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中古でスバル(SUBARU)のクルマを買うならこの車種がオススメ!

スバル インプレッサsport

スバルは、レガシィ・ツーリングワゴンでワゴンブームを巻き起こし、インプレッサWRX STIで世界ラリー選手権のマニュファクチャラー、ドライバーズチャンピオンを各3回獲得するなど、ラリーを中心にモータースポーツでも活躍。ラリーなどのモータースポーツを想起させる「STI」仕様も人気です。
現在は、OEM版をのぞき、軽自動車の開発・生産から撤退。水平対向エンジン、シンメトリカルAWD、先進安全装備の「アイサイト」、自社製CVTなど、独自技術を含めた自社開発の技術にこだわりを持っています。

Chapter
インプレッサスポーツは「2014年11月以降のアイサイト装着車DBA-GP7」がオススメ
フォレスターは2017年3月一部改良後のDBA-SJ5かDBA-SJG」がオススメ
レヴォーグは「2015年4月以降の初代DBA-VMG」がオススメ
レガシィB4は「6代目のDBA-BN9」がオススメ
インプレッサXV、XVは「2015年10月以降のDBA-GP7」がオススメ

インプレッサスポーツは「2014年11月以降のアイサイト装着車DBA-GP7」がオススメ

スバル インプレッサsport

2011年登場の4代目からハッチバックは「スポーツ」、セダンは「G4」を名乗るCセグメントモデルです。2016年に5代目に移行した際に「スバル グローバル プラットフォーム」を採用し、インプレッサから最新世代にスイッチ。人気なのはスポーティなエクステリアと、大開口部により積載性に優れる5ドアハッチバックで4代目から名乗るスポーツバック。4代目には「アイサイト(バージョン2)」が搭載されています。

価格もかなりこなれている先代モデルとなるインプレッサは、2014年11月のマイナーチェンジを機に、「アイサイト」がバージョン2から3にアップデートされています。
アダプティブクルーズコントロールやレーンキープなどの性能向上により、ロングドライブでのドライバーのサポート力が向上。パワートレーンは、1.6Lと2.0Lがありますが、動力性能で余裕のある後者がオススメ。2.0L車は、このマイナーチェンジでドライブモードの「SI-DRIVE」が搭載されています。こちらは、走行状況や好みに応じて走行モードの変更が可能になるほか、燃費向上も図れるシステムになっています。

フォレスターは2017年3月一部改良後のDBA-SJ5かDBA-SJG」がオススメ

スバル フォレスター

1997年に登場した初代フォレスターは、インプレッサをベースに、最低地上高を200mmまで高め、4WDとの組み合わせにより高い悪路走破性を確保しています。2002年に登場した2代目は、より直線基調のスタイリングになり、2.0LのNAエンジン(MT車)には、副変速機の「デュアルレンジ」が備わるなど、機構的にも同社らしい独創性が感じられます。
やや丸みを帯びた3代目は2007年のデビューで、過去2代がワゴン派生型のクロスオーバーSUVであったのに対し、3代目からは本格的なクロスオーバーSUVに移行しています。

5代目の現行型は「スバル グローバル プラットフォーム」を使い2018年6月デビューと比較的新しいことから、中古車で狙うのであれば、2012年11月登場、2018年夏まで販売されていた先代(4代目)がオススメです。
2017年3月には一部改良により、「2.0i-L」をのぞき、「アイサイト(バージョン3)」を搭載。車線維持機能が60km/h以上で作動するなど、利便性が引き上げられています。エンジンは直噴ターボのDITがパワフルでドライバビリティの高さが魅力。高速道路や山岳路でも楽に走破できます。
一方で、実燃費は「もう少し」という声もあり、街中中心であれば2.0L NAを選択する手もありそうです。

レヴォーグは「2015年4月以降の初代DBA-VMG」がオススメ

スバル レヴォーグ

2014年に日本市場向けモデルとして登場した初代レヴォーグは、全長4690×全幅1780×全高1490mmというサイズ。5代目レガシィ・ツーリングワゴンのバトンを受け継ぎながらも全長とホイールベースをそれぞれ100mm短くし、全高を45mm下げることで取り回しを向上させています。
運転支援システムの「アイサイト」は、「バージョン3」が搭載され、1.6Lと2.0Lの直噴ターボを設定。トランスミッションはCVTのみで、前者にはリニアトロニック、後者にはスポーツリニアトロニックが組み合わされています。駆動方式はシンメトリカルAWDのみです。

2020年10月発表の新型(2代目)レヴォーグは、次世代アイサイトや渋滞時ハンズオフアシストを含む「アイサイトX」を設定するほか、新開発の1.8Lターボエンジンの搭載や操縦安定性の向上、後席の拡大、荷室の積載性を向上するなど、全方位に渡って進化を遂げています。
とはいえ、現時点で中古車を買うなら当然初代。当時最新の安全装備が設定された2015年4月の一部改良モデルには、「アドバンスドセイフティパッケージ」が設定され、後側方警戒支援機能をはじめ、サイドビューモニター、ハイビームアシスト、アイサイトアシストモニターが用意されていて推奨できます。
ワゴンらしく荷物を満載してロングドライブが多いのであれば、2.0Lを選択したいところ。

レガシィB4は「6代目のDBA-BN9」がオススメ

スバル レガシィB4

「大人のスポーツセダン」という雰囲気が魅力のレガシィB4は、1989年にツーリングワゴン、セダンとしてデビュー。初代のRS(セダン)は、WRCにも参戦するなど、レオーネの後を継ぐフラッグシップモデルとして、現在のアウトバック、B4へとその系譜は受け継がれています。
1998年登場の3代目からセダンには「B4」の名が与えられ、2003年の4代目からは3ナンバーサイズに拡大。2009年の5代目には、CVTのリニアトロニックが初めて搭載されたほか、全車速追従機能など優れた機能を備えるSIレーダークルーズコントロールも一部グレードに設定されました。
なお、現行型の6代目は2014年デビューですが、2020年6月で日本国内での販売が終了。スバルのホームページでは、在庫対応のみ(8月26日時点)と表示されています。

6代目の初期型は150万円を切る物件もあり、「アイサイト(バージョン3)」が採用されていますので、高い買い得感が得られるはずです。本革シートや高触感革のステアリングホイール、シフトノブなどを備える「リミテッド」が上級グレードになり、上質感を味わえますが、ノーマルグレード(「B-SPORT」)でも安全装備は同等で、こちらを選んでもB4らしい安定感のある走りなどを享受できます。

インプレッサXV、XVは「2015年10月以降のDBA-GP7」がオススメ

スバル XV

2010年登場のインプレッサXVは、5ドアハッチバックにSUVテイストを付加した派生モデルで、最低地上高はベース車と同じでした。2012年の2代目インプレッサXVは、最低地上高を200mmと高め、クロスオーバーSUVらしいフォルムや機能性が与えられています。また、「アイサイト(バージョン2)」を設定するなど、先進安全装備の充実化も図られています。
「スバル グローバル プラットフォーム」を使う3代目は、インプレッサの名が取れて「XV」を名乗り、全高を1550mmに抑えながら雪上走行や悪路走破性を高める「X-MODE」を設定するなど、走りを強化。さらに、ハイブリッドの「e-BOXER」搭載グレードも追加されています。

オススメは、2015年10月に受けたビッグマイナーチェンジ後モデルで、「アイサイト」装着車に「アドバンスドセイフティパッケージ」が設定されました。後側方警戒支援機能、ハイビームアシストのほか、SRSサイドエアバッグ&SRSカーテンエアバッグも全車に標準装備されています。

スバル S4

WRCなどのレースイメージを受け継ぐWRX STIをはじめ、2ペダルのWRX S4などのスポーツセダンも控えています。毎年のように設定されるSTI仕様の限定車は抽選販売になるほどの人気モデルです。
ほかにも、トヨタ86のブランド違いとなるBRZや、自社開発・生産により絶大な支持を受けていたRRレイアウトのサンバーもわずかにありますが、タマ数が少なく、多走行(過走行)になっているので注意が必要ですが、プロユースを中心にいまだ熱烈な支持を集めています。そのほか、R1やR2、プレオなどの自社開発、生産時代の軽自動車もまだまだタマ数はあります。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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