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中古で三菱・eKスポーツを買うならこの車種がオススメ!

三菱 ekスポーツ

三菱・eKスポーツは、2001年10月に発売された初代eKワゴンに初めて追加されたスポーティ仕様です。

初代eKワゴンは、セミトール・パッケージを採用し、大半の立体駐車場に入庫可能でありながら高い空間効率を実現していました。

いわゆる「カスタム」系ともいえるeKスポーツは、ターボエンジンだけでなくNAエンジンも設定し、スポーティ派のニーズに応えるモデルです。

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セミトール型の高効率パッケージを備えた、初代eKワゴンに追加されたeKスポーツ
助手席側後席にボンネット型で初となる電動スライドドアを用意

セミトール型の高効率パッケージを備えた、初代eKワゴンに追加されたeKスポーツ

三菱 ekスポーツ

初代eKワゴンに追加されたeKスポーツは、2002年9月に「スタイリッシュ・スポーツ・ワゴン」を掲げて登場しました。

スクエアな2BOXスタイルが特徴で、eKワゴン譲りの空間効率の高さをはじめ、ホールド性の高いスポーツシートを備えています。

ターボ仕様は、直列3気筒ターボで、最高出力は自主規制値いっぱいの64PS、最大トルクは93Nmを発揮。高速道路から山岳路までシーンを問わず、力強い走りも可能です。

トランスミッションは、CVTではなく、ターボの「R」には4速ATが、NAエンジンの「Z」には、3速ATが組み合わされています。

三菱 eKスポーツ 初代

また、スポーティな「R」には、155/55R14タイヤをはじめ、フロントに14インチベンチレーテッドディスクブレーキ、最適化されたフロントマクファーソンストラットを備えるなど、足まわりも強化されています。

走りの良さを重視するのなら迷わずターボの「R」を選択したいところです。

初代eKスポーツは、販売終了の2006年からもすでに16年が経っているため、中古車市場での物件数は少なめです。

ごく少数をのぞき、走行距離をそれなりに重ねた個体が多く、平均価格は16万円前後のようです。

足代わりと割り切って乗るなら選択してもいいかもしれません。

助手席側後席にボンネット型で初となる電動スライドドアを用意

三菱 eKスポーツ

2006年9月にeKワゴンとともにリリースされた2代目は、ボンネット型軽乗用車で初となる電動スライドドアを用意するなど、現在の軽自動車のトレンドを先取りした装備や機能を用意していました。

後席左側に、スライドドアのレールを内側に配した、インナーレール式電動スライドドアなどを先取りしています。

なお、運転席側はヒンジ式のスイングドアになります。両側スライドドアではないものの、歩道側など乗り降りすることが多い左側のスライドドアは、530mmの開口幅、1005mmの開口高を備え、子どもやお年寄りはもちろん、大人でも乗り降りのしやすさを実感できるはず。

三菱 eKカスタム

ユーティリティでは、「マルチポジションユーティリティ(MPU)」と呼ぶ同じ規格の取付部を用意し、その取付部にユーティリティアイテムを自由に取り付けたり、移動したり、交換できたりしました。

そのほか、音質にこだわったサウンドシステムをオプション設定するなど、多様なニーズに応えています。

エクステリアは、ディスチャージヘッドライトとポリカーボネイト製グリルの組み合わせが目を惹きます。

黒の一文字を強調した専用フロントマスクをはじめ、「R」専用14インチアルミホイール、サイド&リヤエアダム、ルーフスポイラーなどにより、存在感のあるスポーティな佇まいとなっています。

なお、衝突被害軽減ブレーキは未設定となっています。その後eKスポーツは、3代目になりeKカスタムに車名を変更しています。

三菱 eKスポーツ

年代的にも状態的にも無難なのは、2006年から2013年まで新車販売された2代目でしょう。

ただし、物件数はそれほど多くは残っていません。平均価格は27万円ほどで、ほとんど走っていない物件もあります。

日常の使いが大半であっても走りを重視するのならターボ仕様がオススメです。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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