V10サウンド爆裂…今が買い時?【 アウディ R8 V10プラス】日常でも使えるスーパーカーを土屋圭市が試乗! 藤木由貴 工藤貴宏が内外装を徹底解説
今回は初代の「アウディ R8」をご紹介!
映画にも数多く登場し、ルマンでも活躍したスーパーカーです。
ラインナップはV8とV10がありますが、今回の車両は日本に正規導入されていない希少な「V10プラス」というモデル!
中古車市場を調べると新車時の半額ほどの価格で販売されている中古車も…!魅力たっぷりの車なので、今が底値?買い時かもしれません。
先進的でありながらアウディらしいシンプルで機能的な内外装と、官能的なV10サウンドをインプレッションします!
- Chapter
- 初代アウディR8のV10モデルをインプレ!
- 実はランボルギーニと兄弟車!
- 見るからにスーパーカーなかっこよすぎるエクステリア
- 美しすぎる魅せるエンジンルーム
- 控えめだけど美しいスーパーカー
- 日常でも使いやすいスーパーカー
- インテリアをチェック!V10サウンドに超うっとり
- 試乗インプレッション!
- V10サウンドに感激!アウディR8の中古車相場は?
- アウディ R8 V10プラスの解説を動画で観る
初代アウディR8のV10モデルをインプレ!
今回はオーナー様からお借りした、初代の「アウディ R8」をご紹介していきます。
R8のラインナップには、V8とV10の2タイプがありますが、この車両はよりパワーのあるV10です。
以前試乗したことのある土屋さんも、絶賛の一台だそう。
早速、徹底検証で、その魅力を探っていきましょう。
実はランボルギーニと兄弟車!
R8は、アウディ初のスーパーカーとして造られ、2006年にデビューしました。
現在は、2016年のフルモデルチェンジを経て、2代目が登場しています。
今回の車両は、2016年までに作られていた初代モデルの方で、2014年式のものになっています。
シャシーやエンジンなどの基本設計は、ランボルギーニのガヤルドとほぼ同じ仕様です。
アウディ自体が、ランボルギーニの親会社に当たることもあり、基本設計を共用化したスーパーカーになっています。
特徴としては、アルミ製のアウディ・スペース・フレームという構造が挙げられ、元あるフレームにアルミのパネルを重ねていく造りを採用しています。
今のNSXと同じような構造で、軽量化が計られています。
エンジンは、V8の4.2リッター・420馬力と、V10の5.2リッター・525馬力が展開されています。
しかし実はこの車両、更にそのワンランク上の”V10プラス”という仕様で、この初代モデルでは日本に正規導入されていない希少なモデルです。
パワーはオーナー様によると、550馬力ほどあるそうです。
トランスミッションは、MTとDCTの2タイプが展開されています。
2ペダルは、前期型がシングルクラッチ、後期型がデュアルクラッチです。
この車両は後期型のため、DCTとなっています。
見るからにスーパーカーなかっこよすぎるエクステリア
映画ともタイアップするなど、洗練されたカッコいい顔つきです。
スーパーカーによく見られる、エアーインテークが、更に”スーパーカーらしさ”を引き立てています。
デザインの特徴としては、ドアパネル後方に設けられた「サイドブレード」と呼ばれるパネルが、R8のデザインの特徴。
この初代モデルは上下がシームレスに繋がっており、エアーインテークをより一層際立たせています。
一方2代目からは、サイドブレードはコンバーチブルタイプの構造上、上下で分かれているそうです。
美しすぎる魅せるエンジンルーム
エンジンは、そのまま外から見えてしまう、まさに”魅せるエンジンルーム”になっています。
下手にカバーをかけずとも、そのままで美しい絵になる芸術作品です。
また、夜にドアロックを解除すると、エンジンルームがライトアップされる仕組みになっています。
暗闇の中で、エンジンルームがライティングされるというオシャレな魅せ方もに、非常に心がくすぐられますね。
控えめだけど美しいスーパーカー
デザインも、スーパーカーのようなギラギラさはなく控えめで、大人のカッコ良さを感じます。
見せびらかすという側面も併せ持つスーパーカーのイメージとは反対の、上品なシルエットです。
日常でも使いやすいスーパーカー
フロント部分は荷室になっており、機内持ち込みサイズのスーツケースであれば、難なく入る大きさです。
ただ熱くなってしまうので、生鮮食品や冷凍・冷蔵物は入れないように注意しましょう。
このように荷室の広さもそうですが、視界の広さやフロントの擦りにくさなど、非常に日常的に使いやすいように考慮されています。
ランボルギーニと同じ基本設計ですが、より日常使いしやすくなっている点が、アウディの魅力です。
インテリアをチェック!V10サウンドに超うっとり
全体的に、シンプルながらも品のあるデザインとなっています。
メーターは、オシャレなアナログのティアドロップ形状です。
キルティングとカーボンの組み合わせも上品です。
助手席は足元も広く、シンプルな空間が広がっています。
スーパーカーでありながらも、普通の車に近い感覚でリラックスできそうです。
気になるV10サウンドは…?
V10特有の、滑らかなエンジンサウンドが響き渡ります。
スポーツモードでは、鋭さが増して、力強いサウンドに変化しました。
是非皆さんも動画本編で試聴してみて下さい!
試乗インプレッション!
アウディらしい、上品さのあるスポーツカーです。
美しいエンジンサウンドの一方、走りはスポーツカーらしい硬さと鋭さがあり、しっかりと遊び心も感じられます。
V8がヤンチャさのある車に対し、このV10エンジンは大人な上品さを味わえます。
モードを切り替えることで、スポーツカーとしても、普段の街乗り用としても使える、実用性に富んだ車でした。
V10サウンドに感激!アウディR8の中古車相場は?
V10エンジンでしか出せない、滑らかなエンジンサウンドがドライバーの気分を高めてくれる一台でした。
また性能もしっかりしていて、かつ壊れにくいというアウディのハイクオリティさも魅力です。
車選びドットコムで検索してみると…?
ちなみにこのR8ですが、車選びドットコムでも取り扱いがありました!
今回のV10プラスグレードはありませんでしたが、動画公開時には11台、現在(2023年9月29日時点)では、9台が掲載されています。
価格は620〜1100万円と、決して安い価格ではないですが、新車価格が2000万円程なので、実質半額になっているとも言えます。
今後値段が上がることもあるため、今がチャンス!と言えるでしょう。
是非皆さんも、機会があれば試乗してみて下さい!
アウディ R8 V10プラスの解説を動画で観る
アウディ R8 V10プラスの詳しい解説は、下のリンクからご覧ください!