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最新のポルシェが最良とは言うけれど… 中古でボクスターを買うならこの車種(型式)がオススメ!

ポルシェ ボクスター 3代目 (981)

ポルシェといえばRR(リアエンジン・リアドライブ)の911ですが、911以外のスポーツカーにも挑戦してきた歴史があります。

そしてそれらモデルは、現行型の718 ボクスターやケイマンも含めてスポーツカーとして一級品であることは間違いありません。

そのなかから今回はボクスターに注目します。

Chapter
初代ボクスターのヒットがポルシェの経営を支えた
楕円形ヘッドライトに変わった2代目
いまボクスターを狙うのならバランスのいい3代目がベスト
現行型は歴代よりもリスクを払わずにすむが中古価格は高値安定
いま狙うなら3代目の981型ボクスター

初代ボクスターのヒットがポルシェの経営を支えた

ポルシェ ボクスター 初代(986)

FRのポルシェ 968の後を受け継ぐカタチで、ミドシップ化された「ボクスター」初代の986型は、1996年に登場し、スマッシュヒットを飛ばします。

スタイリングは、涙目のヘッドライトに賛否両論ありながらも、全長4,315mm×全幅1,780mm×全高1,290mm、ホイールベース2,415mmというサイズは、いまでは十分にコンパクトといえる大きさで、1270kgという重量も軽量級といえる重さに収まっています。

車名の由来になったとおり、”ボクサー(水平対向)”エンジンを積んだオープン仕様であり、911よりも手軽に買える価格も魅力的でした。

この年代になると、さすがに中古車のタマ数は減りつつありますが、まだ選択肢は残っています。

15万kmくらい走っていても150万円前後のプライスタグを付ける物件もあり、いまだに一定の人気を維持していることも事実ですが、個人的には(状態次第ですが)故障のリスクを負ってまで手に入れる価値があるかは少々疑問が残るところです。

楕円形ヘッドライトに変わった2代目

ポルシェ ボクスター 2代目 (987)

2004年12月に2代目の987型になり、ヘッドライトは涙目から楕円形に変わり、言ってみれば見慣れたポルシェらしい顔つきになった感があります。

ボディ剛性の高さや若干のサイズの拡大(全長4,330mm×全幅1,800mm×全高1,295mm)とトレッドの拡大により、走りに安定感が生まれています。

ホイールベースは、相変わらず2,415mmと短めで、回頭性や機動力の高さを維持しながらスタビリティが向上。

「ボクスター」は、176kW(240PS)の2.7Lエンジン、「ボクスターS」は206kW(280PS)の3.2Lエンジンを搭載していましたが、2007年にはエンジンヘッドに可変バルブタイミング機構のバリオカムプラスが装備され、ボクスター、ボクスターSともにパワーアップしています。

動力性能を重視するのであれば、当然「S」になりますが、素のボクスターでも十分にその真価を味わえます。

MTの比率はATよりも低く、スポーティな走りを重視するのであれば、個人的には「S」の6MT仕様がベストチョイス

2009年には、ATがトルコンからデュアルクラッチのPDKに変わり、よりスポーティな走りが得られるようになりました。

いまボクスターを狙うのならバランスのいい3代目がベスト

ポルシェ ボクスター 3代目 (981)

2012年6月発売の3代目(981型になっても、中古車の物件数は初代、2代目と同じような数になっています。

また3代目になると走行距離が8万kmを超える物件でも400万円台は当たり前で、それだけ根強い人気を誇っているのがうかがえます。

トランスミッションは、PDKが主流になり、MTは2代目よりも少数派になっています。

新しいぶんだけ状態が良い個体が多くなるのは、ボクスターに限りませんが、初代や2代目よりも価格は高いいっぽうで、コンディション的には手を出しやすい世代ともいえます。

「ボクスター」のダウンサイジングされた2.7Lエンジンでも195kW(265PS)を発生。「ボクスターS」は、3.4Lエンジンを積んで232kW(315PS)を発生していました。

この世代から、よりスポーティな「ボクスターGTS」も設定されるようになりました。

現行型は歴代よりもリスクを払わずにすむが中古価格は高値安定

ポルシェ 718  ボクスター

2015年12月デビューの「781ボクスター」を名乗る現行型(982型)になっても、中古市場での流通量はそれ以前のモデルとあまり変わりありません。

またMTよりも2ペダルのPDKのほうが多く、価格も当然ながら高値安定となっています。

ボディサイズは、初代から約65mm長い全長4,379mm×全幅1,801mm×全高1,281mmで、2,475mmのホイールベースも初代にくらべて60mm延長されています。

走りや快適性も大幅に進化を遂げ、エンジンは「ボクスター」が2.0Lの水平対向4気筒ターボ、「ボクスターS」は2.5Lの水平対向4気筒ターボにそれぞれダウンサイジングされました。

上位モデルの「ボクスターGTS」は当初2.5Lターボを搭載していましたが、2020年に水平対向6気筒エンジンを搭載した「ボクスターGTS 4.0」 に進化。

また、ハイパワーな2.0Lエンジンを積む「ボクスターT」(GTSよりもさらにタマ数は少ない)が追加されのも2020年でした。

素のボクスターでも動力性能は必要十分という印象を受けますが、よりパワーを重視するのであれば当然ながら「S」より上のモデルが適任です。

いま狙うなら3代目の981型ボクスター

ポルシェ ボクスター 3代目 (981)

趣味性の高いスポーツカー、しかもオープンモデルですから、予算や好み、ニーズによりベストチョイスは大きく変わってきます。

価格と性能面では、3代目を狙うのが現状ではもっとも現実的な選択肢といえそう。

どうしても乗ってみたいのであれば、購入費用とは別にまとまったお金を用意しつつ、初代や2代目を狙う手もあるかもしれません。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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