自動車保険における任意保険とは?自賠責保険との違い

自動車保険には自賠責保険と任意保険があります。任意保険はその名の通り加入が任意のため、保険料を節約するために任意保険に加入しないという方も少なからずいます。
また、自賠責保険と任意保険の違いについてよく知らない方も非常に多いです。
任意保険には加入しなくても本当に問題ないのでしょうか?

そこで今回は、任意保険と自賠責保険の違いや、任意保険の種類任意保険に加入する必要性とメリットなどを詳しく紹介します。

Chapter
どうして任意保険が必要なのか
自賠責保険の補償だけでは足りない
任意保険は主に7種類ある!
任意保険に加入するメリットは3つ!
まとめ

どうして任意保険が必要なのか

任意保険にはどんな種類があるの

自賠責保険は自動車の所有者に加入が義務づけられている保険です。加入が義務付けられていることから強制保険ともいわれています。
一方、任意保険には加入義務がありません。自動車の所有者が「加入する必要はない」と思えば加入しなくてもいいのです。

しかし、結論からお話しすると自動車を運転するのであれば必ず任意保険には加入するようにしましょう。
任意保険に入っていない状態で交通事故を起こしてしまうと、自分で負担しなければならない補償額が莫大になり後悔することになります。

自賠責保険の補償だけでは足りない

どうして任意保険が必要なのか

自賠責保険で補償の対象になるのは対人のみで補償額には上限があります。自賠責保険の補償内容は3つに分類されます。

・傷害による損害
自動車事故を起こしてしまって、相手方に怪我をさせてしまった場合、治療費を始めとする諸費用が保証されます。

・後遺障害による損害
自動車事故を起こしてしまい、相手方に後遺障害が残ってしまった場合の補償になります。後遺障害の内容によって支払われる金額は変わってきます。

・死亡による損害
自動車事故によって、相手方を死亡させてしまった場合の保証になります。もし、事故によって亡くならなければ、被害者が今後得ることができる利益(逸失利益)や葬儀代、慰謝料などが、補償されます。

このように、自賠責保険の補償範囲は事故の被害者への補償のみです。事故を起こしてしまった人への補償や物損事故に対する補償は一切ありません。
あくまで自賠責保険は事故を起こしてしまった際に必要な最低限の補償のみなのです。

自賠責保険で補えない分を任意保険でカバーする!

任意保険は対人だけでなく、対物や自分に対する補償の保険もあり、補償額に上限がないものもあります。また、任意保険は、保険会社が加害者に変わって示談交渉を行う示談代行をしてくれます。

つまり、任意保険自賠責保険ではカバーしきれない分を補償するためのものです。

自動車を運転する以上、どうしても事故を起こすリスクはあります。事故の相手方を死亡させてしまったり、重い後遺障害が残ってしまうと1億円を超える補償が必要なケースも多々あるのが現実です。
また、自賠責保険は、人に対する補償のみになります。事故の相手方をケガをさせてしまったり死亡させてしまったりした場合の補償はあっても、自分がケガをした場合や物を壊してしまった場合の補償を受けることはできません。

任意保険は、相手方の補償だけでなく、事故を起こしてしまった人への補償や物に対する補償など様々な補償を受けることができる保険です。
より大きな安心とリスク軽減のために、任意保険は必須といって良いでしょう。
実際、自動車を運転するほとんどの人が、自賠責保険に加えて任意保険にも加入しています。任意保険の加入率は、対人賠償保険で約75%です。

任意保険は主に7種類ある!

自動車保険の任意保険には、主に以下のような7つの種類があり、自分に合った保険に自由に加入できます。

・対人賠償責任保険
・対物賠償責任保険
・人身傷害保険
・搭乗者傷害保険
・自損事故保険
・無保険車傷害保険
・車両保険

もちろん、すべての任意保険に加入するのが安心ですが、補償を厚くすればすれほどコストは高くなります。あまりにもコストが高くなってしまうと車を保有し続けることが難しくなってしまいますよね?
任意保険を選ぶ際は、車の乗り方、使い方によって決めるようにしましょう。
それぞれの自動車保険の補償内容について説明しますので加入する際の参考にしてください。

賠償責任保険

「賠償責任保険」とは、事故で他人を死傷させてしまった時や建物など他人の所有物を壊してしまった場合に生じる賠償責任に備える保険です。

対人賠償責任保険は、他人にけがを負わせてしまったり、死亡させてしまったりしたときに支払われる保険です。損害賠償責任が科せられた場合に使用することになります。
対物賠償責任保険は、自動車事故の際に他人のものを壊してしまったときに支払われる保険です。ガードレールなど道路附属設備の破損の場合でも使用されます。

対人・対物賠償は相手方への支払われるものですので、ほとんどの人が無制限で加入しています。

傷害補償保険

「傷害賠償保険」は、自分や同乗者がケガをしたり死亡したりした時に補償を受けることができる保険です。「人身傷害保険」「搭乗者傷害保険」「自損事故保険」などがあります。

人身傷害保険は、保険に入っている人が事故でけがや死亡した場合に、過失分も含めた損害額を支払ってくれる保険です。自分自身に支払われる保険ですので、補償額を選ぶことができます。補償額が低いほど保険料が安くなります。
搭乗者傷害保険は、搭乗者傷害保険に自動車に同乗していた人が、死亡または傷害を負った場合にあらかじめ定められた金額で、保険金が支払われる保険です。要は運転していない人にも払われる保険になります。

自損事故保険は、電柱衝突や転落などの自損事故や、相手がいる場合でも相手の過失がゼロである交通事故においても保険金が支払われる任意保険です。
具体的には、自損事故保険契約自動車の運転者や同乗者が、死亡または傷害を負った場合に保険金が支払われる保険になります。

無保険車傷害保険

任意保険に入っていない車や、任意保険に入っていても補償内容が不十分な車との事故により、運転者や同乗者が死亡または後遺傷害を負い、相手方から十分な補償を受けられない場合に、保険金が支払われる保険になります。 

自分が被害者の場合、加害者から慰謝料をもらうことが一般的です。しかし、慰謝料を払えない人も多く、そのようなケースの場合、保険会社が保険金という形でお金を支払ってくれる保険になります。

車両保険

事故だけでなく、火災や台風、盗難などにより自分の自動車に損害が出た場合に支払われる保険です。
車両保険は加入しておくと安心ですが、最近では、保険料を抑えるために車両保険に入らない人や、車同士の事故のみ補償する車両保険を選ぶ人も増えています。

このように、一口に任意保険といっても様々な保険の種類があります。補償内容を参考にしていただき、自分にあった補償を付けるようにしましょう。

  支払われる条件
賠償責任保険 他人を怪我させる、死亡させる。建物や他人の所有物を破壊する
傷害補償保険 保険加入者や同乗者が怪我をする、死亡する
無保険車傷害保険 無保険の車と事故を起こしたとき
車両保険 保険加入者の車に損害が出る

任意保険に加入するメリットは3つ!

任意保険に加入するメリット

自動車保険の任意保険に加入すると様々なメリットがありますが、主なメリットは3つあります。

補償範囲が広くなる

自賠責保険でカバーできる範囲は対人補償だけです。自分や同乗者のケガ、後遺症、他人の所有物を壊してしまった場合の補償はありませんし自動車が壊れてしまった場合の修理費も補償されません。
一方、任意保険には様々な種類があります。任意保険に加入していれば補償範囲が広くなり、万が一の時に備えることが可能になるのです。

保険会社から事故を起こしたときのサポートを受けることができる

任意保険に加入していれば、事故の処理を保険会社に任せることができることが一般的です。事故の相手との示談交渉や代車や代行の手配なども行ってくれる保険会社もあります。

事故を起こすと誰しも少なからず動揺するでしょう。保険会社のサポートを受けることができることは精神面においても大きなメリットがあります。

保険会社独自のサービスが受けられる保険もある

自動車保険の任意保険に加入すると、保険会社独自のサービスを受けることができる保険もあります。
たとえば、事故以外で自動車が故障した場合、レッカー車や代車を手配してくれたり、車両トラブルが起きた際、簡易的な修理をしてくれたりするサービスが一般的です。

まとめ

  • 自動車保険の任意保険は加入するメリットがたくさんあり、車を運転する人のほとんどが自賠責保険と任意保険の両方に加入しています。
  • 任意保険に加入しなければ補償範囲が限られてしまい、事故を起こした際に自己負担がより重くなってしまう可能性があります。
  • 任意保険にはいくつもの種類があり、自分に合った保険に加入することができます。

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