中古車が買いたくなる自動車WEBマガジン

中古でホンダ・N-WGNを買うならこのモデルがおすすめ!

ホンダ N-WGN 2代目

N-WGNは、現在のホンダの軽自動車であるNシリーズの第4弾として誕生しました。
ホンダ・ライフの後継的存在であり、スズキ・ワゴンRが切り拓き、ダイハツ・ムーヴも含めた軽ハイトワゴン市場に投入されています。

Chapter
最新のパワートレーンを搭載した初代は、軽自動車のオールラウンダー
上下2段に仕切れる広大なラゲッジスペースを用意

最新のパワートレーンを搭載した初代は、軽自動車のオールラウンダー

ホンダ N-WGN 初代

N-WGNの軽ハイトワゴンモデルは、大人4人が座っても十分に広い車内や優れた積載性を備え、軽スーパーハイトワゴンよりも全高が低いことで、走りや実用燃費などの面でも利点があります。セカンドカーとしてはもちろん、ファミリー向けのファーストカーとしても応えてくれるバランスに優れたオールラウンダーといえるでしょう。

初代N-WGNは、「新しいベーシック」を掲げ、2013年11月にデビュー。同社の軽初となるツインインジェクションシステムを備えた新開発エンジンとCVTの搭載により、JC08モード燃費29.2km/Lを達成。
NAエンジンでも街中中心であれば必要十分な走りを披露してくれます。

高速道路を使う機会が多いのであれば、ターボによる頼もしい走りを享受できます。また、居住性ではホンダ自慢の低床設計のセンタータンクレイアウトに加えて、後席に200mmのスライド機構を備えたことで、後席の足元空間とラゲッジ奥行きの調整もできました。

ホンダ N-WGN 初代 2015マイナーチェンジ

また、特徴的だったのが、後席座面下に靴や傘が入るスペースを用意している点で、置き場に困りがちな傘もスマートに収納できます。
ほかにも、30km/h以下で作動する低速用の衝突被害軽減ブレーキを備えるなど、充実した安全装備も用意されていました。

なお、先進安全装備では、2015年4月の一部改良で、「シティブレーキアクティブシステム」や「前席用i-サイドエアバッグシステム」などをセットにした「あんしんパッケージ」を全車に標準装備。初代は、中古車市場に多くの選択肢が揃っていますので、まずは先進安全装備付を選ぶのがマストです。

上下2段に仕切れる広大なラゲッジスペースを用意

ホンダ N-WGN 2代目

2代目は、2019年8月に発売されました。2代目最大の特徴は、荷物の積載性を大きく向上させた点です。低い位置から開くリヤゲートにより、自転車などの大きな荷物や、重い荷物の出し入れがしやすくなっています。
また、荷室の天地高に余裕が生まれたことで、上下2段にボードを設置できる設計が採用されています。

一方で、ラゲッジやシートアレンジの操作手順が増えがちで、こうしたラゲッジスペースに合う使い方をする人にはとても便利である一方で、シンプルな使い勝手を望む層にはかえって煩わしく感じるかもしれません。

ホンダ N-WGN 2代目

また、筆者が2代目で最も感心したのがステアリングの調整機構であるチルト&テレスコピックの採用。軽自動車の多くには、上下方向のチルトは備わっていますが、前後方向の調整が可能なテレスコピックは、皆無といえる状態でした。
現行N-WGNは、ステアリングの前後位置の調整が可能になったことで、「ペダルに合わせてドライビングポジションを決めると、ステアリングの位置が遠く感じる」という軽自動車の泣き所が解消されています。

なお、筆者は身長171cmですので、成人男性のほぼ平均身長です。本当に正しい運転姿勢が取れるのは、現在の軽自動車の中でも現行N-WGNがほぼ唯一といっても過言ではありません。
余談ですが、この話をほかのメーカーの開発陣にすると、「軽自動車の運転姿勢はこうした状況が当たり前だと思っていた」という驚くべき話も聞いたことがあります。

先進安全装備の装着や進化も欠かせませんが、安全運転の基本である適切な運転姿勢が取れるN-WGNのような軽が増えてくれることを望みます。

ホンダ N-WGN 2代目

予算が許せば、2代目の現行型がベストチョイスでしょう。横断中の自転車にも対応した「ホンダ・センシング」の標準化に加えて、渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロールは、お盆休みや年末年始などに高速道路を使ってロングドライブに出かける機会が多い(渋滞に巻き込まれる可能性が高い)人にうれしい装備です。
もちろん、先述したチルト&テレスコピックの装備も見逃せません。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

ドリキン土屋圭市MC!

チャンネル登録はこちら

もっとみる 車選びドットコム加盟店募集中 詳しくはこちら

カテゴリー

注目タグ

車選びドットコム加盟店募集中 詳しくはこちら

N-WGN記事デイリーランキング

2024.04.30UP

デイリーランキング

2024.04.30UP

最新記事