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傷のある車を高く売却する方法4つ|自分で修理しない方が良い理由も紹介

車 傷

車に傷があると売却額が下がってしまう可能性があります。しかし、すべての傷が売却額に影響を与えるとは限りません。また、売却額が下がることを抑えるための対策方法もあります。
そのため、傷のある車を少しでも高く売却するためにも、これらのことを把握しておきましょう。

Chapter
傷のある車でも売却できる?
車の傷による査定の減点目安3つ
車売却時の査定に影響する修復歴とは?
傷のある車を少しでも高く売却する方法4つ
車を売却する際に自分で傷の修理をしない方が良い理由3つ
傷がある車の売却の仕方を押さえよう

傷のある車でも売却できる?

車 傷

車を売却する場合は、まず査定で車の状態を確認されることになります。その際に、車に傷があれば、売却をすることはできますが、当然ながら売却額に影響を与えてしまうことになります。

しかし、車に傷があったとしても、事前に対策をしておくことで査定への影響を抑えられることがあります。
そのため、車を少しでも高く売却するためにも、車の査定のことや傷への対策などを知っておきましょう。

車売却時の買取査定の方法

車を売却する際には、まず査定が行われます。その査定ではJAAI(日本自動車査定協会)の評価基準に従って査定されることが多いです。
査定方法は減点式です。車種や年式、グレードごとに基準価格が設定されています。基準価格から車の状態を確認し、1点を1000円として評価が行われていきます。
傷も減点対象に入っていて、傷の場所や大きさなどによって減点される点数が変わります。

出典:中古自動車査定基準|日本自動車査定協会
参照:http://www.jaai.or.jp/jaaiimage/pdf/sateikijun180320/kagententaihi180320-02.pdf

車の傷による査定の減点目安3つ

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車の傷は査定時の減点対象となります。しかし、車の傷はどれも同じように減点されるのではなく、傷の場所や大きさなどによって減点される点数は異なります。
そのため、どのような傷が、どのくらい車の売却額に影響を与えるのかなど、査定をする前にその目安を把握しておきましょう。

浅い傷の場合

大きな傷はないが、細かな傷があることに心配をしてしまう人は多いでしょう。
しかし、その細かな傷が爪のかからないような浅いものであれば、査定に大きな影響を与えることは少ないです。

細かな傷は車を使っていれば必ず付くものです。また、修理もそれほど難しいものではないので、買取業者側で行われることが多いです。
そのため、浅い傷であれば基本的に減額の対象にはされません

塗装が剥げている程度の傷の場合

車に傷が付いていると思っていたが、実は塗装が剥げているだけでという場合もあります。このような場合も浅い傷と同様です。
塗装が剥げているだけであれば、ボディに影響はなく、再塗装をするだけで修理ができるので、売却額に大きな影響は与えません。

ただし、浅い傷であっても大きさが1cmを超えてくると、減額の対象となる可能性が出てきます。また、その傷が大きいほど減額も大きくなります。

凹んでいる傷の場合

凹みの場合も傷と同様に、場所や大きさなどによって減額される金額が異なります。ただし、凹みの方が傷よりも減額が大きくなってしまう可能性があります。

特に、パネルの半分以上の面積で凹みがある場合、そのパネルは要交換と判断されます。その修理は専門の工場に委託することになるので、浅い傷のように買取業者側が簡単に修理することはできません。
また、修理を委託することになるので買取業者の金銭的負担が大きくなります。そのため、売却金額もそれだけ大きく減ってしまうことになります。

車売却時の査定に影響する修復歴とは?

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車の査定時には車の状態を確認されます。そのため、車内や外装の見た目が綺麗であれば売却額が下がらないと考える人もいます。しかし、査定時には車の修復歴も確認されます。
見た目が綺麗でも、事故や災害などで骨格部位を損傷していたり、その部分を修復した修復歴があると売却額が下がることになります。

見た目が綺麗なので、修復していることがバレないと思う人もいますが、査定する人はプロなのですぐにバレてしまいます。さらに、修復歴を隠したことによって信用を失い、査定が厳しくなる可能性もあります。

傷のある車を少しでも高く売却する方法4つ

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車に傷があれば売却額に影響を与えてしまうことがあります。しかし、車に傷があっても、いくつかの対策をすることで、売却額が下がってしまう額を抑えられることがあります。
傷のある車を少しでも高く売却するためにも、その対策方法を知っておきましょう。

一括査定を活用する

車を売却する際には、いくつかの業者で査定をしてもらうようにしましょう。業者によって査定額は異なるので、1つの業者でだけ査定をしてもらって売却をすると、他の業者であればもう少し高く売却できたという状況が起こってしまう可能性があります。
そのため、一括査定サービスを利用したり、複数の業者に査定を出したりなど、業者を比較して売却先を検討するようにしましょう。

説明書や保証書を揃える

車には点検記録簿や保証書、説明書などいろいろな書類があります。これらの書類が揃っていれば査定で良い評価を得られ、売却額を上げることができます。
そのため、普段から書類は必要ないと思って捨てるようなことはせず、必ず保管しておくようにしましょう。
また、車に追加でパーツを付けている場合は、その説明書や保証書に関しても同様です。

洗車をする

車を洗車して綺麗にしておけば、査定時にその車は大切に使われてきたという良い印象を与えることができます。
また、車が大切にされてきたのであれば、メンテナンスもしっかりと行われている可能性があるという印象を与えることもあります。

そのため、車を綺麗にすること自体で売却額を上げることはできませんが、査定にプラスの影響を与えることが期待できます

車内の清掃をする

車を綺麗にしておくことで査定にプラスの影響を与えることが期待できます。そのため、洗車で外装を綺麗にするだけではなく、車内も綺麗にしておきましょう。
特に、ペットを乗せていた場合や、車でタバコを吸っていた場合などには、ペットの毛やニオイ、タバコのニオイやヤニなどは減額の対象となるので、しっかりと清掃をしておきましょう。

車を売却する際に自分で傷の修理をしない方が良い理由3つ

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傷があると車の売却額が下がってしまう可能性があります。そのため、査定に出す前に傷を直しておき、売却額を上げようと考える人もいます。
しかし、売却する車は自分で修理を行わない方が良いでしょう。その理由はいくつかあるので把握しておきましょう。

修理費が減点される金額よりも高くなる可能性がある

車の傷は修理をすると小さなものでも数万円かかってしまうことも多いです。そのため、場合によっては車の傷を修理して売却額を上げる額よりも、傷を修理する費用の方が上回ってしまう可能性が高いです。

もらい事故などによって修理費用が事故負担ではない場合や、メーカー保証で修理ができるなど、費用をかけずに修理できる場合を除いて、売却額を上げるために自己負担で傷を修理することは避けた方が良いでしょう。

傷が悪化する可能性がある

傷を修理してもらう場合、慎重に業者を選ばないと修理跡が残ったり、塗装のムラができるなど、傷や車の状態を悪化させてしまう可能性があります。
もし、このような修理の失敗があれば、売却額を上げるどころか、逆に売却額が下がってしまう可能性があります。そのため、売却額が下がるリスクを負ってまで傷を修理することはないでしょう。

売却時の査定額に影響しない傷の可能性もある

車に傷があれば売却額が下がってしまう可能性があります。しかし、傷のすべてが売却額に影響を与えてしまうというわけではありません。
浅い傷や、塗装が剥げているだけの場合などは買取業者側で簡単に修理ができるので、査定額に影響を与えないということもあります。

そのため、査定額に影響を与えない傷を、費用をかけて修理をしてしまうと、その費用が無駄になってしまうことになります。

傷がある車の売却の仕方を押さえよう

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車に傷があると売却額が下がってしまう可能性があります。
しかし、すべての傷が売却額に影響を与えるとは限りません。また、傷がある車でも対策をすることで売却額を上げられることもあります。

そのため、傷がある車を売却するのであれば、少しでも高く売却するために、傷や査定、対策などのポイントを押さえておくようにしましょう。

ドリキン土屋圭市MC!

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