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長期契約で保険に加入するメリットは?

長期契約にはどんなデメリットがある?

自動車保険といえば、1年ごとに契約更新するイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。自動車保険の種類によっては、3年契約や5年契約など、1年以上の長期契約も可能です。

ここでは、長期契約で保険に加入するメリットやデメリットなどについて、詳しく解説します。

Chapter
長期契約で保険が安くなるの?メリットは
長期契約にはどんなデメリットがある?
長期契約の中途解約も可能?
まとめ

長期契約で保険が安くなるの?メリットは

「長期契約」のメリットのひとつは、一時的に保険料の値上がりを避けることができるという点です。

1年契約の場合、毎年料金の見直しがあるため、料率改定などの影響により保険料が上がる可能性があります。しかし長期契約の場合、契約期間中に事故を起こしたら、等級が下がるのは次の契約更新のタイミングになります。そのため、更新時期が長ければ長い程、保険料がアップするタイミングが延びます。

もちろん次の契約更新では、事故があったことが反映されるため、等級は下がってしまいます。長期契約をしておけば、事故や料率改定などの影響を先延ばしすることができるでしょう。

また、1年ごとに更新手続きをする必要がないというメリットもあります。一度契約してしまえば、次の更新まで手続きは必要ありません。保険会社によって長期契約の期間は異なり、2年契約から最長7年契約の保険を用意しているところもあります。毎年契約手続きをする時間がないという方は、長期契約の方が良いかもしれません。

長期契約にはどんなデメリットがある?

長期契約にはどんなデメリットがある?

次の契約まで事故などの影響を受けないということは、逆のケースも考えられます。無事故や料率改定で保険料が安くなる場合でも、保険料の価格は次の更新まで安くなりません。事故を起こした場合、1年ごとに契約更新がない分、次の契約更新で保険料が一気に上がります。

そして高額の保険料を次の契約まで支払っていくことになります。また、契約期間中は等級と事故有係数適用期間が変わらないので、契約年数によっては保険料が割高になる場合も考えられます。

また、長期契約のデメリットのひとつは、手続きが煩雑という点です。1年契約の自動車保険の場合、更新手続きはインターネットでの申し込みに対応しています。しかし長期契約はインターネットでは手続きができないことがあり、代理店に直接行ったりカスタマーサービスに電話をして手続きをする必要が出てくるでしょう。

また、保険会社と直接契約できるインターネット型保険とは違い、代理店型保険は代理店の仲介が入ります。保険料が割高なことがあるので注意が必要です。

長期契約の中途解約も可能?

長期契約の中途解約も可能?

長期契約の途中でも解約することはできます。年払いで保険料を支払っている場合は、残りの保険期間分の保険料は解約返戻金として返してもらえます。しかし全額返還ではなく、「短期率」で計算された金額が返還される場合が多いようです。

「短期率」とは、契約期間中に保険を解約する際に用いられる係数のことです。例えば、契約期間が1ヶ月経過していたら、年間保険料の25%で計算され金額の差額分が返還されます。短期率は、契約している保険会社が決めた数字を確認しましょう。

注意点としては、契約途中で解約した場合、等級が1年目のまま据え置きになることです。解約タイミングによっては、次の保険料の価格に影響します。解約手続きを行う前に、自身の等級を確認しておくと良いでしょう。

また、解約して乗り換えを検討している場合、「始期日」でないと対応してもらえないことがほとんどです。例えば、6月1日に契約したのであれば、契約2年目や3年目の6月1日でないと、乗り換え手続きができません。

まとめ

  • 長期契約の場合、契約期間中であれば、一時的に事故などの保険料値上げから回避することが可能です。
  • 長期契約のデメリットとして、保険料に割引が適用される場合でも、次の更新まで保険料に変動がないことがあげられます。
  • 長期契約の途中解約は可能ですが、タイミングによっては他社の保険には乗り換えができません。契約ごとに状況が変わるため、解約前によく確認する必要があります。

ドリキン土屋圭市MC!

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