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中古でトヨタ・ハイエースを買うならこの型式がオススメ!

「はたらくクルマ」の代表格であるトヨタ・ハイエースは、建築や運送業界、各業界の送迎など、さまざまな分野で活躍しています。ボディタイプは多種多様といえるほど揃っていますが、主に商用ユースの「バン」、商用と乗用の両方に対応する「ワゴン」があります。乗用ミニバンとして「ワゴン」を愛用している方も多く、ほかにも「バン」も含めてキャンピングカー(バンコン)のベース車としても定番といえる地位を確立しています。

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ワンボックスの王者として君臨する長い歴史と実績
多様なボディタイプ(サイズ)を用意 普通免許で運転できるのは10名定員まで

ワンボックスの王者として君臨する長い歴史と実績

トヨタ ハイエース

現在のワンボックスの代表格であるトヨタ・ハイエースは、2019年に7万台を超える販売実績(レジアスエース含む)を誇るなど、常に売れている人気モデルです。
2017年に生誕50周年を迎えています。筆者も取材に出向きましたが、お台場のMEGA WEBで50周年記念車などのプレス発表会が行われ、歴代モデルがズラリと勢揃いしていました。

初代ハイエースは、東京オリンピックが開催された1964年に企画がスタートし、「10」系の初代ハイエースは、1954年に初代が登場した「トヨエース」の小型モデルとして1967年に“日本初の新分野のキャブオーバーバン”をコンセプトに誕生。
トラック版も設定されていましたが、メインになったのはバンです。トラックとは異なり、雨や埃などから荷物を守ることが可能であるため高度成長期という時代やニーズにマッチしていました。

2代目の「20」系は、1977年から1982年まで販売されました。4リンク式跳ね上げバックドアなどを備え、スーパーロング系ハイルーフの設定、ディーゼルエンジン、AT車の追加などが主な特徴です。

3代目は1982年にリリースされ、1989年まで販売された「50」系。1972年生まれの筆者もよく覚えている世代のハイエースになります。
1973年の第1次、1979年の第2次オイルショック、カーエレクトロニクスの発展などの時代の変化により、商品力の強化がより不可欠になり、“バンはバンらしく、ワゴンはワゴンらしく本物に”というテーマが掲げられていました。トピックスは、ワゴン専用リヤサスペンションの採用や4WDの追加、バンに最上級グレードの「スーパーGL」が設定されています。

1989年に登場し、2004年まで販売された「100」系の4代目は、ワンボックスの王者たるべく「トップ・オブ・ワンボックス」を掲げています。フロントシートの居住性や操作性の向上、衝突安全性能の進化、パワースライドドアなどがメニューに上っていて、より現代的なモデルに仕立てられています。

そして現行の「200」系は、2004年8月に登場し、今も現役バリバリといえる存在です。ボディタイプ(長さ/全長)は、ロングとスーパーロングになり、100系に設定されていた標準ボディ(全長)はなくなっています。
また、幅(全幅)は、標準ボディとワイドボディを設定。高さ(全高)は、標準、ミドル、ハイルーフの3タイプが設定されています。その後、マイナーチェンジ、一部改良を含めて改良を受けています。

多様なボディタイプ(サイズ)を用意 普通免許で運転できるのは10名定員まで

トヨタ ハイエース Toyota Safety Sense

ハイエースに限らず、現在、普通免許で運転できるのは10名定員までです。筆者のように「中型車(8t)に限る」と記載されている旧普通免許を所持している場合でも10名定員を超えるグレードは運転できません。
10名定員を超える設定があるハイエース・コミューター(小型バス2ナンバー14人乗り)を運転するには、中型免許が必要です。ここでは、10名定員までのハイエースを前提とします。

中古車で狙う際でも現行200系がオススメ。2004年登場の初期の1型は、17年近くが経っています。
100万円を下回る物件も見られますが、比較的古く、走行距離も長くなっている割に比較的高めなのは、高いユーティリティ性能や耐久性、信頼できる走りなどによるもの。バンやワゴンだけでなく、キャンピングカーまでバラエティに富んでいて、しかも先述のように長さ、幅、高さのボディタイプが数多くあるため、駐車場事情や取り回しできるか確認が不可欠です。狭い住宅街などでは、スーパーロング/ワイドボディだとかなり大きく感じられますし、すれ違いや駐車時などには慣れが欠かせません。
また、全高もミドルルーフ(2105mm)以上は2.0mを超え、ハイルーフは2285mmに達するため、2.1m、2.2m以下の高さ制限のある駐車場には入庫できません。ハイエースと一言でいってもボディタイプは多様なので、自分のニーズを見極めるのが大切です。

その上で、安全面も考慮すると、価格は高めでも2017年の一部改良後モデルを選択するのがベスト
ハイエース(ワゴン、バン、コミューター)、レジアスエース(バン)に「トヨタ・セーフティ・センスP」が標準装備化されています。レーダークルーズコントロールは含まれませんが、歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャ―アラート、オートマチックハイビームの3つが搭載されています。
さらに、ハイエースはボディタイプにより、バンには2.0Lガソリンと2.7Lガソリン、2.8Lディーゼル、ワゴンには2.7Lガソリン、コミューターには2.7Lガソリン、2.8Lディーゼルが設定されています。ガソリンは車両価格を抑えることが可能で、高い静粛性も備えていますが、中低速域でのトルク感はディーゼルエンジンの方が上。ディーゼルエンジンは、車両価格は割高になるものの、軽油で済む利点もあります。

乗用、つまり人を乗せることを主眼としているワゴンは、全車3ナンバーで、ボディ幅はワイド(全幅1880mm)のみ。長さは2択で、全長5380mmのスーパーロングか全長4840mmのロングになります。高さ(全高)はハイルーフ、ミドルルーフのいずれかになります。大きなサイズはちょっと……という方は要チェックポイントになりそうです。

トヨタ ハイエース ファインテックツアラー

バラエティに富んでいるトヨタ・ハイエースは、現行200系も多様な中古車が市場に出ています。まずは自分の使い方に合うボディタイプを見極めた上で、物件探しをしたいところです。
ほかにも、トヨタ車体の特別架装モデルである「ファインテックツアラー」もあります。こちらは、幼児バス・ビジネス送迎車ですが、乗用ユースにカスタマイズするプロショップもあり、中古市場にも出ています。ドレスアップ済みやキャンピングカー(バンコン)などのモデルもあり、気に入れば購入する手もあります。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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