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人気の輸入SUV。メルセデス・ベンツ GLBを中古で買うならどのグレードがオススメ?

メルセデス・ベンツ GLB 2023

日本ではミドルサイズSUVに含まれるメルセデス・ベンツ GLBは、2020年6月から販売が開始されたモデルです。

輸入車のブランニューモデルの割には1回目の車検を過ぎたこともあり、中古車市場にも比較的多くの台数が出回っています。

ミドルサイズ以下のSUVでは貴重な3列シート車で、いざというときに7人乗車が可能なことも人気の一因。そんなGLBのおすすめグレードを見ていきましょう。

Chapter
ミドルサイズの3列シートSUV
ロングドライブが多いのなら2.0Lディーゼルターボがオススメ
ミドルクラスのユーティリティプレイヤー

ミドルサイズの3列シートSUV

メルセデス・ベンツ GLB

内燃機関モデルのSUVを表す”GL”と、車格を示すアルファベット”B”を組み合わせたメルセデス・ベンツ GLB。プラットフォームは、コンパクトハッチのAクラスやGLA、Bクラスと同様の「MFA2」が使われています。

Aクラスはスタイリング重視、Bクラスは背高系のMPV(マルチパーパスヴィークル)的なキャラが与えられているのと同じように、GLAはクーペSUVのようなフォルム、GLBは比較的スクエアなルーフラインにより3列シート化を実現しています。

GLBのボディサイズは、全長4,640〜4,650mm×全幅1,835〜1,845mm×全高1,670〜1,700mmで、ホイールベースは2,830mm。

弟分のGLAにくらべて、全長約200mm、全高50〜95mm、ホイールベースで100mm程度長く大きくすることで、3列シートを成立させています。

また1,850mmの幅制限のある機会式駐車場も使える全幅もポイントです。

メルセデス-AMG GLB 35 4MATIC

最小回転半径は「GLB 180」「GLB 250 4MATIC スポーツ」「GLB 200d 4MATIC」が5.5m、「Mercedes-AMG GLB 35 4MATIC」が5.7mとなっていて、取り回しを重視するのなら前者がオススメです。

ちなみにGLAは、最小回転半径が5.3m(Mercedes-AMGは5.7m)とより小さくなっていて、取り回しのしやすさもポイントであるのならGLAも視野に入れながら探す手もあります。

ロングドライブが多いのなら2.0Lディーゼルターボがオススメ

メルセデス・ベンツ GLB 2019

パワートレーンは「GLB 200d 4MATIC」が2.0Lディーゼルターボエンジン、デビュー時に設定されていた「GLB 250 4MATIC スポーツ」は2.0Lガソリンターボ、「GLB 180」は、1.4L直列4気筒ガソリンターボをそれぞれ搭載。

上位ブランドの「Mercedes-AMG GLB 35 4MATIC」は、2.0Lガソリンターボを高出力化。最高出力225kW(306PS)というハイパワーを享受できます。

4MATICはメルセデスの4WDシステムのこと。降雪地域やウインタースポーツを頻繁に楽しむのなら、4MATICをチョイスしたいところ。

さらに高速道路を使ったロングドライブや3列フル乗車もときどきするのであれば、重量が重くなるSUVとの相性がいいディーゼルエンジンが適任です。

なかでも「GLB 200d 4MATIC」はタマ数も豊富なこともあり、第1候補としたいところ。

メルセデス・ベンツ GLB 2019

ミドルクラスのユーティリティプレイヤー

メルセデス・ベンツ GLB 2023

サードシートはエマージェンシーの域を出ないものの、使わないときは床下に格納できますし、2列目の背もたれを前倒しすれば広々したラゲッジスペースを確保できるなど、ユーティリティプレイヤーといえるのがGLBです。

2023年11月にマイナーチェンジを受けたモデルが中古車市場に出回るのは、まだ先になりそうです。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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