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車は下取りと買取どちらに出すべき?買取の4つのメリットやデメリットを解説

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車を売却する方法には、下取りと買取の2種類があります。どちらが結果的にお得になるのか、迷う方も多いのではないでしょうか。この記事では、下取りと買取のメリットとデメリットや、売却のポイントを紹介します。売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

Chapter
車は下取りと買取のどちらにするべき?
そもそも下取りと買取って何が違うの?
車を下取りに出す3つのメリット
車を下取りに出す3つのデメリット
車を買取に出す4つのメリット
車を買取に出す3つのデメリット
下取りに向いている人の特徴は?
買取が向いている人の特徴は?
買取を検討するなら一括査定を試してみよう
車を高く売却するための5つのポイント
車を高く売りたいなら買取の一括査定がおすすめ!

車は下取りと買取のどちらにするべき?

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新車を購入する前提で、使用していた車をお店に買い取ってもらう下取りと、購入とは別に売却のみ行う買取は、それぞれにメリットとデメリットがあります。下取りと買取のどちらを選ぶかは、主に高値を追求するか手続きの手軽さを考慮するかによって、人それぞれだといえるでしょう。どちらにせよ良い条件で愛車を手放すには、両方のメリットとデメリットを理解しておくことが重要です。

そもそも下取りと買取って何が違うの?

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下取りと買取のそもそもの違いは、同時に新規で車を購入するか、単純に売却のみを行うかの方法によって分かれています。どちらの方法が適しているかは、用途によって人それぞれです。 下取りを行うなら新車を取り扱うディーラーへ、買取を行うなら中古車販売店や買取専門店へ、というようにお店を選びましょう。ここからは、まず下取りと買取の違いについて、詳しくご紹介します。

下取り

下取りとは、そのお店で新規に車を購入することを前提に、現在の車を買い取ってもらう方法です。手続きを簡単に済ませたいのであれば、ひとつのお店で全て完結する下取りを選択する方が多いでしょう。 ディーラーは新車を販売するために車を下取りするので、新車の値引き手段として、商談の交渉材料に使えるのです。そして下取り価格が決まると、その金額が新車の購入価格から直接引かれます。

買取

買取とは、新規の購入とは関係なく、現在の車の売却のみを行う方法です。買取は中古車販売店や買取専門店などで行っています。中古車の取引相場は常時変動するので、少しでも車を高値で売却したい方におすすめです。 買取の場合は、価格が決定すると現金で受け取ることができます。そのため新規で車を購入する頭金に充てられるだけでなく、自由な使い方が可能です。

車を下取りに出す3つのメリット

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下取りの特徴は、現在の車の売却から新車の購入まで、全てひとつの店で完結することです。時間のない方にとっては大きなメリットといえるでしょう。 新車の購入金額と同時に比較検討できるため、計算もシンプルでスムーズです。また、新車が納車されるまでの期間も不安なく過ごせます。 ここからは下取りのメリット3つを紹介していきます。

車を下取りに出すメリット1:手間がかからない

メリットの1つ目は、下取りに出すと手間がかからないことです。下取りは新車の購入が前提となっているので、複数のお店を行き来する必要がないのはもちろん、必要な書類も買取に比べて少ない場合が多いです。さらに下取りと新車購入の手続きを同時進行できるので、時間を効率よく使えるでしょう。決定した下取り金額は新車購入額から直接値引きされるため、差額で支払う金額がすぐにわかります。

車を下取りに出すメリット2:新車を購入する際に価格交渉ができる

メリットの2つ目は、新車を購入する際、ディーラーと直接価格交渉ができることです。下取り額は新車の値引きに直結するので、価格が比較しやすく、スムーズに商談を進められるでしょう。場合によっては、新車の値引きできない部分に関しても、下取り額を調整して補填してくれるケースがあります。売却と購入を同時に考えられるため、ある程度融通が利くということがポイントです。

車を下取りに出すメリット3:新車が納入されるまで車を乗り続けられる

メリットの3つ目は、新車が納入されるのと現在の車を引き取るタイミングを、ディーラーが合わせてくれるため、新車を待つ間はそのまま現在の車を乗り続けられるということです。 一方買取の場合は、買取価格が決まった時点ですぐに車を引き渡さなければいけません。代車がなければレンタカーを検討するなど、買取後のことを考える必要があります。その点下取りであれば、面倒な手続きがなく安心です。

車を下取りに出す3つのデメリット

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車を下取りに出す際は、主に金額面でデメリットが生じる場合が多いです。手間がかからない一方、査定額には大きな期待ができないことを覚悟しておきましょう。査定額を少しでも上げたいのであれば、下取りよりも買取の方がおすすめです。 また、下取りだと下取り価格と新車の値引き額の両方を比較できる反面、明確な区別がわかりにくい場合があります。デメリットを把握したうえで、自分の納得できる商談を行いましょう。

車を下取りに出すデメリット1:高額査定に期待ができない

下取りのデメリット1つ目は、高額査定には期待できないことです。たとえ買取査定で高い金額が出ていても、下取り額が高額になる見込みは薄いでしょう。また、プラス査定に繋がりやすい人気車種やオプション装備が付いていても、期待していたほどプラスにはならなかったというケースが少なくありません。相場変動に大きく影響を受けることはない分、高額になるきっかけは少ないです。

車を下取りに出すデメリット2:査定をするのに手数料がかかる可能性がある

下取りのデメリット2つ目は、買取と違って査定をするのに手数料がかかる可能性があることです。査定を頼む前に、手数料の有無や料金をディーラーに確認しておきましょう。 手数料がかかる場合は、そのディーラーから新車を購入することがほぼ確定した段階で、下取りをお願いするのがおすすめです。買取では基本的に手数料がかからないので、査定額を比較したい方は先に買取専門店などで査定してから下取り査定を行いましょう。

車を下取りに出すデメリット3:査定額が相場に即した額かの判断がつかない

下取りのデメリット3つ目は、相場に即した額かどうかの判断が難しいことです。下取りの査定額は、一般財団法人日本自動車検査協会の規則に沿って行われていますが、新車の購入代金と同時に提示されるため、判断が難しくなります。 また、下取りの際は、下取り額と新車に対しての値引き額の両方を比較する必要があります。下取りの査定額が高くても値引き額が少ない場合、逆に査定額が低い分値引き額を大きくしている場合があるので、不明な点はディーラーにしっかり確認しましょう。

車を買取に出す4つのメリット

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車を買取に出すメリットは、主に高額査定が期待しやすいということと、スピーディーな売却ができることです。さらに新車購入は考慮しないので、査定額の根拠がわかりやすいのもメリットといえるでしょう。 査定額の支払いが現金で行われることも、下取りとは大きく違うポイントです。下取りでは査定額が付きにくい事故車や、走行距離が多い車でも買い取ってもらえる確率が高いので、買取は最後の手段としても有効です。

車を買取に出すメリット1:査定が相場に即したものか判断しやすい

買取で出された査定額は、下取りと違って純粋に売却した場合のみの金額が提示されるので、相場に即したものかどうかの判断がつきやすいです。また買取専門店は中古車市場に敏感なので、査定時の相場を即時に反映しています。 そして、業者向けの中古車オークションで仕入れるオークション手数料や陸送費用がかからない個人買取は、浮いた費用分を買取金額に上乗せし、高額査定に繋がるケースが多いのです。

車を買取に出すメリット2:車種やオプションなどを正確に評価してもらえる

買取では、人気車種やオプション装備などを正確に評価してもらえるため、高額査定に繋がりやすいという特徴があります。また、お店によって得意とするジャンルが異なるので、複数の店舗から査定を受けるのがおすすめです。特に対象のジャンルを絞った買取専門店の場合は、お店が得意とする車種やボディータイプを査定してもらうと、通常の査定額より差額が大きい場合があります。

車を買取に出すメリット3:売却額を現金として受け取れる

買取の際は、査定で決まった売却額を現金として受け取ることができます。売却額は新車の購入資金として使えるほか、車以外にも自由に使えるので便利です。新車購入から割引される仕組みの下取りとは、大きく異なる部分になっています。 売却のタイミングや、新車へ乗換る際の代車利用手続きなど、自分で行う手間はあるものの、納得がいくまで複数の査定で高額買取を目指せるので、価格を妥協したくない方におすすめです。

車を買取に出すメリット4:支払いまでの期間が短い

買取に出すメリットの4つ目は、支払いまでの手続きが短期間で済ませられることです。例えばネットから買取査定の申し込みを行うと、大抵24時間以内に買取業者から電話やメールで連絡が来ます。 その後出張査定を行い、価格が提示された時点で売却が可能です。必要な書類を揃え、契約を結び、車を引き取ってもらったら、買取業者によって支払い手続きが行われます。売却が決まれば、支払いまでの期間は短いです。

車を買取に出す3つのデメリット

NO 否定 ダメ ピクサベイ

高額査定が期待できる買取ですが、一方でデメリットもあります。大きく分けると、買取は自分で行うべき手続きが多く手間がかかることと、中古車市場の相場が影響するため短期間での決断が迫られることです。もちろん車を売却するタイミングは個人の自由ですが、短期間でも査定額に数万円単位の影響が出る可能性が少なからずあります。メリットだけに目を向けず、デメリットもしっかり理解しておきましょう。 

車を買取に出すデメリット1:時間と手間が多くかかる

デメリットとしてまずあげられるのは、下取りに比べて時間と手間が多くかかることです。特に売却が決まると即時引き渡しとなるため、代車が用意されない場合は、必要であれば自分でレンタカーを探さなければならず、手間とコストがかかります。 また、売却契約を結ぶ際には必要書類を揃えなければならず、売却する車によっては印鑑証明を取得しなければなりません。そのときは、市区役所へ行くための時間が余計にかかります。

車を買取に出すデメリット2:査定額が相場に左右されてしまう

買取は高額査定が期待できる一方、高額査定の要因となる中古車市場の需要が少なくなれば、全体的に相場が低くなり、査定額にも影響を及ぼします。つまり買取は査定したときの査定額が高くても、悩んでいるうちに査定額が低くなっている場合があるのです。提示された査定額が高いかどうか判断するには、あらかじめ普段の相場を調べておくと安心です。ネットで検索すると大まかな査定額がわかるので、参考にしてみましょう。

車を買取に出すデメリット3:提示された査定額の期限が短い

買取で提示された査定額は中古車市場の相場に左右されているため、車を引き渡すまでの期限は大抵1週間程度と短い場合が多いです。中には、出張査定の段階で決断してもらおうと、強めに出てくる買取店も存在します。 しかし慌てて決断すると、後からキャンセル料がかかったり、最悪の場合キャンセルできない段階まで進んでしまっている危険性があります。期限は短いですが、できるだけ即決は避けましょう。

下取りに向いている人の特徴は?

新車特約のメリット・デメリット

取りに向いている人の特徴は、多少売却額が低くなっても、手間や時間をかけないことを優先している人です。売却と購入が同じ店で完結するので、購入する車が決まれば、後の手続きは効率よく済ませられるでしょう。 新車が納入されるまでは現在の車に乗り続けられるので、余計な手間もかかりません。そのため、下取りは高額査定を期待せず、効率重視の方におすすめの方法です。

買取が向いている人の特徴は?

補償される場合とされない場合

買取が向いている人の特徴は、時間と手間がかかってもいいから、売却額を少しでも高くすることを優先しています。特に査定額が高くなるプラス要因があるときや、整備記録簿を保管している方は、査定額に差が出る影響が大きくなるため、買取がおすすめです。 また、年式の古い低年式や走行距離が多い過走行車でも買い取ってくれるので、廃車だろうと諦める前に、まずは買取を検討してみましょう。 

買取を検討するなら一括査定を試してみよう

買取を検討するのであれば、一括査定を利用すると便利です。一括査定とは、ネット上で複数の買取店から一括で査定を受けられるシステムで、簡単に査定額を比較できます。ちなみに買取店からの連絡は、電話やメールなどお店によって様々です。 査定額が提示されたら、気になる買取店を選び、実際に査定を依頼しましょう。直接買取店に車を持って行く方法と、出張買取を依頼する方法の二通りがあります。

車を高く売却するための5つのポイント

対物賠償は無制限がおすすめ

車を少しでも高く売却するためには、ポイントをおさえて効率よく売却することが重要です。プラス査定の要因になるものはしっかりアピールし、マイナス査定の要因になるものはできるだけ回避しましょう。ここからは、高額査定に繋がりやすいポイントを5つピックアップしてご紹介します。簡単な事前準備ですが、査定額への影響が出やすい部分でもあるので、マイナスに響かないようしっかりチェックしておきましょう。

車を高く売却するポイント1:繁忙期に査定に出さない

車が売れる繁忙期は、既に在庫を揃えている可能性が高いので、査定に出すのは少し待っていた方が高額査定に繋がりやすいです。とはいえ、中古車市場は回転速度が速い状態を維持したいと考えているので、繁忙期が落ち着いた時点で早めに査定を依頼しましょう。 在庫が少ない状況のときは、どのお店でも買取に力を入れるため、高額査定に繋がる可能性が高まります。売却する時期は、交渉を有利に進めるための重要なポイントなのです。

車を高く売却するポイント2:買取相場が上がる時期を狙う

買取相場が上がる時期は、1~3月、あるいは9~10月であることが多いです。どちらの時期も、多くの買取店で決算期や中間決算の時期を迎えるので、目標達成のために高めの査定額を提示してくれる可能性が高まります。 特に3月は転勤や就職などの理由で引っ越しシーズンが始まるため、全体的に車の需要が増え、買取相場が上がりやすいです。なので、2月・3月が狙い目となるでしょう。

車を高く売却するポイント3:車のコンディションを整える

車を売却する際はきちんと洗車し、外装・内装の汚れを落としましょう。内装に関しては、煙草やペットの臭いに注意が必要です。芳香剤の類も事前に取り除いておきましょう。車のコンディションをできるだけ整えておくことで、買取店の査定士からの印象は大きく変わります。埃をかぶったような車だと、きちんと手入れされていない印象が強くなり、見る目が厳しくなるからです。

車を高く売却するポイント4:オプションがあるならばしっかりアピールする

査定額にはオプション装備がプラス査定要因となる場合が多いので、買取店が見逃す可能性は低いですが、念のためしっかりアピールしておきましょう。特にメーカー純正のオプション装備は、査定額への影響が大きいです。 また、オプション装備の他にも、衝突回避ブレーキやバックモニターなどの安全装備がプラス査定要因となります。さらに、取扱説明書や整備手帳が保存してあるとより有利です。

車を高く売却するポイント5:キズやへこみは修理しない

車に傷やへこみがある場合、大きさによっては査定額が下がる要因となりますが、修理代をかけて直すと、逆に上がった査定額に対して負担したコストの方が高くなることが多いです。多少査定額に影響しても、傷やへこみは修理しない方が無難でしょう。 また、過去に修復歴がある場合は、後のトラブルを防止するため、素直に申告するのがおすすめです。たとえ修復歴がある車でも、大抵の場合は買い取ってもらえます。

車を高く売りたいなら買取の一括査定がおすすめ!

車を高く売りたいなら、買取の一括査定を利用するのがおすすめです。一括査定はネットで簡単に申し込みでき、1回で複数の店舗から連絡を受けられます。査定額が比較検討できるので、高額に引き取ってくれる買取店を効率よく選択できるでしょう。 買取のデメリットでもある時間と手間が軽減される一括査定を、ぜひ検討してみてください。今まで乗ってきた車ですから、自分にとって納得できる査定額を目指しましょう。

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