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中古で三菱 アウトランダーを中古で買うならこの車種(年式)がオススメ!

三菱 アウトランダー

三菱自動車を代表するSUVであり、プラグインハイブリッド(PHEV)はSUVとして世界初だった三菱 アウトランダー

現行型の日本向けは、プラグインハイブリッド(PHEV)専用モデルとして2021年10月に登場。比較的新しいこともあり、中古車価格は高め、物件数は少なめです。

アウトランダーの中古車購入は、現状(2023年8月時点)では先代(2代目)を軸にしながら探すのが、価格面からも無難といえそうです。

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初代は使いやすいサイズが魅力
2代目は2015年に大幅改良。顔つきも大きく変化した
3代目はまだ物件数が少なめ、狙うなら2代目の後期

初代は使いやすいサイズが魅力

三菱 アウトランダー 初代 2005

三菱自動車の最上級モデルであり、パジェロが廃止されたいま、SUVシリーズの頂点に位置づけられているのがアウトランダーです。

初代は2005年10月に発売。全長4,640mm×全幅1,800mm×全高1,680mmというサイズは、現在ではミドルサイズSUVのなかでも短めの全長で、全幅も多くの駐車場に入庫できる大きさに収まっています。駆動方式はFFと4WDが用意されていました。

室内は2列5人乗りに加えて、3列7人乗りを設定。後者のサードシートは、乗降性も含めると、非常用、短時間用の域を出ない印象で、イザというときに使う程度に考えていたほうがいいでしょう。

三菱 アウトランダー 初代 2005

パワートレーンは、2.4Lガソリンでデビュー。2007年10月の一部改良で、3.0L V6エンジンを積む仕様を追加。「30G」には、速度固定式のクルーズコントロールが用意されています。

初代アウトランダーは、ルーフにアルミを使うなど軽量化、低重心化を図ることで、走りにも注力しています。取り回ししやすいサイズ感に収まっているのも魅力ですが、デビューから年月が経っていることもあり、タマ数は少なめです。ドレスアップ、カスタマイズ済みの個体も多くなっています。

2代目は2015年に大幅改良。顔つきも大きく変化した

三菱  アウトランダー 2代目 2012

2012年10月に全面改良を受けてデビューした2代目アウトランダーは、度重なる改良、マイナーチェンジを受けていて、初期、中期、後期で顔つきだけでなく、走行性能も含めた完成度も大きく異なります。

登場時は、全長4,655mm×全幅1,800mm×全高1,680mmと初代よりも全長が伸ばされました。

衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなどを含む先進安全装備の「e-Assist」を「24G Safety Package」、「24G Navi Package」に標準化するなど、装備も強化されています。

パワートレーンは、3.0L V6が姿を消し、2.4Lと2.0Lガソリンを設定。

2012年12月には、SUVで世界初となるプラグインハイブリッド(PHEV)仕様が追加されました。充電電力使用時走行距離は、60.2km(JC08モード)でしたが、急な登り坂や高速道路などではすぐにエンジンが始動するハイブリッド走行がメインで、街中の低速域ではモーター走行が可能です。

とはいえ、三菱が誇るツインモーター4WDによるハンドリングや走破性の高さ、最大1500Wの電気が取り出せる「AC100V電源」のオプション設定など、充電できるハイブリッドであるPHEVの利点が当初から用意されていました。

三菱 アウトランダー PHEV 2015

2015年6月にマイナーチェンジを受け、現在でもお馴染みの「ダイナミックシールド」フェイスにチェンジ。静粛性の向上や足まわりにも手が入れられ、上質な乗り味を手に入れています。

PHEV仕様はモーター走行距離の向上やハイブリッド燃費も高まったほか、前後方向の誤発進抑制機能がオプション設定されるなど、安全装備も含めて進化を遂げました。

さらに2017年2月の一部改良で、プラグインハイブリッドシステムを改良し、EV走行可能距離を伸ばすとともに、足まわりや車両運動統合制御システム「S-AWC」をアップデートするなど、2代目登場時から見違えるほど走りが磨き込まれています。

3代目はまだ物件数が少なめ、狙うなら2代目の後期

三菱 アウトランダー

日本向けの3代目はPHEV専用モデルになり、2021年12月にデリバリーが開始されました。

日産エクストレイルとプラットフォームを共通化したことで、ボディサイズは全長4,710mm×全幅1,860mm×全高1,740mmと拡大しています。

全面改良にふさわしく走行性能や先進安全装備も大幅に進化していて、予算があり、ボディサイズの拡大を許容できれば、当然ながら3代目がベストチョイスになります。

ただし先述したように、まだ3代目の物件数は少なく、価格も高値安定という状況なので、いま狙うのであれば、2代目の2017年以降に販売された後期モデルのPHEVがおすすめ。

静かでスムーズなモーター、ハイブリッド走行を享受できますし、オートキャンプなどで家電が使えるなどの利点もあります。さらに災害時は””走る発電機”にもなります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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