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【プロ解説】上質と実用性をあわせ持つクラウン スポーツの室内デザイン

トヨタ クラウン スポーツ Z

2022年7月にワールドプレミアされた新型トヨタ クラウンは、クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステートという4つのボディタイプがあることで話題となりました。

ここではクロスオーバーに続く第2弾として2023年10月に販売が開始されたクラウン スポーツのインテリアとユーティリティについて解説します。

Chapter
乗り込んだ瞬間から高揚感が高まるクラウン スポーツのインテリア
優れた乗降性と高い居住性
シートヒーター&ベンチレーションを標準装備
運転の疲労を軽減する数々の運転支援
伝統と革新が融合した新しいクラウン

乗り込んだ瞬間から高揚感が高まるクラウン スポーツのインテリア

トヨタ クラウン スポーツ Z

優れた乗降性と高い居住性

”新しいカタチのスポーツSUV“として、見て、乗って、走って、ユーザーに感動を与えるエモーショナルなクルマを目指したというクラウン スポーツ

インテリア(室内)は、乗り込んだ瞬間から高揚感が高まる演出が施されています。

その核となる“アシンメトリーな内装”は、助手席でもワクワクできるようなスポーティかつエレガントなデザインを採用。

トヨタ クラウン スポーツ RS

とくにPHEVのSPORT RSでは、ドライバー側は運転に集中できるブラックの内装、助手席側はセンシュアルレッドとして、おもてなし感と華やかさを演出しています。

メーターには、12.3インチTFTカラーメーター+マルチインフォメーションディスプレイを採用するとともに、運転に必要な情報をウインドシールドガラスに投影するカラーヘッドアップディスプレイを搭載。

センターコンソールには、直感的に操作できるインターフェイスを採用した12.3インチのディスプレイオーディオ(コネクテッドナビ対応)プラスを標準装備します。

トヨタ クラウン スポーツ Z

インテリアのもうひとつポイントとなる “アイランドアーキテクチャーは、ディスプレイやシフトなどの各種機能をまとめて島のように配置するもの。

集約されたセンターコンソールとメーターまわりの操作系は、スイッチ類を水平方向に配置することで直感的な操作を可能としています。

シートヒーター&ベンチレーションを標準装備

トヨタ クラウン スポーツ Z

フロントシートは、ハイブリッドとPHEVで異なり、ハイブリッドのSPORT Zには、スムース本革を使ったスポーティシートを採用。

シートヒーター&シートベンチレーションに、ヘッドレストまで回り込んだヒレ縁に、ダブルステッチ、キルティングなど手の込んだ加飾に、運転席8ウェイ、助手席4ウェイの電動調整機能付き。

くわえて運転席には除電スタビライジング機能と電動ランバーサポートを装備してドライビングをサポートします。

いっぽうPHEVのSPORT RSは本革のスポーツシートになります。

トヨタ クラウン スポーツ Z

リアシートは、着座位置を高めることで視界の良さと快適な空間を両立。シートとドアトリムがシームレスにつながるラウンジデザインにより、乗員には適度に包み込まれる安心感を提供。

前後シートのカップルディスタンスを920mmに設定し、リアシートにも十分なニースペースを確保するとともに、室内音が反射する「調音天井」をトヨタで初めて採用して、ラゲッジからの音が侵入しやすい室内での乗員同士の会話がしやすい環境を構築しています。

トヨタ クラウン スポーツ Z

ラゲッジルーム容量は5人乗車時で397L、リアシートを倒した状態では1,159Lまで拡大します。

その他、ハイブリッドのSPORT Zに用意された室内のおもな装備は、デジタルインナーミラー、前後ドライブレコーダーをはじめ、左右独立温度コントロールフルオートエアコンとナノイーX、充電用USB端子(Type-C/前後2個づつ)、通信・充電用USB端子、アクセサリーソケット(DC12V)、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)などを標準装備。

トヨタ クラウン スポーツ Z

電動シェード付きパノラマルーフはオプション設定です。

運転の疲労を軽減する数々の運転支援

トヨタ クラウン スポーツ Z

クラウン スポーツに搭載される運転支援システムは、最新のToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)を標準装備します。

従来の機能に加えて、先行車やカーブに対して減速支援とステアリングの支援を行う、プロアクティブドライビングアシスト(PDA)を搭載。

さらにトヨタチームメイトの「アドバンスドドライブ(渋滞時支援)」「アドバンストパーク(リモート付)を設定。高速道路渋滞時など一定条件下での運転負荷軽減や、駐車支援を実現しています。

またトヨタスマートセンターと連携するセンター通信型コネクテッドナビの対応に加えて、通信が途切れて地図情報の外に出てしまった場合でも、続けてナビ機能が利用できる車載ナビを搭載するなど高いホスピタリティを誇っています。

伝統と革新が融合した新しいクラウン

トヨタ クラウン スポーツ Z

スタイリッシュなSUVデザインに、優れた乗降性、くわえて前後スペースもしっかり確保された室内をあわせ持つクラウン スポーツには、クラウン伝統のおもてなしの心が受け継がれています

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

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