自動車保険を中断(休止)する中断証明書とは?その発行条件についても解説

自動車を廃車、譲渡をしてしばらく利用をしない時は自動車保険を解約をすると保険料の負担がなくなりますが、解約をして7日を超えると今の等級を維持することができません。
だからといって等級を維持するために、車がないのに保険料を支払うのももったいない

そんな時には中断証明書を活用しましょう。以下、中断証明書とは何か?発行の要件や発行方法、再開する時の手続きまで詳しく解説します。

Chapter
中断証明書とは?
中断証明書が発行できる要件
中断証明書の発行方法
中断証明書で自動車保険を再開する方法
中断証明書で自動車保険を再開できる要件
まとめ

中断証明書とは?

自動車保険は中断できる?中断のメリットは

中断証明書を保険会社に提出することで、自動車保険の等級を解約日または満期日から最長10年間保持することができます

自動車保険に加入をしていると、自動車を譲渡、売却するなどの理由で車を手放し、自動車保険が一時的に必要なくなることがあります。
そのような時は、乗る車がないので自動車保険を解約をすればその後、保険料を支払わなくて済みます。

しかし、解約後7日を超えると現在の等級は維持できず、新たに自動車保険をスタートするときは新規の6等級から再度スタートすることになります。
これは無事故で自動車保険を使わずに7等級以上の高い等級を維持していた人にとっては、非常にもったいないと感じるはずです。

このような場合、解約後に保険会社から「中断証明書」を取り付けることで、現在の等級を解約日または満期日から最大10年間維持できるようになります。

中断証明書が発行できる要件

中断証明書の発行手続きに必要な書類

中断証明書を発行するためには、以下のいずれかの事由を満たす必要があります。※1)

①中断する契約の等級が7等級以上であること
自動車保険の解約日(または満期日)から5年以内であること。※2)
③保険を中断する自動車に以下の事由が発生していること
 a.契約の車を廃車・譲渡・リース会社に返却した
 b.契約の車が盗難された
 c.契約の車を一時抹消登録した
 d.契約の車が災害によって滅失した
 e.契約の車の車検が切れた
 f.他の契約の減車などにより、解約日または満期日以前に他契約の車と入れ替えた場合
 g.契約者または主に運転をする人が、解約日または満期日から6ヵ月以内に転勤などで海外に渡航した場合、かつ、当該自動車保険の契約が帰国日前に締結した最後の契約であること

※1)保険会社によって中断証明書の発行要件が異なることがあります。
※2)解約後または満期後からの手続き期限も保険会社によって異なります。5年または13ヵ月以内が一般的です。

中断証明書の発行方法

中断証明書の発行自体は保険会社に連絡をして、「中断証明発行依頼書」を取り付けます。中断証明発行依頼書に必要事項を記入して、保険会社に返送をすると後日、中断証明書が送られてきます。

中断証明書の発行に必要な書類は以下の通りです。※3)
・中断証明発行依頼書
・中断前の自動車保険証券(コピー可)
・廃車や譲渡、リース業者へ返還したことを証明する書類

※3)保険会社によって異なります。詳細は保険会社か代理店にお問い合わせください。

中断証明書で自動車保険を再開する方法

自動車を再度購入して自動車保険が必要になった時に、保険会社か代理店に「中断証明書」を提出すれば、当初の等級をもとに見積もりを作成してくれます

なお、自動車保険を再開するときは、解約時の保険会社と異なっていても問題ありません。解約した時の保険会社の中断証明をそのまま提出しましょう。

中断証明書で自動車保険を再開できる要件

中断証明書を使用して自動車保険に加入する方法

中断証明書を使って再開できる要件は以下の通りです。

解約後10年以内であること
新しい車を購入してから1ヵ月以内であること
・海外渡航の場合は、新契約の始期日が出国翌日から10年以内、かつ、帰国日の翌日から1年以内であること
・中断証明書に記載されている車の用途車種が自家用8車種※4)であること

※4)自家用8車種とは…自家用普通乗用車、自家用普通軽自動車、自家用軽四輪乗用車、自家用小型貨物自動車、自家用軽四輪貨物車、自家用普通貨物車(0.5トン以下)、自家用普通貨物車(0.5トン超2.0トン以下)、特殊用途自動車(キャンピングカー)

また、中断証明書を使用して自動車保険を再開する場合、同居の家族でも等級を引き継ぐことができます
中断証明書を使って等級を引き継げるケースは、次の被保険者の要件と車両所有者の要件をともに満たしている必要があります※5)。

・被保険者の要件
 a.中断証明書に記載されている被保険者
 b.aの配偶者
 c.a.b.の同居の親族

・車両所有者の要件
 a.中断証明書に記載されている車両所有者
 b.中断証明書に記載の記名被保険者
 c.b.の配偶者 d.b.c.の同居の親族 ※5)要件が保険会社ごとに異なる可能性がありますので詳細は保険会社か代理店にお問い合わせください。

まとめ

  • 中断証明書を利用すると廃車や譲渡など、車を解約してしばらく乗らない時、解約日または満期日から最大10年間、等級を維持することができます。
  • 中断証明書を発行するためには、中断する車が所定の要件を満たしている必要があります。
  • 自動車保険を再開するときに、中断証明書を提出すれば有利な等級で自動車保険を再開できます。なお、解約前の保険会社と異なる保険会社でも中断証明書は使えます。
  • 中断証明書は同居の親族でも等級を引き継げることがあります。

【監修】金子賢司|かねこけんじ

東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。
以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
<保有資格>CFP、損保プランナー、生命保険協会認定FP

【監修】金子賢司|かねこけんじ

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