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ヴェルファイアがアルファードよりも100万円以上高くなったワケ

トヨタ アルファード ヴェルファイア (40)

いまや日本を代表するミニバンのトヨタ アルファード/ヴェルファイア

アルファードはトヨペット店、ヴェルファイアはネッツ店と、先代まではそれぞれ異なる販売店で扱っていましたが、トヨタ自動車は2020年以降すべての販売店で同じ車を購入できるようにしています。

それをうけてアルファードとヴェルファイアは、明確に差別化が図られるようになりました。2台の違いを徹底解説します。

Chapter
明確な違いをつけてきた新型アルファードとヴェルファイア
先代よりも50mm長くなったボディサイズ
パワートレーンはガソリンとハイブリッドの2本立てだけど…
走りの質を高めるチューニングはヴェルファイアだけ
19インチが標準のヴェルファイア
エクステリアは好みのわかれるところ
インテリアはほぼ同一。選べるカラーが異なる
高級感だけならアルファードでも十分

明確な違いをつけてきた新型アルファードとヴェルファイア

トヨタ アルファード (40) 2023

2023年6月21日、同時にデビューしたトヨタの最高峰ミニバンのアルファードとヴェルファイア

同じシャシーを使ういわゆる兄弟車ですが、これまでとは変わって同じ店舗で購入できるようになりました。

同じ店舗で扱うのであれば、合理化の名のもとひとつの車種にまとめることもできたはずですが、トヨタは販売価格帯を違えるという手法でアルファード、ヴェルファイアともに残しました。

設定された価格は、アルファードが540万円〜872万円ヴェルファイアは655万円〜892万円。約100万円以上の差はどこにあるのか?2台をじっくり見比べてみましょう。

先代よりも50mm長くなったボディサイズ

トヨタ アルファード (40) 2023

新型となってまず気になるのはサイズ感です。

新型アルファードのボディサイズは全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,935mm。対するヴェルファイアは全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,945mmです。

先代の30系アルファードと比較すると、全長が約50mm長くなっている以外はほ同じ。車高は、タイヤサイズの違いによるものでしょう。

基本のグレード展開は、アルファードが「Z」と「Executive Lounge(エグゼクティブラウンジ)」、ヴェルファイアは「Z Premior(Z プレミア)」と「Executive Lounge」の2グレード展開

アルファードの福祉車両として下位グレードにあたる「G」が用意されてることから、いずれ通常ラインナップにも設定されることが予想されます。

パワートレーンはガソリンとハイブリッドの2本立てだけど…

 トヨタ ヴェルファイア (40) 2023

パワートレーンは、2.5Lのハイブリッドシステムが共通

ガソリンエンジンは、アルファードが先代から受け継いだ2.5L 直列4気筒の自然吸気エンジン(2AR-FE)を搭載するのに対し、ヴェルファイアはレクサスNXなども使うパワフルな2.4L 直列4気筒ターボ(T24AFT-S)となりました。

最高出力205kW(279ps)/6,000rpm、最大トルク430Nm/1,700~3,600rpmを発生する2.4Lターボは、最高出力こそ先代の3.5Lエンジンにはおよばないものの、430Nmの最大トルクは低回転からしっかり発生しています。

組み合わされるトランスミッションも、アルファードの2.5LエンジンがCVT(Super CVT-i)に対し、ヴェルファイアの2.4Lターボは8段AT(Direct Shift8AT)と違います。

さらにヴェルファイアのみアクセルペダルをショートストローク化することにより、ドライバーは少ない操作量で十分な加速を得られるなど、ドライバビリティの向上が図られています。

駆動方式は、全車に2WDと4WD を設定。新型で追加されたハイブリッドの2WD車は、ノア/ヴォクシーのガソリン車よりも優れる17.5km/L(WLTCモード)の燃費を叩き出しています。

走りの質を高めるチューニングはヴェルファイアだけ

トヨタ ヴェルファイア 2023

基本となるシャシーは、クラウンやハリアーも使うTNGAプラットフォーム(GA-K)に専用チューニングを施したものを使います。

今回、アルファード/ヴェルファイアのためにリアにV型のブレースを追加。ボディ構造にも複数の接着剤を使用してより締まったボディになっています。

さらにヴェルファイアにはフロントパフォーマンスブレースを装着。車両の応答性が上がっています。

ショックアブソーバーは、アルファードの「Executive Lounge」とヴェルファイア全グレードに、地面から伝わる振動の周波数に応じて減衰力を機械的に可変させる周波数感応型のショックアブソーバーを装備して、しっかり感のある操縦安定性としなやかな乗り心地を両立させています。

19インチが標準のヴェルファイア

トヨタ ヴェルファイア Z Premier (40) 2023

走りや見た目に影響する、タイヤ&ホイールのサイズとデザインも、アルファードとヴェルファイアで違えてます。 

アルファードは「Z」が225/60/18のタイヤとスーパークロームメタリック塗装された18インチアルミホイール、「Executive Lounge」は225/65/17のタイヤとスパッタリング塗装された17インチアルミホイールの組み合わせ。

いっぽうヴェルファイアは「Z Premier」には225/55/19のタイヤとブラックスパッタリング塗装の19インチアルミホイール、「Executive Lounge」は同じ225/55/19のタイヤと切削光輝+ブラック塗装の19インチアルミホイールの組み合わせとなっています。

ここでもゆったりとした乗り味のアルファードに対して、ヴェルファイアはスポーティにセットされていることがわかります。

エクステリアは好みのわかれるところ

トヨタ アルファード ヴェルファイア (40)

「Forceful×IMPACT LUXURY」をテーマに闘牛が躍動しているような外装デザインをイメージしてデザインされたというエクステリアは、ホイール以外にもいくつかの識別ポイントがあります。

エンブレム部分が最先端になるように逆傾斜の形状にデザインされたフロントグリルは、アルファードがV字基調、ヴェルファイアは水平基調です。

アルファードは、先代から受け継いだメッキグリルをより分厚くデザインしするとともに、外側に向かって広がり感を演出し、そのままLEDのデイタイムランニングライトにつながります。

対するヴェルファイアは、横方向のルーバー形状でバンパーサイドのダクトやメッキモールが力強さを強調。1本のルーバーがデイタイムランニングライトへと繋がるデザインとされ、歴代モデルで採用されてきた2段のヘッドライトを想起させます。

異形3眼LEDヘッドライトは共通。

リアのコンビネーションライトは、アルファードがフロントグリルと共通のブロックデザイン。ヴェルファイアは水平基調を基本に流行りの一文字のLEDとコンビネーションランプを組み合わせます。

サイドステップとリアスポイラー部分のメッキ加飾はヴェルファイアだけ。さらに「Z Premier」と「Executive Lounge」では、前後のメッキ加飾が漆黒とスモーク、ドアハンドルはボディ同色のカラードとメッキ加飾といった違いも持たせて、グレード間の差別化も図っています。

ボディカラーは「プラチナホワイトパールマイカ」と「ブラック」が共通で、アルファードのみイメージあわせた専用の「プレシャスレオブロンド」が用意されます。

ライオンのたてがみからイメージしたという「プレシャスレオブロンド」は、独特のメタリックの配合により、ブロンズの落ち着いた光のあたり方で陰影による高級な雰囲気を引き出します。

インテリアはほぼ同一。選べるカラーが異なる

トヨタ アルファード Z 2023

インテリアの違いはそれほど多くはありません。自動防眩ミラーとデジタルインナーミラーなど、むしろグレード間の違いのほうが多いかもしれません。

シート素材は、アルファードの「Z」のみ合成皮革のブラックで、そのほか(福祉車両は除く)はともにプレミアムナッパ本革です。

内装色はどちらも黒が基本になってますが、アルファードの「Executive Lounge」に明るい“ニュートラルベージュ”、ヴェルファイアの「Z Premier」と「Executive Lounge」は“サンセットブラウン”が新車注文時に選択できます。

トヨタ アルファード (40) 2023

頭上の左右独立ムーンルーフも、アルファード「Z」のみメーカーオプションです。

合成皮革巻き+スパッタリングのインストルメントパネルは共通で、「Executive Lounge」は屋久杉のうずら杢をイメージしたUZURAMOKUを組み合わせることで高級感を演出

本革巻き3本スポークステアリングにパドルシフトが組み込まれるのはヴェルファイアで、アルファードはセンターコンソールのシフトレバーだけになります。

高級感だけならアルファードでも十分

 トヨタ ヴェルファイア (40) 2023

先代までのアルファードとヴェルファイアは、どちらを選んでも性能的には変わりなく「かっこいい」と思ったほうを選べば問題なしでした。

それゆえに2台をあわせて“アルヴェル”なんて呼ばれてきましたが、今回はアルファードとヴェルファイアで乗り味自体が変わっています

とくにガソリンエンジン車はその傾向が顕著に出ていますから、じっくり考えて、ご自身の好みにマッチした1台を選ぶ必要があります。

車選びドットコムマガジン編集部

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