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福祉車両を買うなら中古車がおすすめの理由5つ|選ぶ時のポイントも解説

福祉車両を購入する際に、新車にするのか中古車にするのか迷うこともあるのではないでしょうか。
福祉車両を買うならなぜ中古車がおすすめなのか、その理由と選ぶ際のポイントについてご紹介します。この記事を参考に中古の福祉車両の購入を検討してみてはいかがでしょうか。

Chapter
福祉車両とはどんな車のこと?
福祉車両の特徴6つ
福祉車両を買うなら中古車がおすすめの理由5つ
福祉車両の中古車を選ぶ時のポイント7つ
体の状態別におすすめの福祉車両3つ
福祉車両の中古車は実際に装備を体験して選ぼう

福祉車両とはどんな車のこと?

福祉車両 車椅子

福祉車両と聞いてどのような車を思い浮かべるでしょうか。車椅子のまま車内に乗り込めるようスロープが出てきたり、車椅子をリフトアップする装置がついていたりするものを想像した方も多いでしょう。
福祉車両は、デイサービスでの送迎や介護タクシーなどで使われることが多く、身体の不自由な方がなるべく負担なく移動ができるように考えられた作りをしています。福祉車両は、大きく分けると介護車両自操車の2種類に分けられます。

介護車両とは

介護車両とは介護式の福祉車両のことを言い、身体の不自由な人の介護や送迎に利用する車の総称です。
介護車両の特徴として、乗り降りがしやすいように昇降シートや回転シートがついたものや、スロープやリフトを備えたものなどがあります。

自操車とは

自操車とは、自操式車両のことで身体が不自由な人が自分で運転するために、補助装置が付いているものを言います。
補助装置は、足だけで運転ができる「足動装置」と、手だけで運転ができる「手動装置」などに分かれます。それ以外にも、右足が不自由になった方が運転できるように、左足だけでアクセルとブレーキの操作ができる装置もあります。
また、自操車は通常の車両に車いすを固定するための器具や収納装置などが取り付けられているものもあります。

福祉車両の特徴6つ

スズキ ワゴンR 福祉車両

福祉車両は、身体の不自由な方が利用しやすいように便利に作られているのですが、大きく分けて6つの特徴があります。特徴を知ることで、福祉車両をより理解することができるでしょう。
それでは、それぞれの特徴についてご紹介します。

乗り降りの補助がついているので外出が億劫にならない

身体の不自由な方は、思うように身体を動かすことができないので、自宅から出ることが少なくなりがちです。 車で移動する場合も「自分のせいで負担をかけてしまうのでは」と考えさせないようにすることが大切です。
その際に福祉車両であれば、乗り降りの補助がついているので大幅な負担軽減になり、外出が気軽にできるようになるでしょう。

車椅子に乗ったまま乗車できるタイプもある

身体の不自由な方の中には、車椅子から降りて車に乗り込むのが難しい方もいらっしゃいます。しかし、福祉車両の中には、車椅子に乗ったまま乗車できるタイプがあります。スロープやリフトがついているタイプの車両がその例です。
今まで外出を諦めていた方も、このような福祉車両があるからこそ外出できるチャンスが広がるのです。

軽自動車やハイブリッドカーなど車種が豊富

福祉車両と言うと、ひと昔前までは普通自動車を改造したものが一般的で選択の余地がないことが多かったです。
しかし最近では、軽自動車やハイブリッドカーなど車種が豊富になり、選択の幅が広がっています

普段使いの車と同じように扱える

福祉車両ではあるけれども、普段使いの車と同じように扱えるものが多くあります。車の乗り降りをサポートしてくれる、座席が回転するタイプのものや昇降するタイプのものであれば、普段の買い物で荷物を積む際にも、積みづらいといったことはないでしょう。
このように、福祉車両1台で2役をこなすことができるのでとても便利です。

福祉車両専門の自動車販売店もある

各メーカーの自動車販売店で自社の福祉車両を扱っているというイメージを持たれる方が多いですが、実は、福祉車両専門の自動車販売店もあります。
福祉車両を専門に扱っている販売店であれば、福祉車両の購入について適切なアドバイスやサポートを受けられるというメリットがあります。

福祉車両は消費税がかからない

福祉車両の中でも、助手席や後部座席が回転したり昇降したりするタイプは、消費税の課税対象となります。
しかし、車椅子のままリフトアップできる車両、スロープ車、その他身体の不自由な方が自分で運転するための運転補助装置付き車については、消費税がかかりません。また、車両はもちろんオプションについても消費税が非課税となります。
その非課税になった分、安全運転をサポートしてくれる装備の費用に回すことができ、より安心して運転ができる状況を作れるでしょう。

出典:国税庁ホームページ
参照:https://www.nta.go.jp/m/taxanswer/6214.htm

福祉車両を買うなら中古車がおすすめの理由5つ

車売却 タイミング ポイント

ここまで福祉車両とはどのような車両なのか、どのような特徴があるのかをご紹介しました。さて、実際福祉車両は新車と中古車どちらを購入するべきなのでしょうか。
福祉車両でなければ、予算さえ折り合いがつけば、新車を購入したい方が多いでしょう。しかし、福祉車両を購入するのであれば中古車をおすすめします

なぜ中古車をおすすめするのかその理由を次に紹介していきます。

福祉車両の新車は高い

1番安いタイプを見てみると軽自動車タイプで、価格が約125万円からとなっていることが多いです。これ以外の装置を複数つけたり、普通自動車タイプになったりすると500万円台のものも多数あります。
福祉車両の新車は高いことが多いため、コスト面を考慮すると中古車の方が良いでしょう。

中古車の福祉車両は高値になりにくい

福祉車両の新車が高い反面、中古車になると高値になりにくいという点があります。なぜかと言うと、福祉車両の流通量が少ないので高値で出せない、中古車査定士がそもそも福祉車両の価値や相場をわかっておらず安めに提示するなどの理由が挙げられます。
つまり、高価な福祉の装備品が付いていたとしても、新車で購入するよりもはるかに安く購入できる可能性があるので、中古車がおすすめなのです。

新車の福祉車両は納車に時間がかかる

福祉車両が必要になって購入した場合、なるべく早く納車してほしいでしょう。しかし福祉車両の新車は購入してから納車までに時間がかかります。なぜなら、注文が入ってから車両に福祉装置のパーツを制作して取り付けに入るため、納車まで数ヶ月かかる可能性があります。
中古車であればその作業は発生しないため、購入後納車まで時間がかからず、すぐに利用できるという点でおすすめなのです。

中古車なら実際に装備を操作できる

中古車の場合には、車両と福祉装置を実際に見て確認することが可能です。福祉車両を選ぶ際に重要なのは、使う時の状況や実際に使っている車椅子のサイズが入るかどうかです。 購入前に実際の装備を確認できれば、普段使っている車椅子が入るかどうか、乗り降りの状況はどうなるのかを実際に確かめることができます。

このように実際の装備を確認できるという点でも中古車はおすすめです。

納得して車を選べる

中古の福祉車両は、実際に目で見て体験した上で選ぶことができるので、カタログを見て決めて購入するよりも納得度が格段に上がることでしょう。また、購入後に「車椅子が入らなかった」「普段使いがしづらい」などというような失敗も少なくなります。

このように、納得して車を選べるところが中古車をおすすめする理由です。

福祉車両の中古車を選ぶ時のポイント7つ

中古車探し

福祉車両の購入を考えた時に、中古車のほうが何かとメリットが多くおすすめであることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
さて、実際中古の福祉車両を購入する際、しっかり押さえておきたいポイントが7つあります。これからご紹介しますので、選ぶ際の参考にしてみてください。

乗り込みやすいか

福祉車両を購入する際、まず乗り込みやすいかどうかを確認しましょう。
車椅子のまま乗り込む場合でも、車椅子から降りて乗る場合でも、スムーズにいかなければ外出が億劫になる要因になってしまいます。利用者の身体の状態を把握した上で、安心して乗り降りできるかどうかを確かめるようにしましょう。

頭上のスペースが狭くないか

車椅子に乗ったまま車内に乗り込める車両の場合、利用者の体格によっては頭上のスペースが狭くなってしまうケースもあります。スペースが狭いと圧迫感があり、移動時間がストレスになってしまう可能性があります。
利用する方と一緒に選べない場合には、実際に使う車椅子の座面から天井までの高さを測っておくことでこのようなミスを回避できます。

装備の動きはスムーズか

福祉車両の装備品の確認として、昇降リフトや回転シートなどの動作確認をすることはもちろんですが、ナビやエアコンといった通常の車両にも装備されているかも確認しましょう。
昇降リフトや回転シートなどの福祉装備については、人を乗せて作動させるたびに劣化していくものであるため、購入前の状態を把握した上で、購入の有無を検討しましょう。

内装やにおいは許容範囲内か

中古車であるが故、前に使用していた方の付けた傷やにおいというものはついているのは仕方がありません。しかし、内装の傷が福祉装備の作動に影響がないかどうか、においについては利用する方やその家族が許容できるものかどうかを目と鼻で確認しましょう。

装備専用の付属品はそろっているか

装備専用の付属品とは、回転シートに上半身を固定するためのベルトや車椅子を固定するためのベルトなどを言います。これらの付属品がきちんと付いているかを確認しましょう。
福祉車両の付属品は需要が少ないので、購入してから取り付けるとなると時間も費用もかかるでしょう。付属品の有無を確認した上で、購入を検討しましょう。

乗り降りの際にに不安にならないか

車内の装備が整っていたとしても、乗り降りをする際に不安になるようなものは誰も乗りたくはないでしょう。乗り降りの際、自動でシートの背もたれが倒れる車両もあるため、乗る人が不安になる場合もあります。
福祉車両を選ぶ場合には、身体の不自由な方が安心して乗り降りできる、不安に思うことがないものを選ぶようにしましょう。

運転する人も使いやすい車か

身体の不自由な方が使いやすい車を選ぶことはもちろんなのですが、実際にその車を運転する人も使いやすい車を選ぶようにしましょう。
福祉車両に乗る側の人と運転する側の人が使いやすくなければ、外出を手助けする役目としての車両の出番が少なくなってしまう可能性があります。

体の状態別におすすめの福祉車両3つ

トヨタ ヴォクシー ウェルキャブ

中古の福祉車両を選ぶ際のポイントをご紹介しましたが、次に利用する方の体の状態別におすすめの車両についてご紹介します。
利用する方が現在どのような状態で車両を利用するのかという場面を思い浮かべながら、車両選びの際の参考にしてください。

足腰が弱くなってきた人へのおすすめは回転(スライド)シート車

回転(スライド)シート車とは、助手席のシートが回転するものや回転してスライドするタイプの車両です。
大きく屈まなくても乗り降りができ、比較的価格が安いタイプで、足腰が弱くなってきた方にとっておすすめの車両です。

車椅子からシートへ移ることができる人へのおすすめは昇降シート車

昇降シート車とは、助手席が回転し、その後車外にせり出しながら降りてくるタイプの車両です。回転だけは手動でリフトは電動タイプと、全て電動のタイプのものがあります。
車椅子からシートへ移ることができるのであれば、このタイプの車両がおすすめです。

車椅子からシートへ移ることが難しい人へのおすすめは車いす仕様車

車椅子からシートへ移ることが難しい方におすすめなのは、車いす仕様車です。車いす仕様車とは、車椅子ごと乗り込めるものを指します。スロープ付きの車両電動式リフト付きの車両の2種類がありますので、それぞれご紹介します。

・スロープ付きの車両
スロープ付きの車両は、荷室にスロープが収納されており、車の後方からスロープを使って車椅子に乗ったまま車に乗り込めます。スロープは折り畳みのものやスライドのものなど種類が豊富です。軽自動車では、コンパクトに収納できるタイプもあります。

・電動式リフト付きの車両
電動式リフト付きの車両とは、車体後部に取り付けられたリフト装置が車外にせり出し、車椅子を乗せて電動でリフトすることによって車内に乗り込むことができる車両のことです。施設などで利用する大型車が多いのが特徴と言えます。

福祉車両の中古車は実際に装備を体験して選ぼう

車椅子 散歩

福祉車両を購入する場合には、新車よりも中古車を選ぶとメリットが多いためおすすめです。福祉車両は、身体の不自由な方の外出をサポートしてくれる便利なものです。そのためには、利用する方それぞれに合った車両を選ばなければ意味がありません。
中古の福祉車両で実際に装備を体験して、ぴったりと合ったものを選べば、負担を軽減することができるでしょう。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

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