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中古でトヨタ・RAV4を買うならこのモデルがオススメ!

FFをベースとした都市型SUVの元祖であるトヨタRAV4は、主に舗装路で乗る乗用車型クロスオーバーモデルとして生まれました。
それまで悪路も走破できるピックアップトラックやクロカン四駆から快適性も引き上げた、SUVの岐路になったモデルです。

いまでは高級ブランドも数多くリリースしている都市型SUV。日本でも復活を果たした現行RAV4は、都市型SUVに改めて高い悪路走破性を付加し、商品力を高めています。

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都市型SUVの元祖はコンパクトSUVでもあった
日本では「先代」不在のRAV4。3代目か現行型を買うかが現実的

都市型SUVの元祖はコンパクトSUVでもあった

トヨタ RAV4 初代

木村拓哉さんをCMに起用した初代RAV4は、1994年5月に誕生しました。
それまでのラダーフレームを使ったクロカン四駆やRVなどとは異なり、スマートを前面に押し出した街乗りのコンパクトSUVとしてアピール。余談ですが、筆者は木村拓哉さんと同い年だけにCMをよく覚えています。

RV専門誌の編集者だった私は、同年秋にアコードをベースにしてホンダが初代オデッセイを誕生させたのも含めて、セダンやステーションワゴン、クロカン系4WD、スペシャリティカー以外の新しいジャンルが生まれてくるのを目撃してきました。
初代RAV4は、80年代から90年代にかけて流行したスペシャリティカーに変わる存在として提案されたといっていいかもしれません。デビュー時、3ドアのみの設定だった初代RAV4のフォルムを見てもそれがうかがえます。

初代は全長3695×全幅1695×全高1655mmとコンパクトで、現在のダイハツ・ロッキーよりもコンパクト。なお、翌95年には5ドア版が追加されました。

その後、モデルチェンジの度にボディサイズを拡大し、車格を上げていったのは、世界戦略車の役割も担うためで、4代目ではついに日本市場から姿を消します。

2000年5月にリリースされた2代目は、海外での商品力向上を狙いボディサイズは、5ドアは全長4145×全幅1735×全高1680〜1690mmになっています。また、3ドアは全長3750×全幅1735×全高1680mmと全長こそ短いものの、こちらも全幅は3ナンバー枠に突入。

2005年11月登場の3代目になるとついに3ドアが廃止され、全長4335×全幅1815×全高1685mmとさらにサイズアップが図られています。
3代目になると、ライバルも数多く登場し、日本では販売面でやや苦戦。逆に海外では大人気になり、2013年に海外で発売された4代目は日本で販売されていません。

なお、2007年にRAV4のロングバージョンをベースとした高級SUVのヴァンガードも発売され、同時に2016年夏頃まで3代目RAV4も継続販売されていました。日本における3代目までのRAV4は、FFをベースに、4WDを設定し、タウンユースを見据えたSUVとしての走り、快適性を備えています。

日本では「先代」不在のRAV4。3代目か現行型を買うかが現実的

トヨタ RAV4 3代目

2021年5月現在、中古車でRAV4を狙う際に難しいのは、海外では4代目である「先代」モデルが日本では不在であることです。

30系である3代目RAV4は、2005年から継続販売も含めて2016年までという異例の長寿モデルだったにも関わらず、中古車市場のタマ数は少なめ。モデルライフが異例に長かったことで、登場初期と販売後期では年数も10年以上の差があります。
価格は高い物件でも比較的こなれていて、全長4335×全幅1815×全高1685mmというボディサイズは、今となっては比較的コンパクトで5代目の現行型と比べてもひと回り小さくなっています。
最小回転半径は5.1mと小回りが利き、大きすぎないサイズで、大人4人が十分に座れるキャビンと、荷物もたっぷり積めます(通常時の荷室容量は450L)。こうしたニーズに合致すれば選択する手もありそう。

ただし、衝突被害軽減ブレーキなどを含む「トヨタ・セーフティ・センス」は搭載されていません。

トヨタ RAV4

そのため、先進安全装備を重視するのなら「トヨタ・セーフティ・センス」が搭載されている、2019年に日本で発売された現行型の5代目(50系)が唯一の選択肢になります。
まだ登場から間もないため、未使用車や走行距離が短い個体が多く、新車感覚で長く乗りたいニーズにマッチします。

一方で、現行RAV4は、FFベースのSUVでありながらも高い悪路走破性をセールスポイントの1つにしています。
4WDは3タイプも設定されています。目玉である世界初の新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」は、4WDの価値である前後トルク配分に加えて、後輪トルクを左右独立で制御。
さらに、ハイブリッド仕様の4WDは、新しいE-Fourを設定しています。さらに、FFと4WDを電子制御で切り替える「ダイナミックトルクコントロール4WD」もガソリン車に設定しています。

「FFか4WDか」、「ガソリン車からハイブリッド車か」だけでなく、4WDを選ぶ際にも予算に応じて使い方や欲しい性能を明確にする必要があります。
通常の雪道などであれば「ダイナミックトルクコントロール4WD」やE-Fourでも不足はないはず。
より高い回頭性や走りの良さも追求するのであれば、価格は高めですが、「ダイナミックトルクベクタリングAWD」搭載車を選択するのがオススメ。筆者もオフロードコースなどで何度か走らせましたが、悪路でも自由自在のハンドリングと安定感を堪能できました。

ほかにも、よりタフさを感じさせるエクステリアデザインや「TNGA」化された走りや(安全性能ももちろん)の良さ、大人4人がゆったりくつろげる前後シート、580L-1185L(ラゲッジボード下段時)という大容量を誇るラゲッジスペースなども魅力です。
一方で、ボディサイズは全長4600×全幅1855×1685mmという堂々たる大きさなので、5.5〜5.7mという最小回転半径を含めて取り回しや駐車場の確認などは欠かせません。

トヨタ RAV4

トヨタRAV4の場合、先述のように先進安全装備の有無で3代目か現行型を選ぶのかが決まります。

3代目はタマ数こそ少なめではあるものの、値頃感のある物件も多いようです。しかし、個人的には、衝突被害軽減ブレーキなどは今や不可欠だと思います。
なお、衝突被害軽減ブレーキは、新型車については2021年11月(日本車の場合)から義務化されるほどです。後付できるタイプもありますので検討する価値はありそうです。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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