未成年の自動車保険はなぜ高いの?低く抑える方法を解説

万が一の事故に備えて「自動車保険」に加入することは、車を運転する人の責務であり、たとえ運転者が「未成年」であっても例外ではありません。しかし、未成年で自動車保険に加入するには様々な制約があるのも事実です。充実した補償が得られるように自動車保険の特徴を正しく理解し、未成年でも安心して加入できるプランを選びたいですよね。

ここでは、「未成年」の自動車保険への加入に関する問題点や掛け金が高額になる理由と出費を少しでも低く抑える方法などを詳しく解説します。

Chapter
未成年の名義で自動車保険の加入はできる?
仮免許中は「ちょいのり保険」には入れない
未成年者の自動車保険料が高くなる理由とは
未成年の自動車保険料を抑えるポイント
まとめ

未成年の名義で自動車保険の加入はできる?

未成年の名義で自動車保険の加入はできる?

車を運転する人は、事故を起こしてしまったときの補償のため、任意の自動車保険に加入することが責務とされています。これは「未成年」あっても例外ではありません。

しかし、実際には未成年のドライバーが単独で保険に加入することはほぼ不可能と言えます。これは未成年の多くは収入が安定せず、毎月の掛け金をしっかりと払うことへの信用が低いからです。
保険会社としてはできるだけ保険料未払いのリスクを低く抑えたいため、親権者の自動車保険に記名被保険者として登録することを優先する傾向があります。毎月の掛け金をしっかりと支払うことができる加入者に責任を持たせる方が良いとされているためです。

したがって、未成年が自動車保険に加入するなら親権者が既に加入している保険の記名被保険者に加えるのがもっとも確実な方法になります。また、保険会社によっては親権者の同意があれば自動車保険に加入することが可能です。

仮免許中は「ちょいのり保険」には入れない

仮免許中は「ちょいのり保険」には入れない

自動車保険には短時間の運転を対象にした「ちょいのり保険」があります。「一日自動車保険」とも呼ばれるちょいのり保険は基本的に24時間単位で保険に加入する仕組みです。数時間から数日など、短時間だけ運転する人でも十分な補償を受けることができる保険として注目されています。

そのため、仮免許中の人でもちょいのり保険に加入することで事故を気にせずに運転できるイメージがありますが、仮免許の状態ではちょいのり保険への加入はできません。これは都道府県の公安委員会が交付する運転免許証を所持していることがちょいのり保険の加入条件とされているためです。仮免許は法律上、警察の許可を得て自動車学校などの教習施設が発行する形になっている物なのでちょいのり保険の加入条件には該当しません。
ちょいのり保険に加入するなら正式な運転免許証を取得するまで待ちましょう。

未成年者の自動車保険料が高くなる理由とは

未成年者の自動車保険料が高くなる理由

同じ自動車保険の契約プランでも、年齢によって毎月の掛け金が異なる場合があります。未成年はその傾向が顕著で、30代の保険料の2倍になるほどの差が生じることも珍しくありません。
保険料は、事故のリスクが大きいほどに高くなります。過去の事故件数の統計によると、年齢別で19歳以下の事故率がもっとも多いことが分かっています。運転技術が未熟なために起こす操作ミスやスピードの出し過ぎが原因で、事故を起こす可能性が高くなるようです。このために未成年者の自動車保険料は、他の年代に比べると高額に設定されています。

また、自動車保険には様々な割引サービスがありますが、中でも掛け金に大きく影響する年齢割引は21歳からスタートします。そのため、割引に該当しない未成年の加入者は相対的に掛け金が高額になってしまうのです。年齢割引はどんなに工夫しても未成年には当てはまらないので素直に受け入れるのが無難と言えるでしょう。

自動車保険には「等級」が設定されていますが、初めて加入した場合は6等級に設定されています。この点も未成年の掛け金が高額化する理由ですが、過去の運転実績から算出されるサービスなので年齢割引と同様に個人の工夫で変えることはできません。

未成年の自動車保険料を抑えるポイント

未成年でも保険料を抑えるポイント

未成年のドライバーが自動車保険に加入するのは高額になりやすいことは否定できません。しかし、保険プランの見直しや加入する保険会社を慎重に選ぶことで出費を抑えることは可能です。

①親権者の自動車保険に加わる

もっとも確実な方法としては親権者の自動車保険に加わることです。親権者名義の自動車保険で設定されている限定条件を変更し、未成年のドライバーも補償の対象に含めるようにすることで出費を低く抑えつつ、十分な補償を受けることが可能になります。

限定条件の割引率は保険会社によって異なるので、場合によっては自動車保険の契約プランそのものを見直すのも効果的と言えるでしょう。複数の自動車保険を比較しながら慎重に選ぶことで出費を抑えることができます。

②通販型自動車保険を利用する

インターネットで契約手続きを完了させる「通販型自動車保険」も未成年ドライバーに向いている方法と言えます。代理店の手数料が発生しないので、その分の出費を丸ごと節約することが可能です。補償対象などの設定を細かく調整できるのも通販型のメリットと言えます。

まとめ

  • 未成年は単独で自動車保険に加入することはできないので、親権者の保険に加わるか同意を得る必要があります。
  • 仮免許は公道での練習のために発行されたもので、正式な運転免許証ではないので、自動車保険への加入はできません。
  • 未成年の自動車保険は運転経験が足りず、年齢割引などのサービスに該当しないので掛け金が高額化しますが、ダイレクト(通販)型自動車保険への加入や親権者の保険の特約を変更することで出費を抑えることが可能です。

【監修】高橋禎美

ファイナンシャルプランナー(CFP)、一種証券外務員。オレンジワイズ代表。
女性のマネーリテラシー向上を目標に、FPとして活動中。自身の経験をもとに女性に多い投資がこわい・わからないという「お金の初心者」に向けてマネー相談、相続相談、執筆、セミナーを開催。
大手アパレル会社に24年勤務し退社。経験を活かしてパーソナルカラー診断、骨格診断をベースにしたスタイリング提案で30、40代以上の女性に支持されている。お金もおしゃれも手に入れたい女性を応援している。

【監修】高橋禎美

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