子育て中ママから高評価のスズキ・ソリオ。人気の秘密や便利なポイントを解説！
子育て中の家族にとって、普段使いする車の広さや使い勝手の良さは重要なポイントとなります。
特にママが運転する車であれば、軽スーパーハイトワゴンなどが人気を集めていますが、一回りサイズアップしてより広い室内・荷室を確保したコンパクトカー（トールワゴン）も注目されています。
今回は、中でも子育て世帯に嬉しい装備や機能が満載のスズキ・ソリオについて、その人気の理由や特長、おすすめのグレードなどを紹介していきます。
スズキ・ソリオとはどんな車？
日本車の中でトールワゴン市場を開拓してきた車の一つが、今回紹介するスズキ・ソリオです。
トールワゴンは、自動車専門誌などでは「ハイトワゴン」「2列シート(4人〜5人乗り)ミニバン」などと呼ばれることもあり、車格としてはコンパクトカーに属する車がほとんど。その大きすぎない絶妙なサイズ感と広い室内空間が売りで、乗り降りのしやすさはもちろん、取り回しの良さや維持費の安さからも若いファミリー層を中心に人気の一台です。
現行型の4代目ソリオは2020年12月に発売されました。
グレードはHYBRID MZ、HYBRID MX、Gの3つが用意されており、絶妙なサイズ感はそのままに、多彩なシートアレンジや便利な装備、豊富な収納スペースなどの機能が備わった、多くの人のニーズを満たしてくれる車として注目を集めています。
また力強いデザインが印象的な派生モデル・ソリオ バンディットもラインアップされています。
ソリオは子育て中ママの心強い味方！
子育て世帯、特にママが車を選ぶ際に気になるのが、「ベビーカーなどの大きい荷物が積めて、載せおろしもしやすい」こと、「自分や子どもも乗り降りしやすい」こと、「使いやすく便利な機能が充実している」ことなどではないでしょうか？
この点において、ソリオはまさに子育て世帯のための車と言っても過言ではない機能を多数備えています。
ここからは、ソリオが特に支持されている理由や特長、おすすめのポイントなどを紹介していきます。
両側スライドドアは全車標準装備
ソリオは全グレードに助手席側・運転席側の両側スライドドアを標準装備。
予算と必要な機能との兼ね合いでグレードを選ぶ方が多いでしょうが、スライドドアについてはグレード間で差がないため、どれを選んでも利便性が保たれています。
さらに乗り降り口のステップは365mmと低く設定されており、ドア付近には乗降グリップもついているので、小さな子どもでも自分で乗り降りしやすいのが特長です。
また、ワンタッチで開閉可能なワンアクションパワースライドドア（予約ロック機能、挟み込み防止機構付き）は、助手席側ならHYBRID MZ、HYBRID MXに標準装備となっているほか、Gでもメーカーオプションとして選択可能。
運転席側の設定は上級グレードのHYBRID MZのみとなります。
パワースライドドア予約ロック機能も用意しており、ドアが閉まり切るのを待たずにロック操作ができるため、降りた後もスムーズに動くことができます。
特に共働き世帯などでは、忙しい朝の送り迎えにもピッタリの機能となっています。
こちらはHYBRID MZは後席両側、HYBRID MXは後席左側に標準装備しており、Gも後席左側にメーカーオプション設定が可能となっています。
広い室内と荷室を両立した空間
コンパクトなボディサイズの車にありがちなのが、室内スペースを広くとるために荷室の広さを縮小するパターン。
その点、ソリオは後席の位置を一番後ろまで動かしていてもベビーカーが余裕で積めるほどの荷室の広さを備えています。
トランクの開口部も大きく開くため、載せおろしの際の負担も少なくて済むのが嬉しいポイントです。
さらに荷室の下にはサブトランク（2WD）やラゲッジアンダーボックス（4WD）も用意されているので、ベビーカーを積みながら他の荷物も十分収納することができます。
もちろん、後席の広さも文句なし。
子どもをチャイルドシートに乗せつつ、自分も後席に乗り込んでお世話ができるほどのスペースが確保されているほか、子どもや小柄な方なら立って着替えられるほどの室内高（1,365mm）となっています。
便利・快適に過ごせる機能も満載
また室内の広さだけではなく、前後シート間の移動がスムーズに行えるフロントシートセンターウォークスルーを搭載しているのもポイント。
例えば、子どもをチャイルドシートに乗せるために一度後席に乗り込み、お世話が終わったら車外に出なくてもそのまま運転席に移動するといったことが可能です。
また雨の日であれば、濡れずに後席に移動し子どもの支度をさせることもできたりと、あると何かと便利な機能として子育て世代の人気が高い装備の一つとなっています。
HYBRID MZ、HYBRID MXにおいては、後席の窓にはロールサンシェードを装備しており、日除け対策もバッチリです。
また、HYBRID MZにはスリムサーキュレーターが装備されているので、後席でも適温の中で快適に過ごすことができるのが嬉しいポイント。体温調節が苦手な子どもにとっては、あると便利な機能です。
助手席下には取り外して洗うこともできる収納ボックスを用意しているので、汚れた靴や衣服を収納するのにピッタリ。
さらに、HYBRID MZ、HYBRID MXグレードでは前席のシート背面には収納テーブルも装備しています。
ちょっと休憩する際などには、子どもの飲み物やおやつを置くこともできて便利な機能です。
このほかにも多くの収納スペースを車内の至るところに用意しているので、小物が多くなりがちな女性にはありがたいですね。
まさに子育て中の家族にとって、かゆい所に手が届く機能が充実した一台と言えます。
快適装備にも注目して車を選びたい方であれば、ぜひ便利な機能が充実しているHYBRID MZ、HYBRID MXを検討してみると良いでしょう。
運転が不安な方でも安心の安全装備・機能
運転席に乗り込むと、大きな前面ガラスと高いアイポイントによって視界が広くなっているのが特長です。
また小回りもしやすいボディサイズと最小回転半径（4.8m）なので、運転に苦手意識を持っている女性の方でも安心して運転することができます。
また、スズキ セーフティ サポート非搭載車以外には予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」も備えており、安全性がより高められています。
主な機能としては誤発進抑制機能や車線逸脱警報機能、車間距離の確保をサポートしてくれるアダプティブクルーズコントロール（ACC）などの予防安全機能のほか、万が一の衝突被害を軽減してくれる衝突被害軽減ブレーキなどが揃っています。
HYBRID MZ、HYBRID MX（スズキ セーフティ サポート搭載車）では、全方位モニターのオプション設定も可能。バック駐車をサポートしてくれます。
家族の安全を守るために、子育て世代では安全性能も重視したいポイントの一つ。車選びの際には、ぜひ搭載されている安全装備にも注目してグレードを比較してみてください。
普段使いからお出かけまで使えるソリオがおすすめ！
ソリオには前席のみではなく、後席シートにもスライドやリクライニング機構が用意されているため、どの席に座っても乗り心地が良く快適に過ごすことができます。
また、豊富なシートアレンジも魅力。3人乗車や2人乗車をしつつ大きな荷物を積み込んだり、フルフラットにして車中泊も楽しめたりと、レジャーシーンでも使いやすい機能を備えています。
子どもの送り迎えや普段の買い物、公園などへちょっとお出かけする際に便利な機能が盛りだくさんのソリオですが、長距離ドライブやレジャー、アウトドアでも活躍できるオールマイティな車と言えます。
主にママが運転するセカンドカーとしてはもちろん、ファミリーで乗るメイン使いの一台としてもおすすめです。
