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ジャガー初の電気自動車SUV「I-PACE」とは?

ジャガー I-PACE

日本にもファンが多いイギリスのブランド「ジャガー」が初の電気自動車としてI-PACEを発表しました。

従来のジャガーのデザインから大胆に変わったクルマとなっています。

※ 2016年11月30日時点

Chapter
ジャガー I-PACEの走行性能
ジャガー I-PACEのインテリア
ジャガー I-PACE

I-PACEは、力強く、スポーティーでそれでいて使いやすいというジャガーの車作りの哲学は引き継ぎつつ、ジャガーの売れ筋SUV、F-PACEのデザインを単純に踏襲したものではないクルマとなっています。

ジャガーの後輪駆動車FタイプRと同等の走行性能をもちつつ、それでいて電気自動車のメリットを活かして、ゆったりとした車内空間となっています。

早ければ2017年末にもI-PACEは販売予定となっており、ジャガー自身は明らかにしていないものの、業界関係者は現地価格で5万5000ポンド(約740万円)から6万ポンド(約810万円)ではないか、と予測しています。

パリモーターショーで、欧米自動車メーカーから電気自動車が発表されました。

テスラのモデルX、アウディのe-tron、そしてメルセデスからジェネレーションEQが発表されていますが、ジャガーのI-PACEはこれらに続くものになります。

ジャガー I-PACEの走行性能

他のジャガー車と同様にアルミニウムがメインに使われているものの、ジャガーのI-PACEは従来のプラットフォームとは異なる、電気自動車専用のプラットフォームを新たに設計したものとなっています。

トランスミッションは無く、永久磁石を用いた2つのモーターとなっています。

これのおかげで4輪駆動を実現し、停止状態からの発進もスムーズなものとなっています。

I-PACEの馬力(bhp)は395bhp、停止状態から時速60マイル(約96km/h)の速度に達するまでかかる時間は4秒となっており、これはポルシェ911よりも早いです。

電気自動車はギアシフトのような動作がなく、トルクもガソリンエンジン車のものより優れているので、新しい走りの経験ができるとI-PACEの開発担当者はコメントしています。

電気自動車の弱点である航続距離(1回フルに充電した場合の走行可能距離)は約310マイル(約500km)です。

かなり長い航続距離と言えます。

バッテリーは、50kwの電源で充電すると、90分で80%まで充電でき、2時間程度で100%の充電が可能となっています。

動力源であるモーターはジャガーが開発したもので、効率性の高い永久磁石が使われています。

ジャガー I-PACEのインテリア

ジャガー I-PACEの車体サイズは中型SUVと同等のサイズですが、電気自動車であるため、後部座席の空間は大型SUVに匹敵する広さで、ゆったりと座れると開発担当者はコメントしています。

それは動力源がガソリン車のエンジンに比べてコンパクトなモーターだからです。

ちなみに座席は5人乗りとなっています。

運転席は、自動車というより飛行機のコックピットをイメージさせるものです。

タッチパネルが多用されており、スマートフォンのように操作は直感的に行えるように工夫されています。

電気自動車ですので、トランスミッションがなく、従来のクルマのようなギヤボックスがありません。

ヨーロッパを代表する自動車ブランドから続々と電気自動車が発表され、ジャガーで出そろった感はありますね。

日本勢はヨーロッパ市場向けに電気自動車の新車は発表しないのでしょうか?

発表が待たれるところです。

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