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中古車の本体価格と支払総額に差がある理由|購入時のポイント4つもご紹介!

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今回の記事では本体価格と支払総額の差について解説していきます。本体価格とは何なのか、支払総額にはどういった費用が含まれているのか、説明するのでぜひ参考にしてみてください。

Chapter
中古車の本体価格と支払総額の差とは
中古車の支払総額に含まれる主な項目3つ
中古車購入時のポイント4つ
中古車の本体価格と支払総額の差を理解しよう

中古車の本体価格と支払総額の差とは

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中古車を購入する際、その車の走行距離や年式、グレードなどを選んでいくと思いますが、その中で特に気にすることといえば「価格」でしょう。中古車を購入する場合に目にする価格は、大きく分けて「本体価格」と「支払総額」があります。それぞれの価格の中にいろいろな費用が含まれているので、その差についてこれから詳しく解説していきます。

本体価格とは

本体価格とは、正式には「車両本体価格」と言います。平たく言えば、車そのものの価格です。そのため、消費税や保険料、その他にかかる諸費用は含まれていません。 なお、本体価格には中古車を取り扱うお店によって、「整備費用」や「保証費用」が含まれるケースもありますので、中古車を探す場合は、こちらのポイントも含めて探してみるのも良いでしょう。

支払総額とは

支払総額とは、「本体価格」に諸費用を加えた価格です。中古車を購入する際、本体価格ばかり見ると、いざ店舗で見積してもらった時に大きな差が生まれます。そういった誤差が起きないよう車を探す場合は、支払総額を参考にしてみると良いでしょう。

中古車の支払総額に含まれる主な項目3つ

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ここまで本体価格、支払総額についておおまかに解説してきました。なんとなくそれぞれの意味や、本体価格と支払総額の差がイメージできてきたのではないでしょうか。中古車の支払総額には大きく分けて、「本体価格」、「手数料」、「法定費用」の3点があります。それぞれを簡潔に解説していきます。

中古車の支払総額に含まれる項目1:本体価格

本体価格は、車両本体価格の他に店舗によって、「整備費用」と「保証費用」があると説明しました。
「整備費用」は納車前に点検、整備するためにかかる費用です。「保証費用」は車を購入してからのトラブルに対する保証の費用です。 これらの費用は、本体価格に費用を含める、含めないでお店に差が生じます。中には、整備、保証を含まないお店もありますので、十分な注意が必要です。

中古車の支払総額に含まれる項目2:手数料

支払総額に含まれる手数料には、複数の項目があります。大きく分けて、各種手続きにおける代行手数料と、中古車を納品する際に発生する費用です。特に代行手数料は日常では聞きなれない言葉ですが、中古車や新車、別のカテゴリーでは住宅など、大きい買い物をするときに良く耳にしますので、覚えておきましょう。

車庫証明代行費用
車庫証明とは、車が保管されている場所を証明することをいいます。車庫証明は証明書を発行する必要があり、そのためには警察署に行って手続きをしなければなりません。 この手続きをお店側が代わりに行ってくれます。この代行するためにかかる費用が「車庫証明代行費用」です。時間を取れない方、煩雑な手続きが苦手な方は費用を負担して代行してもらいましょう。

登録代行費用
中古車を購入するために運輸局に対して、名義の変更や登録を行う必要があります。この手続きを代行してもらう時にかかる費用が「登録代行費用」です。 登録手続きは運輸局で行うのですが、各県にある運輸局の数は限られているので、車庫証明手続きより面倒な場合もあります。 慣れている方なら運輸局に出向いてスムーズに手続きできると思いますが、不慣れな方はお店に任せた方が楽です。費用がかかりますが、お店にお任せすることも検討してみましょう。

納車費用
中古車にかかる納車費用は、お店から自宅まで運ぶ運送費用のことです。しかし、納車費用はお店によって費用明細が異なるケースがあり、運送費用のみのお店もあれば、メンテナンス費用を含めている場合もあります。 納車費用の相場は、3~5万円と言われており、そこそこ費用が掛かります。お店が近ければ、直接引き取りに行くのも良いでしょう。 お店までの交通費の方が安く済む場合もあるので、検討してみてください。

中古車の支払総額に含まれる項目3:法定費用

法定費用は税金や保険など、中古車購入の際に必要な費用です。法定費用の種類は、厳密に見ていくと細分化されています。税金の話も多く、聞きなれない言葉も多いので、ここでは主な費用について簡潔に解説していきます。 今回解説していく項目は、「税金関係」、「自動車損害賠償責任保険」、「自動車リサイクル料金」です。うっかり忘れてしまうと予算オーバーになる可能性もありますので気を付けましょう。

税金関係
ここでは、「自動車税」、「自動車重量税」、「自動車取得税」について解説していきます。「自動車税」は、車検証の所有者に必ずかかる税金です。用途や排気量によって税金が異なります。 「自動車重量税」は、自動車の重量に応じてかかる税金です。重ければ重いほど、課税額が増えていきます。「自動車取得税」は、中古車を購入した際にかかる税金ですが、2019年10月1日より消費税増税に伴い、廃止されました。

自動車損害賠償責任保険
自動車損害賠償責任保険(通称:自賠責保険)は、交通事故で被害を与えた人の経済面を保証してくれる、対人賠償保険です。この保険は、任意保険と違って必ず加入しなくてはなりません。 あくまで対人賠償のため、それ以外の事故を起こした場合は、保証対象外になるので注意が必要です。 加入期間は、最短1ヶ月、最長で37ヶ月の期間で契約できます。期間が長いほど保険料は安くなりますので、その点もあわせて契約期間を決めるよいでしょう。

自動車リサイクル料金
自動車リサイクル料金は、自動車を解体した後に出る様々なゴミを処理するためにかかる費用のことです。この料金は、平成17年に施工された「自動車リサイクル法」によって、中古車購入時に必ずかかる費用となっており、支払総額の諸費用の中に含まれます。

中古車購入時のポイント4つ

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中古車を購入する際、年式や走行距離、修復歴の有無など、多くの情報があるので何を重視してよいか悩んでしまうのではないでしょうか。ここでは4つのポイントをご紹介しますので、中古車購入時の判断材料にしてみてください。

中古車購入時のポイント1:手続きを全てお店任せにしないこと

中古車購入の際、様々な手続きを行う必要があります。しかし、お店にすべて任せてしまうと支払総額が増加しやすいので、できることは自分で行うようにしましょう。その中でおすすめなのは、任意保険の手続きです。 お店に任せると提携している保険会社を紹介される場合が多く、保険料が高くなる場合があります。今はネット保険も充実しており、安く契約することが可能ですので、ぜひ自分で探してみましょう。

中古車購入時のポイント2:良心的な販売店を選ぶこと

お店選びも重要なポイントの1つです。
価格が安く在庫が豊富でも、スタッフの対応が悪ければ、いくらお気に入りの車が見つかっても購買意欲が下がることでしょう。良さを見分けるポイントは「スタッフの笑顔」、「メリット・デメリットの説明」です。まずはスタッフとの会話を大切にして、信用できるかどうかを確かめてみましょう。

中古車購入時のポイント3:車検がついているか確認すること

中古車は新車と違い、車検が残ったままのものもあります。車検切れの車は、新たに車検を通す必要があり費用がかかります。できるだけ車検期間が残っている車を選ぶようにすることで車検費用を浮かすことができるでしょう。気に入った車の車検が短い場合は、費用がかかりますが新しく車検を通したうえで購入することをおすすめします。面倒な手続きなどを短いスパンで行うことを避けるためです。

中古車購入時のポイント4:保証を確認すること

新車と違い、中古車は劣化しているパーツを含んでいたり、走行距離が多いなどのデメリットがあります。 そのため、中古車を扱うお店では保証をつけているところが多いです。内容はお店によって異なりますので注意が必要です。購入後、万が一のことが起きた場合、保証内容が充実していないと余計な出費が生まれ、かえって負担が増える場合があります。

中古車の本体価格と支払総額の差を理解しよう

中古車を購入するにあたって、本体価格、支払総額の差を解説してきました。この差を知っているか、知っていないかで資金の準備が変わってくるでしょう。この記事を参考にして、本体価格と支払総額の差を理解した上で中古車選びをしていきましょう。

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