マークX はスポーツカーを煽り倒せる超本気スポーツセダン! 土屋圭市が走行性能を峠でチェック!コスパの高さと内外装を工藤貴宏 藤井マリーが徹底解説
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFhMjE5MGMzZDcx.jpg)
今回はオーナー様からお借りた、トヨタのスポーツセダン・マークXをご紹介!
マークⅡの後継として登場し、惜しまれながらも2019年に生産を終えて50年の歴史に幕を下ろしました。
スポーツカーが軒並み高騰してしまった現在、実はこのマークXがひそかに走りのベースとして人気を集めているのです。
3.5L V6は318馬力を発生し、鍛えられた足回りはセダンと思えない軽快なハンドリングを発揮。
スポーツカーを普通に撃墜できる戦闘機なのです。
そんなマークXの相場は、前期型なら100万円前後で入手できる高コスパ。 実力を徹底チェックしてみましょう!
- Chapter
- いまアツい走りのセダン!マークXをご紹介
- マークXはマークⅡの後継…FRを貫いてきたスポーツセダン
- スポーティかつ上品なエクステリア
- シンプルでスポーティな運転席
- ファミリーで使える!広々としたリアシート
- 荷室も十分に実用的な広さ
- 試乗インプレッション!
- 予想を裏切る素晴らしい走り!マークXはコスパ高い走れるマシン
- マークXの解説を動画で観る
いまアツい走りのセダン!マークXをご紹介
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGFhZmJlYWVj.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGFiZTlmYTY3.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGI3NmFkMGEw.png)
今回は、オーナー様からお借りしたマークX G'sをご紹介!
トヨタのスポーツセダン・マークⅡの後継として登場したマークX。
惜しまれながらも2019年に生産を終え、50年の歴史に幕を下ろしました。
しかしスポーツカーが軒並み高騰している現在、実はこのマークXがひそかに注目を集めているのだとか。
その実力はどれほどか、徹底検証で探っていきます。
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGJiNTJjNGE4.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGJmYTczNTVh.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGMxNDgxY2Ey.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGMyOTQ2ZTY4.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGRjYThlZjU0.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGRlNzNmMjk4.png)
このマークXですが、中古流通台数も多く、価格も高騰していないため実は非常に穴場車両。
車選びドットコムでは、同撮影時点で300台ほど、100万円くらいの価格帯のものも数多く掲載がありました!
しかし今回の車両はマークX ”G's”ですから、それよりも少し価格はお高めかつ掲載台数も少なめです。
現時点(2024年1月24日現在)車選びドットコムで27台掲載されていました。
ちなみにG'sよりも更に上位モデルであるGRMNは、500万円オーバーで開催されていました。
マークXはマークⅡの後継…FRを貫いてきたスポーツセダン
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGVhOTk3NTll.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGU0ZjhmMWQ4.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGU3YzgwM2E4.png)
そもそもマークXとは、マークⅡの後継車とも言える車で、マークⅡが終了し、マークXに名称をマイナーチェンジされたものです。
初代モデルは2004年にデビューし、今回の車両と同じ型である2代目は2009年にデビューしました。
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGY3YjNlMDVj.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGY4YjlhNmY4.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGY5Y2M0NDVj.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMGZiMTdhNTc1.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTEyYTQ2NjA2.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTEzNWNhOWEz.png)
特徴としては第一に走りが速く、高いハンドリング性能を有している点が挙げられます。
そしてもう一つ特筆すべき点としては、おそらくこの世で最後の200万円台で買えるFRセダンであったということです。
FRセダンといえば、メルセデスやBMWなどがありますが200万円台で新車を購入することはできません。
そのような意味でマークXは非常に貴重な車両でした。
また、プラットフォームは同じ世代のクラウンやレクサス ISなどと同じで、当時のトヨタの最新FRプラットフォームを採用しています。
スポーティかつ上品なエクステリア
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTE0NDI1YWQ3.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTE1ZDFjZTk1.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTE5YjQyYTQ5.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTFhYzBiZDAy.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTFiN2U2MjAw.png)
外観は全体的にスッキリとしており、シンプルです。
G’sはベースモデルとは異なり、バンパーなどがよりスポーティなものに変更されています。
また、ボディ補強が入り、スポット溶接やメンバーの補強も増えています。
バネやショック、ブッシュなどなどのサスペンション周りも異なっています。
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTI3ZmUzNDM2.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTI5MTBlMzhm.png)
特徴的なのはこの隆々としたフロントフェンダー。
盛り上がったやる気溢れるデザインです。
タイヤ自体もノーマルよりワンサイズアップして、19インチ鍛造ホイールが使用されています。
シンプルでスポーティな運転席
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTJiMTRiMWM0.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTJlNTVkYjYz.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTJmODcwMTI0.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTMxZjI2Nzdm.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTMzNGQyZjdh.png)
運転席は、シンプルかつスポーティにまとまっています。
シートはG's専用のもので、フルバケでは無いですが、程よく肩や脇を包み込んでくれます。
メーターは(純正品は画像左下)もシンプルで見やすく、温度設定等の操作はボタン式なので視認性も良く使い勝手がいいです。
ファミリーで使える!広々としたリアシート
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTM5MDZkNWQ3.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTM1YmI3YWM0.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTM2ODkyMTBj.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTM5ZmQ0Yjhm.png)
それなりに大きさのあるセダンのため、リアシートもきちんと実用的です。
ゆったりと背にもたれながら、くつろぐことができるサイズ感です。
リクライニングは調節することもできます。
足元もシート下へ足先を伸ばせるため、全く窮屈でありませんでした。
荷室も十分に実用的な広さ
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTNkYzRhYjBj.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTQwNDYwMDQ4.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTQxYjg1ZGEx.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTQ0NjY5NGU2.png)
荷室もリアシート同様、実用的な広さが確保されていました。
小さめなスーツケースであれば2つほど載せることが出来そうです。
アームは剥き出しでなく、内張の中に入るよう設計されているため、たくさん収納する際も気にせず積み込めます。
試乗インプレッション!
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTRiZDA5MTNm.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTUyYWE0Mzhk.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTZmOWM2ZTE2.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTU1MjJjZGJm.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTZjYWVjMjhj.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTZkZTdiMjUz.png)
それでは試乗にてその性能を確かめていきます!
スペックとしては、最高出力318馬力、3.5リッターV6自然吸気エンジン
を搭載し、最大トルクが380Nmとなっています。
おとなしい見た目に反して非常にパワフルです。
そのためスイスイと気持ちよくコーナーを曲がっていきます。
ノーマルよりボディ剛性も上がっているため安定性もあります。
またこの”2GR”というエンジンが奏でるサウンドもビート感のある吹き上がりで非常に心地よいです。
誰でも乗れる性能の高さとスポーツセダンとしての性能の良さを併せ持った車でした!
予想を裏切る素晴らしい走り!マークXはコスパ高い走れるマシン
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTc3ZTczNzYw.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTdhOThlZTky.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTdiMzgxZWZh.png)
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFlMTc4YTE1YTVh.png)
まさにサーキットまでいけるファミリーカーでした!
見た目以上の走行性能と快適さを兼ね備えた非常に”穴場”の車です。
しかしこうしてご紹介すると、もしかしたら値段が上がってしまうこともあるかもしれません!
気になったら今のうちに購入を!と思わず言いたくなる一台でした。
皆さんも機会があれば是非試乗して、この良さを体感してみてください!
マークXの解説を動画で観る
![マークX](https://magazine.kurumaerabi.com/files/photo/2024/01/w1100/MDEvMjAyNF82NWFhMjE5MGMzZDcx.jpg)
マークXの詳しい解説は、下のリンクからご覧ください!