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中古でスバル WRXを中古で買うならこの車種がオススメ!

スバル WRX STI 2018

スバルを代表する本格スポーツモデルであるWRX。インプレッサのスポーツ仕様として3代目までインプレッサ WRXを名乗り、4代目からはWRXとして独立しました。

ファン羨望の1台として、カタログモデルはもちろん、数々の限定モデルもスバリストと呼ばれる熱狂的なファンから圧倒的な支持を集めています。

Chapter
WRC(世界ラリー選手権)を戦うために生まれたスバル最強のスポーツモデル
何度も顔つきを変えた2代目インプレッサWRX
エンジンからボディ、サスペンションまで改良して5ドアハッチバックに大きく変身
インプレッサから独立しWRX S4/WRX STIを設定

WRC(世界ラリー選手権)を戦うために生まれたスバル最強のスポーツモデル

スバル インプレッサ WRC 1998

1992年10月に発表された初代インプレッサ(GC系)の4ドアセダンに設定されたインプレッサ WRXは、WRC(世界ラリー選手権)に参戦するため、WRXと命名されました。

このWRXは“World Rally Championship”の「WR」と、レオーネなどのスポーツグレードで採用されていた“RX”の「X」を由来としています。

スバル インプレッサ WRX  1998

WRXには、インプレッサ最強の2.0Lターボエンジンを搭載。初代からSTI(SUBARU TECNICA INTERNATIONAL)が手がけた「WRX STi」なども設定され、WRCで走る姿を見て憧れた方も多かったはずです。

インプレッサWRX/WRX STIの初代もわずかに中古車市場に流通しているものの、距離を重ねた個体はタイミングベルトなどを交換していても、修理やメンテナンスの費用、手間はそれなりに覚悟する必要があるはずです。

趣味性の高いモデルですので、よほどのファンでない限り手を出さない方が無難でしょう。

何度も顔つきを変えた2代目インプレッサWRX

スバル インプレッサ WRX STI  2000

2000年8月に丸目のヘッドライトが印象的な2代目(GD系)がデビューしました。

その後、2度のマイナーチェンジで顔つきを変えるなど、フロントマスクで苦労した世代という印象を受けます。

スバル インプレッサ WRX 2005

WRXは、2.0L(NA/ターボ)とAWDの組み合わせのみで、トランスミッションは5MTと4ATを設定していました。

前後トレッドを拡大し、全幅は1,730mmになり3ナンバーサイズに突入。初代よりも物件数は増えているものの、走行距離を重ねた個体が多く、コレクターズアイテムとして大切に保存されてきたとおぼしき個体は、驚くほど高値になっています。

WRXは、どの世代も趣味性の高いモデルであることを実感させますが、2代目も人気です。3ナンバー化されても現在の基準からすると十分にコンパクトで、費用など手をかけることを織り込み済みで狙う手はあります。

エンジンからボディ、サスペンションまで改良して5ドアハッチバックに大きく変身

スバル インプレッサ WRX STI 2007

3代目(GE系)は、2007年10月にインプレッサWRX STIとして発売されました。ベースのインプレッサと同様にセダンから5ドアハッチバックに変身しています。

まさに全面改良になった3代目は、専用開発のエンジンやサスペンションをはじめ、「マルチモードDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)」、「マルチモード VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」など独自のメカニズムを採用。

最高出力308PSに到達した2.0Lターボは戦闘力を高め、ドライブトレーンの進化により操縦安定性などハンドリングも一気に進化させています。

スバル インプレッサ WRX 2010

2010年7月のマイナーチェンジでは、4ドアモデルが加わり、5ATの「A-Line」も設定。「A-Line」には、2.5Lターボが組み合わされています。

3代目は、ボディフォルムやデザインのウケがイマイチなのか、2代目よりも若干流通量が少なくなっていて、走行距離を重ねた個体であればかなり下落しているようです。

予算重視であれば3代目を狙うのもありでしょう。

インプレッサから独立しWRX S4/WRX STIを設定

スバル WRX STI 2018

4代目(GP系)になりインプレッサから独立したWRXは、2ペダル(CVT)のWRX S4、6MTのWRX STIというラインナップで、2014年8月にデビューしました。

WRX S4は、WRXシリーズ初の先進安全装備である「アイサイト(ver.3)」を採用。2ペダルモデルでも公道でその真価を味わい尽くすのは無理といえるほどの速さを享受できます。

2ペダル限定で、高い安全性を備えたスポーツセダンがお好みであれば、検討する価値は十二分。距離を重ねた物件であれば、価格の面でもかなりこなれています。

いっぽうのWRX STIは、WRXシリーズ共通の商品コンセプト「Pure Power in Your Control」を究極にまで高めたピュアスポーツセダンです。

ボディやシャーシの進化は著しく、S4と比べるとさすがに頂点に君臨する運動性能を味わえます。

スバル WRX S4 2021

2021年11月発表された現行型の2代目WRXは、2ペダルのWRX S4のみというラインナップなったこともあり、3ペダル=MTのWRX STIの人気は高く、価格も高値安定といえる状況になっています。

スバル WRX S4 2017

本格的はスポーツ走行を志向するのなら、インプレッサから独立した初代WRX STIですが、2ペダルのWRX S4でも先進安全装備をはじめ、物件数や価格の面からもオススメです。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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