のトヨタ・シエンタには、ホンダ・フリードというガチンコとなるライバルがあります。ほかにも、5ナンバーサイズで扱いやすいトヨタ・アイシス、ハイブリッドのトヨタ・プリウスαなど、トヨタ勢の充実ぶりが目を惹きます。マツダ・プレマシー、ホンダ・ストリーム、トヨタ・ウィッシュなどのロールーフ系のミニバンもあります。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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