レクサス GSと兄弟車。トヨタ アリストはどんなクルマ?
トヨタ アリストは、1991年から2004年にかけて販売されていた高級セダンです。日本国外ではレクサスGSシリーズとして販売されていた車種を、日本ではアリストとして販売していました。
2005年からは日本国内でもレクサスGSとして販売されることとなり、アリストという名称はなくなりました。なお、レクサスGSは2020年8月に生産・販売が終了しています。
高級セダンでも高い走行性能を特徴とし、エンジンは直列6気筒ツインターボエンジンを搭載して、販売されていた当時は国内最速のセダンとしても知られていました。
モデルチェンジの歴史・略年表
1991年 | 初代発売 |
---|---|
1997年 | フルモデルチェンジ 2代目発売 |
2000年 | マイナーチェンジ |
2005年 | 販売終了 |
初代(1991年〜1997年)解説
外観
エクステリアデザインは「G・ジウジアーロ」主宰のイタルデザインによるもので、空気抵抗値(Cd値)は0.30を達成していました。
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4865mm | 1795mm | 1420mm |
インテリア/装備
室内長 | 室内幅 | 室内高 |
---|---|---|
2005mm | 1535mm | 1150mm |
走行性能/燃費性能
搭載エンジンは、直列6気筒DOHC 3Lの自然吸気(2JZ-GE)と、ツインターボ付(2JZ-GTE)の2種類でした。
最高出力は169.9kW、最大トルクは284.4Nm、燃費性能は7.1〜7.8km/Lとなっています。
マイナーチェンジ(前/後の変化について)
初代アリストのマイナーチェンジは1994年に実施されています。
エクステリアデザインは、フロントグリルがシルバーカラーで立体的に。リアには大型バンパーを採用したほか、コンビネーションランプを変更しました。
特別仕様車
・3.0Qリミテッド(2004年)
スポーティな装備を追加で施した特別仕様車です。
各グレードについて
・3.0Q
直列6気筒DOHC 3Lの自然吸気(2JZ-GE)エンジンを搭載したグレードです。
・3.0V
ツインターボ付(2JZ-GTE)エンジンを搭載したグレードです。
・4.0Z i-Four
V型8気筒DOHC 4L(1UZ-FE)を搭載した4WDモデルです。
・3.0V Sパッケージ
3.0Vをベースに、装備をシンプルにしたグレードです。
・3.0Q Lパッケージ
3.0Qをベースに、高級装備をセットにしたグレードです。
初代アリストのグレード一覧・カタログ
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