たくさん荷物を収納できる車なら
日常的に使う車に荷物が沢山積めるかどうか、ということを気にされる方は多いのではないでしょうか。
車体が大きなミニバンは勿論ですが、それ以外にも軽自動車の商用バン、ダイハツ ハイゼットやスバル サンバー、 ホンダ N-VANなど、収納が沢山ついたおススメの車を紹介します。
トランク単体の機能で選ぶなら、むしろセダンを選ぶべし
荷物がたくさん積めるクルマというと大きい車、ミニバンなどを想起される方も多いかもしれません。
確かに椅子を倒して天高く、となればミニバンも良いでしょうが、しっかりと独立した荷室があるセダンのトランクに関しても注目して頂きたいです。
ミニバンやワゴンと違って、セダンのトランクは室内と荷室がセパレートされていますから、荷物がごろごろ動いてもそれほど気になることもなく、臭いも遮断してくれます。快適性と使い勝手の両立という点では、セダンのほうが優れています。
それに、収納というとトランクだけではありません。小物入れの数、場所、容量などもぜひチェックしておきたいところで
激戦区のミドルクラスミニバンは小物入れでも「勝負」
トランクの利便性ではセダンにも一利ありますが、ミドルクラスのミニバンになると、小物入れなどに関しても戦ってるなあと感じさせます。
センターメーターレイアウトの場合、ハンドルの奥のダッシュボードにも小物入れを設置したり、通常のレイアウトでも随所に小物入れやシューズトレー、ドリンクホルダーなどを配置したり、いまや日常必需品のUSBジャックが全席のみならず後席にも用意されていたり。ポケットの深さ、位置なども含め注目していただきたい収納が目白押しです。
トヨタのヴォクシー/ノア、日産 セレナ、ホンダ ステップワゴンなどは収納にも注目、チェックしていただきたいクルマたちです。
ビジネスユースの名残が光る「キャブオーバー型」
市販車のなかにはもともとビジネスユースを想定された車種があります。そういうクルマはプロも納得の使い勝手を備えています。
たとえば運転席の頭上に、伝票や地図、メモ帳などを収めるのに便利な棚を設けた車種があります。輸入車では、ルノー カングーが有名ですね。
軽自動車でもダイハツ ハイゼットやスバルサンバーには、配送事業用向けにオーバーヘッドシェルフが用意されて実用性も高いです。
またルノー カングー(初代〜2代目)は、フランスの郵便局に納めるための装備が残されていて、ーバーヘッドシェルフをはじめ収納が充実しています。
こういう一見地味なクルマ、侮ってはいけませんね。こういうクルマにこそ真の生活の知恵が詰まっているのですから。